男体山中腹から望む中禅寺湖。 |
今回の2泊3日の山歩き、1泊目が中禅寺温泉、2泊目が湯元温泉に宿を取った。
日光近くの山では、以前全く同じ時期に群馬県側の日光白根山や赤城山には登ったことはあったが、男体山を代表とする奥日光の山歩きは初めてだ。
東照宮にも行ったことがなかったので、一度は行ってみたかった。
とにかく、秋の行楽シーズン。
いかに渋滞に巻き込まれない旅をするかを頭において予定を立てた。
1日目は朝早く福岡空港から羽田へ。
羽田からはレンタカーで首都高速〜東北自動車道で宇都宮インター、そこからは日光宇都宮有料道路で中禅寺温泉のペンションへ。
紅葉の時期に、激しい渋滞の様子などが紹介されるいろは坂付近は紅葉が始まってなかったので、私が通った時間帯は全く渋滞がなかった。
旅行1日目は曇天。 |
そこで、宿の駐車場に車を置いて、まずは華厳の滝まで散歩した。
霧の中、なんとか確認できた滝。 |
そのあと、近くの茶の木平への遊歩道を散策した。
時間の関係で、今回は途中までちょっと足慣らし。 道は、茶の木平から半月峠の方に続いているようだった。 |
雨上がりの天気で足場が少し悪かったが、心地いい散策路だった。 |
夕食時間までの時間に、近くにある半月山にも登ってみようかと、頂上まで20分で登れるという駐車場まで車で行ってみたのだが、そこに着くとガスのため全く視界が取れなかった。
宿から半月山駐車場までは15分。 ここは途中の見晴台。ここではまだ視界が開けていたのだが。 半月山駐車場に着くと濃霧で下界も山道も全く見れず、短時間登山は諦めた。 |
2日目の朝は、前の日と打って変わって晴天。
宿から男体山が一望できた。
見た目、私のような三流の登山者にとっても、楽勝の山のように見えた。 |
しかし、男体山登山、1200mあまりを一気に登る山なので、結構足にきた。
4〜5合目くらいの紅葉がとても綺麗だった。 |
嬉しくて、思わず飼い主に頼んで記念撮影。
登頂できて、犬君たちも満足そうだった。 私は被写体に向かないので、手だけが写っている。 |
膝はかなりガクガクになっていたが、予想より少し早く下山できた。
次の宿に行く途中は、戦場ヶ原の黄色く色づいた木々を通り過ぎ、湯ノ湖近くに車を止めて、少し散策した。
この辺りは、紅葉が少し始まりかけていた。 |
もう少し時間をかけて、この辺をゆっくり散策するのも気持ち良さそうだった。 |
湯ノ湖南端にある湯滝は、70mの高さを落ちる水が豪快な滝だ。
その側を、最上部から下にある観瀑台まで階段の遊歩道がついている。
滝の流れを側に感じながらの観瀑台までの降り、昇りは心地よかった。 しかし、ガクガクの足には結構堪えた。 |
2日目の宿は、私が大好きな硫黄温泉で、ゆっくり体を休めることができた。
そして、3日目は東照宮を訪ねたのだが、朝7時半に宿の朝食を済ませて、8時半過ぎには東照宮の駐車場に着いた。
駐車場に入る時は4〜5分待ちだったが、駐車場から出る頃は、近辺の道は大渋滞。
早い時間に寄っていてよかった。
東照宮では、おびただしい数の龍に出会った。 いかにも時の権力者、徳川家康が祀られた神社といった様相だった。 |
羽田空港に帰る途中、東北自動車道から首都高速に入ってしばらくすると、渋滞マークが出ていたので、初めて都心に車で降りて、空港までの道をドライブをした。
日曜だったので、予想通り都心の道はガラガラ。
信号で止まるたびに、「上野だ、銀座だ、品川だ」と街を見渡しながら楽しめた。
というような感じで、今回の山歩き旅行、渋滞に巻き込まれず満足な旅だった。
あとは、ガクガクの足が何日くらいで元に戻るか?が気になっている。
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