2013年4月7日日曜日

イチジクの挿し木。2月と11月植えたもの、芽が出たのはどちら?

果樹園にある2本のイチジクがあるが、時に虫にやらててピンチになる。
去年は大風の時、1本が根こそぎ倒れていた。
下の写真のようにで根が半分程地上に露出していた。
去年9月大風で根こそぎ倒れた。芽はしっかり出て、まだ生きていた。
倒れた木を見てみると、やはりカミキリムシの幼虫にやられていた。
イチジクの木自体がかなり弱っていたようだ。
そこで、虫の退治をして、ボンドで穴を塞ぎ、大幅な剪定をした。
残ったのは約1mの幹だけ。大幅な剪定をおこなった。


今日見てみると、弱っていた木はしっかり復活していた。
下の写真は幹の大きな穴にボンドを詰めたところ。
ボンドの効果は続いているようだ


新芽もしっかり出てきている。完全復活だ。
この時期、山菜採りは出来ても雑草取りは出来ない。管理不行き届きだ。


今回は復活したが、今後のことを考えると、今の管理が行き届かない状態では2本のイチジクの木が全滅することもあり得るかもしれない。

そこで、昨年11月に予防に挿し木を行ってみた。
今すぐ、苗が居るというわけではないのだが、根付くかどうかのチェックと、うまくいけば1本くらい目の届くところで育てておこうと思ったのだ。

挿し木をしたのは3本。

その後、果樹に関する雑誌を読んでいたらイチジクの挿し木は2〜3月がよいと書いてあった。
昨年11月挿し木をした時はそのことを知らなかった。

本を読んだのが丁度2月だったので、その月に挿し木を追加してみた。
下の写真で太い枝は昨年11月に挿し木したもの、そして細い枝(8本ある)は今年2月に挿し木したものだ。

実際は1根付いてくれればよいのだが、こんなにたくさん挿し木した。

今日見てみたら挿し木したものから芽が出ていた。

さあ、芽が出たのはどの時期に植えた挿し木だろう?


その結果が下の写真。
細い方の枝だけが芽が出ている。しかし、太い枝も枯れてはないように見えるが?

写真では分かりにくいが、よく見ると細い枝はほとんど芽が出ている。
11月に植えた太い3本のうち2本は芽が出る気配が全くない。

何と芽が出たのは全て2月に植えた細い挿し木だった。

雑誌に書いていた通りになった。
それにしても、芽が出てくれるのは1本で良かったのだがたくさん芽が出てしまった。
これからこの芽が伸びてくる苗木をどうしようか?



さて、昨日今日と爆弾低気圧のため全国的に被害が広がっている。
幸い、こちらでは被害は出なかったが、風は強かった。
しだれ桜の花びらが飛び散って、道路は雪でも積もっているかのようだ。
夕暮れ時、西の空には厚い雲から夕日が差していた。
明日はやっと晴れになりそうだ。




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