2015年8月4日火曜日

2年前に買ったEM1。活性液作りがうまくいかず置きっ放し。勿体ないから再度挑戦してみた。土嚢袋のトマト。

暑い日が続いている。
こんな日は、畝に直接植えた野菜より、土嚢袋に植えた野菜の方が先に水不足になる。
こちらは、土嚢袋に植えたトマト
トマトは、極力与える水を制限した方が実が甘くなるとのこと。
窓辺にあると、枯れる寸前の水やりというのが出来るからいい。
確かに、このトマト、美味しいのだ。

このトマト、スペイン土産の種から育てたものだが、もう2mを超える高さになっている。
少しづつではあるが、ここのところ確実に立派なトマトが収穫出来ている。

この冬、同じ窓辺では私の作ったザボンの家にメジロが遊びに来ていた。

この時期は、窓の内側からメジロを眺めるのではなく、トマトの葉の状態をチェック出来るので、明らかに水不足と分かるときだけ水をやるようにしている。
スペイントマトは畝にも植えているが、この育て方、畝のトマトにも負けていないのだ。
トマトは、来年も1本はこの窓辺の土嚢袋で育ててみよう。


さて、日に照らされたところに置かれているこのペットボトル。
何が入っているかというと、久しぶりにEM1活性液を作ろうとしているのだ。
10日程前、EM1活性液作りに久しぶりの挑戦だ。
1年間で一番暑い今の時期ならうまくいく?


我が家の畑の土作りの一助にしようと、EM1という製剤を購入したのは、もう2年も前の話だ。
有用微生物群(EM)というのがあって、琉球大学の先生がこれを農業用に製品化されたものがEM1だ。


活性液はEM1と糖蜜を米のとぎ汁に入れて活性液を作るのだが、うまく作れたという目安は、液の色が赤っぽくなり、甘いいい香りがして、PHが3.5近くになるということらしい。
昨年まで何度も、この活性液作りをトライしたのだが、何が悪かったのか分からないが、うまく行った試しは一度もない。
PHは、ほとんど7近くのままだったのだ。

うまく作れなかった活性液は、畑に撒くのをためらって、雑草堆肥に入れていた。
そんな失敗したと思えた液でも確かに悪臭が減り、堆肥化が早かったような印象はある。
それなりの、効果のある活性液になっていたのかもしれない。

ということで、2年間も置きっ放しにされていたEM-1原液。
蓋を開けてニオってみると、最初買った時と同じ臭いがする。
EM1原液も糖蜜も大量に余っているのだ。
このまま使わない手はない。
この猛暑の時期ならうまくいくかも思い再挑戦することにしたのだ。

臭いが変わらないということは、2年経ってもまだ有用微生物が生きているということだろう。
ということで、上の写真のように、10日前、糖蜜と米のとぎ汁を用意した。

今回は、以前作ったときと同じように、レシピに沿って厳密に作るのではなく、私の天性の感に頼って、適当に調合した。


1週間経った。液の色はいい感じに赤っぽい透明だ。
 蓋を開けると、プシュウとガスが少し出てきた。
匂いも、いい感じだ。
そこで振ってみると、また茶色く濁って、少し泡ぶくが出てきた。


ま、今回は気にせず畑に使ってみることにしよう。
一応、PHを調べてみた。
コップに活性液を入れ、土壌PH計を入れてみた。
さて今回も、PHは7近くだったのだろうか?
いや、PH6.2だ。
目標のPH3.5にはほど遠いが、これまででは一番の出来のようだ。

出来た液を植物に与える場合は、500〜1000倍に薄めて使用するらしい。
さっそく、500倍の希釈になるように、コップに入れた50mlの活性液を、25Lの水に薄めて菜園に撒いてみた。水不足気味だった土嚢袋のトマトにも少しこの水を与えてみた。
雨が全く降らなくても、ペットボトル1本分の活性液で、1週間くらいの水やりが出来そうだ。
もちろん、効果の程はすぐには分からない。
ただ、これだけ薄めれて使えば、植物に害になることはないだろう。
この夏は、この活性液をペットボトルに何本か用意して水やり時に撒いてみよう。


0 件のコメント:

コメントを投稿