2013年1月16日水曜日

白い虫は小バエ(B−29)の前身じゃなかった。ヤーコン収穫

3週間程前、ウェットな堆肥の中で出会った真っ白な6〜7mmの細い虫。
その時20匹程集めて観察小屋の中で飼育を始めた。







2週間程前
観察小屋の中を上から覗いてみた。
表面に見えた虫はその大きさから、小バエ(B−29)の幼虫を思わせた。
下の写真はその時のシマミミズの卵の近くにいた白い虫のアップだ。

よく見ると小さな足らしきものが見えているので幼虫だろう。
さて、2週間経ったので中の様子を見てみよう。
今日、赤いフットボール型のサナギが見えることをイメージしていたが、実際はそうではなかった。
まず表面から見てみると白い虫が居ない。よく見ると屍骸のようなものがる。
下の写真はシマミミズの卵の側の様子。そこに居たはずの白い虫は居ない。
茶色く縮んで少しカビが付いている感じのものがある。どうやらここに居たあの白い虫は死んでしまったようだ。

白い虫が居たところは少し亡骸様のものにカビが絡まっていた。
そこで、観察小屋の中身を皿に移して以前白い虫だったと思われる虫が居るかどうかを見てみた。
何となく、灰色がかって美しくない、何かのサナギのような虫が居る。
間違いなくあの白い虫が変化したものだ。20匹入れた白い虫は、かなりのものが死んでしまったようだ。中に見えるサナギのようなものは5匹程だ。
赤いフットボール型のB−29のサナギとは明らかに異なる。
これ以上、この虫を経過観察していくことは、気が乗らないが、ここまで見てきたので一応これらの虫を元の観察小屋に戻しておいた。行く末は、やはり別の種類のハエなのだろうか?
どうやら白い虫はサナギになったようだ。あの白い虫がB−29の幼虫でないことだけは間違いなさそうだ。
今のところ観察小屋の中には、この虫が成長したと思われる成虫の姿は見つからなかった。


ところで、今日はヤーコンを収穫した。
ヤーコンは、葉でお茶を作り、芋を生で食べている。
ジャガイモや里芋、サツマイモより栽培が簡単とされるヤーコンだが、
今年は畝が狭かったためかかなり小振りだ。

見た目はサツマイモに似ているが味はナシに似ている。
今年は出来はが良くなかったが、それでも十分食べる分はある。
食べ方は色々あるようだがサラダにして食べるのが一番好きだ。
ところで、下の写真でピンク色したコロコロした感じのものがヤーコンの親芋だ。
親芋は硬さもあり、少々保存状態が悪くても腐れたりしない。
この親芋でこの春には元気な苗を7〜8本作ろうと思っている。

来年はもう少し広い畝で、もうちょっと立派なヤーコンを作りたいものだ。





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