そのあとは、猛暑が続いている。
梅雨明けの遅れに伴い、今年の梅の天日干しは、例年に比べかなり遅れてしまった。
梅は、毎年マンションのバルコニーで干している。
干す作業は竹で編まれたザルを使うのだが、最近はこのザルを色々なハーブティーを作るのに使うため、不潔というわけではないのだが、結構汚れていた。
ということで、梅雨明けと同時に梅を干したかったのだが、
まず、梅雨明けの日は、ザルを洗って、ザル干し。
この後の作業が、梅干し作りの最終段階、梅の天日干しだ。
梅を漬けた瓶から、ザルに1個1個移していく訳だが、梅の色付きの状態、硬さ、大きさなどを確かめながらのこの作業、梅の状態がいいと安堵する。
今年の梅は上等だ!!
さて、この梅の干し方には個性が出るようだが、我が家では適当。
大体、3日3晩干して、十分縮んだと思えるところで取り込んでいる。
こちらは2日目(昨日)の朝の様子。
ザルの下の風通しにも注意を払っている。
2日程干すと梅の表面が乾いてくる。 |
シソの方も干す方が多いようだが、我が家ではこちらは干さない。
しなやかさを保ったまま置いておきたいので、梅が干されている間は梅酢とともに瓶の中で留守番だ。
今年はこの大小の2つの瓶に大梅を漬けていた。 梅を干す作業が終わると、梅が縮むので大きな一瓶に収まってしまう。 |
梅を干すときは、夜も夜露に当てた方がいいとのことだが、万が一雨が降ると完全に濡れてしまうので、習慣的に夜は室内に取り込んでいる。
そして、今日の夜、梅を干し始めて4日目の夜になるのだが、梅を取り込んだ。
結局、今年は4日3晩干す形になった。
最終日は、大梅を1つのザルにまとめ、小梅の方も半分程一日だけ干すことにした。
これは今日(4日目)の朝。縮んだので、1つのザルにまとめた大梅。 |
小梅の方は、瓶の半分取り出したところで丁度ザルいっぱいになった。
一日干すだけで、小梅の場合は十分に縮む。 |
こちらは干さずに残している小梅。 干したものかどうかは見た目で違いは分かるはずだ。 干したもの、干さないもので食べ比べをしてみよう |
そして、これが瓶に戻す前の梅。
十分にシワシワになっているが中の梅は柔らかい。
こちらは、今日瓶に戻したあとの梅。
出来上がった梅干しの量は我が家で1年間で消費するのに丁度良いように思われる。 梅酢は減ったので、小さな瓶の梅酢を足したがそれでも漬からない梅が出ている。 もちろん干した梅は梅酢に戻さなくてもいいのだが。 |
ということで、今年の梅干し作りは完了だ。
最後に、干し終わった大梅や小梅も味見したが、どちらもこれまでで最高のように思われた。
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