2013年1月3日木曜日

年初めの果樹園&竹の切り出し

今日は、竹の切り出しをした。
そのついでに我が家の果樹園の方にも顔を出した。
竹切りが目的だったが果樹園の方に足を運ぶとやるべき仕事がたくさんある。

まずは果樹園の方の様子。
みかん(八朔&伊予柑)の一部収穫をおこなった。あちこちにサル予防用の両面テープを張っていたが、場所によっては剥げていた。それでもサル被害はなかったようだ。
サルにとって12月に食べ放題やられてしまった温州みかんの方が皮が柔らかく食べ易かったのだろう。
これは八朔

剥げかけた両面テープ。
これじゃとてもサルに対して効果あるとは思えない。私の知恵はサル知恵以下?
来年は温州みかんに対して集中してサル予防対策をとろう。
この八朔には両面テープが張ってある。サルが一番手をのばしそうな実に巻いていた。
20日程しか経っていないが、今日収穫して触ってみたら、残念ながらべたつきは全くなかった。
両面テープの性能にもよると思われるが、雨に濡れたらべたつきは無くなるのだろうか?

一方、下の写真は昨年台風が近づいたとき、根こそぎ倒れていたイチジク。
2本ある木のうち1本だ。根が地面から飛び出していたし、幹はカミキリムシの幼虫が穴だらけにしていた。これまでも何度か枯れかけた木だったので今回はさすがにダメかと思われた。
大幅に切り込んで、竹で支柱を作り固定、虫予防にはボンドと殺虫剤を使った。
今日見てみると、木は倒れていなかったし、至る所に新しい芽が吹いていた。
どうやらしっかり生き残ったようだ。
虫予防のボンドも機能しているかもしれない。

4本ある梅の方は、大梅も小梅も花芽がいっぱい付いていた
こちらは枝が込み合っていたので剪定をおこなった。
今年も6月の梅ちぎりと梅干し作りが楽しみだ。

2本ある富有柿の木も剪定をおこなった。

タラの木は少し増えすぎて夏になるとジャングルみたいになる。
たらの芽は春先店先に並ぶのでご存知の方も多いだろう。
これがタラの木の花
これは9月初めに花をつけたところ。12月には花も葉も落ちてしまって幹だけが林立する形になる
 タラの木は茂るとうっそうとなる。
根が横に張り、そこから新しい芽が出てくる。このタラの木は園芸種だが繁殖力は自然のものより強い。

林立していたダラの木も少し整理した。春の山菜は食べる分取れればそれで十分だ。


さて、数時間果樹園で仕事をしたあと、今日のメインイベント、竹の切り出しだ。
この竹についてはなかなか使い途が見つからないということで、昨年8月一度このブログで紹介したことがある。
今のところ物干し竿と植木の支柱に数本を使っているだけで、もう少し役に立てたいと思っている。
今日は下の写真のようにちょっと多めに切り出した。
実はやりたいことがあるのだ。
ずっと先の話になるが、カボチャの空中栽培を2階建ての棚でやってみようと思っている。その棚作りにこの竹を使おうというわけだ。なかなか竹を切り出すゆっくりした時間が取れないので、少し早いがこの正月休みに切り出しをした。

今日切り出した竹。これでカボチャ用の棚、それも2階建てのものを作ろうと思っている。
下の写真は竹を切り出したこれはオババん家の竹林だ。
タケノコが6月頃採れていたので真竹だろうか?
小さな道路を挟んで私の果樹園のしたに広がっている
最近管理されてないのでうっそうとして、足を踏み込むのに躊躇するくらいだ。


今回竹を切り出したところには人が通れるくらいの通り道と、中にも少しスペースが出来た。これで6月の、タケノコ取りはやりやすくなると思われる。
竹林の中で仕事をしているとなぜか別世界に入ったような錯覚に陥る。
周りに見えるものは竹だけというのは、何とも不思議な空間だ。
うっそうとしているので光もほとんど入らず非常に暗い。
風が無いと静寂な雰囲気が広がり、すごく落ち着いた気分になる。
風が吹いてくると、あちこちで竹同士がきしむ音がする。不安をそそる音だ。どこかにイノシシが隠れているのではないかと廻りを見渡してみたりする。
中の方には竹を切り出して少しスペースが出来た。
中央に出来た竹林に入る入り口、これが別世界に入る入り口だ


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