2013年1月26日土曜日

3段重ね収穫堆肥がウェットになり過ぎないための受け皿の工夫

最近のどんぶり型3段重ねのミミズ小屋では一番下の段がウェットになり易かった。
もちろん冬瓜などの餌によるところもあった。
しかし、構造的な問題もあったのだ。

これまでの最下段は下の写真の右下にある浅い受け皿にすっぽりハマる形になっていた。
だから、受け皿に液肥が一杯になると、その液肥がそのまま最下段の堆肥側に染み出していたのだ。
そこで、まず手元にあるもので代用しようとバケツを据えてみた。
これなら溢れんばかりの液肥が出ても最下段の堆肥に染みてくる心配はない。
しかし、実際はこのバケツの1/10も液肥が溜まることはないのだ。

右の茶色い皿が元々あった受け皿。
その皿に代えてバケツを据えてみた。
それに、問題としては不必要に背が高くなってしまうこと。
実際、元あったところにおいてみると、横の3段重ねと高さの差は歴然!

これじゃ狭い作業場がいよいよ狭くなる。

そこで、近くの100円ショップの台所用品売り場で受け皿になる器を買ってきた。
どんぶり型プランターがぴったり重なること、すっぽり入ってしまわないこと、
そしてバケツよりはるかに浅いこと器の条件だ。
この器は受け皿としての条件を満たしているはずだ。

さっそく据えてみた。バッチリだ。
新しい受け皿、こんな感じなら合格だ。

元あったところに置いてみた。以前より僅かに背は高くなるが十分許容範囲だ。

青色のカヴァーが付いているのが新しい受け皿を敷いたもの
以前の3段重ねが左側(緑色のカヴァー)に見える。それより7〜8cm高くなるが十分許容範囲だ。

これで、どんぶり型3段重ねの堆肥収穫時、最下段がウェットになる要因の一つは解決した。

箱型3段構えでも、収穫時に同じようにウェット堆肥の問題が生じている。
そこで、四角い形の受け皿でとなる、ぴったりハマり、且つ液肥がしみ込まない、というような適度な高さのある容器を探している。
ところが丸い容器より四角い容器の方がぴったり来るものを探すのが難しい。適当な容器がまかなか見つからない。
ということで、この3段構えでは、ハマってしまう受け皿と最下段の間に、硬い網を入れ受け皿に最下段がハマり込まないような応急処置をしている。

一方、ボックス3段重ねもそれに合う受け皿を見つけるのは難しそうだが、元々ある蓋2枚で2重構造の受け皿を作り、今のところ問題を生じていない。
これがボックスの受け皿、蓋を2枚重ねにして使用。上の皿には穴があいている。
液肥は下の皿に溜まる。降りてきたミミズ君やウェットな堆肥などは上の皿に留まる。
この状態で少々液肥が溜まっても大丈夫のようだ。
さて、昨年末から軌道に乗ってきた3段重ねのミミズ小屋。その弱点を少しづつカヴァーしながら堆肥収穫を続けている。

これからの大きな山場は6月からの暑さだろう。
これまでのミミズ小屋でこの時期何度かミミズ君の全滅事件を味わった。
3段重ねの小屋では、今までにも増して多くのみみず君がいる。
また、現在は孵化寸前の卵が小屋内に大量にあるので、春からはミミズ君の数が更に増えるだろう。
ミミズが極端に増えた状況で、もし小屋の内部が発酵したらそれこそ悲惨だ。

ま、先のことは分からないが、今回のように問題が生じるたびに小さな改良を加えながら、今のペースを落とさず、ミミズ君たちにはそれぞれの小屋で立派な堆肥を作ってもらおう。


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