2013年1月9日水曜日

ミミズ君の餌:カリフラワーの茎、この時期1ヶ月ではほとんど食べられず

1ヶ月程前、冬瓜実験が終わった観察小屋にカリフラワーの茎を入れた。
以前、ブロッコリーの茎を大きな塊のまま与えたら2ヶ月くらい食べ切れていなかったのでカリフラワーではどうだろうという軽い気持ちで始めた食べ方実験だ。
カリフラワーの茎の硬さは結構硬い部分が多かったので割と小さめの刻んだ
ミミズ君は冬瓜実験に参加してもらった30匹にそのまま参加してもらった。
下の写真が設定時の観察小屋。

さて1ヶ月でどれくらい食べきれただろうか?

まず外側からの観察だ。カリフラワーが食べきれずに残っているのは見える。
今日も午後からどんどん寒くなってきたがミミズ君は元気そうだ。

そこで、広皿に内容を取り出してみた。
ミミズ君は全く問題ない。極めて元気な状態だ。
一部に環帯が膨らんだ妊娠ミミズもいたが、卵や赤ちゃんは見当たらなかった。
 さて、問題のカリフラワーだが、緑の葉っぱ部分は見当たらなくなったが、茎の部分はほとんど食べられてないようだ。触ってみても刻んだ時のそのままの姿を保っているものが多い。
ここまで食べられていないとは思わなかった。
これを見ると、ミミズ君の新たな餌の実験は冬の時期は外した方が良さそうな気がする。

ま、予想通り、というか予想以上にカリフラワーの茎は食べられていなかった。
茎が硬いこともあるが、やはりこの寒さも一因だろう。
寒いこの時期に餌実験をおこなうのはどうやら不適切に思える。
確かにこの時期、ミミズ小屋の餌を覗いてみても、比較的よく食べられているのは冷凍解凍後の柔らかい餌だけで、芋類や葉っぱ野菜の茎など生で与えたものはほとんど食べられてない。

カリフラワーの茎は30匹の元気なミミズ君と共に、そのまま観察小屋に戻した。
1ヶ月後の再チェックするが、その時これらが食べられてしまっているなんてあり得ないだろう。それでも、ミミズ君はこの寒さの中でも極めて元気なので、食べ具合いの方はあまり気にせずのんびり見ていくことにする。

ただし、この時期食べ方が遅いというのも大事なデータだ。
そこで今回の実験のデータと、時期を変えて同じ餌での食べ方の比較はやってみよう。
つまり、春先以降に同じ大きさの観察小屋で、ほぼ同じ量のカリフラワーの茎で、30匹の元気なミミズによる食べ方実験をおこない、今回の実験結果と比較してみようと思う。

ということで、ミミズ君の新しい餌による食べ方実験は、この寒い時期しばらくはお休みとする。

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