2013年6月30日日曜日

2013年6月ミミズ君総括

今月は早くから梅雨入りしたのに空梅雨、やっと台風4号の力を借りて雨が降った。
降り出してからは十分の雨だった。


6月のミミズ小屋は赤ちゃんがどんどん生まれていた。
ただ、この時期は畑仕事が忙しく、収穫した堆肥は即刻畑の土壌改善のために出動している。
畑に撒く堆肥の中には、多くの赤ちゃんが紛れたままだがそれは仕方ない。
餌としては、梅の実が活躍。与えすぎると発酵などが問題になるが適量だと非常にすばらしい餌だ。その他、撤収したあとの大量の野菜屑もそのほとんどが餌になった。


の方は収穫の方が急に忙しくなった。
ジャガイモ、キューリ、ナス、ピーマン、ズッキーニ、シシトウ、青シソ、インゲンなど。収穫量は程々がいいのだが、ジャガイモとキューリはちょっと多め、ナスとインゲンは少し少なめだ。

果樹園の方は梅の収穫を楽しんだ。豊作過ぎて全部収穫出来なかったのは心残りだったが、梅干し作りも順調にいっている。
ビワも鈴なりだったが、味が淡白で、実も小さく、あまり収穫する気が起こらなかった。


それでは、現在12個あるミミズ小屋の現況報告だ。

金子3段:6/16堆肥収穫。
今回は、残っていたミミズが若干少なかったので、どんぶり2段を使わずtotal60分で堆肥収穫が出来た(どんぶり2段重ねをせず収穫)。ミミズは1200匹強。堆肥は上等バケツ1+3/4杯、餌は最初にかなりの数の梅の実と野菜屑を入れたが、数日後チェックしてみたら若干温度が上がり発酵寸前といった感じ。餌の撹拌をし、その後チェックしたときは極めていい状態になっていた。その後は余った野菜屑などを日々追加している。やはりこの3段重ねは下から上への移動はほとんどしていないようだ。

箱形6/25堆肥収穫。上等堆肥。バケツ1/2。ミミズ300匹近く、赤ちゃんの数が凄い。餌は大量の大梅、ジャガイモの皮など。前回設定した大量の小梅ちょっと覗いてみたが早くもほとんど食べられている。一応そのままにしておいた。

どんぶり1号6/9収穫、バケツ2/3上等、最下段100匹くらい分別30分、餌は梅、ブロッコリーの屑など
どんぶり2号6/10バケツ1/2上等堆肥収穫。100匹近い大人ミミズ。分別40分、餌は梅の実たっぷり
どんぶり3号6/12堆肥収穫はバケツ1/3堆肥上等。200匹くらい大人ミミズと卵多数。分別30分餌は梅の実たっぷり。
どんぶり4号: 6/14下段150匹くらい。液肥溜め内に珍しくミミズいない。堆肥は立派バケツ1/3。卵は少なめ。赤ちゃんは少ない。餌は梅のみたっぷり
どんぶり5号:6/15 下段150匹くらい元気な大人、受け皿は液肥なし、堆肥あり、そこにも60匹くらい、分別20分堆肥バケツ1/3、卵多数あり、いい状態、上段に餌実験:ブロッコリの屑


ボックス型6/19受け皿に0匹、最下段に200匹、卵、赤ちゃんそれなり。分別時間30分。堆肥上等。収穫バケツ1/2杯、大量の梅のズッキーニの屑、時期遅れで腐りかけのブロッコリー屑を多量に与えた場所は少し熱も持っていたが、腐敗はなし。ズッキーニの屑も与える。数日後やはり、ブロッコリーや梅部分にはかなりの熱を持っていたが発酵はない。ズッキーニが緩衝剤になってよかったみたいだ。

バケツ1号:6/10約20分で分別終わる。堆肥は上等バケツ1/3。ミミズ君は100匹近く残っていた、セロリ実験開始。
バケツ2号:5/30豆の莢実験。6/24チェックで豆の莢に餌成分なし。完全に食べられている。堆肥環境は問題なし。早くも実験終了。豆の莢のあった2段目にはジャガイモ屑、上段は、サツマイモ屑、梅の実、ジャガイモ屑など与える。
バケツ3号(白):6/17堆肥収穫バケツに1/2、極めて上等。分別時間20分。ミミズ100匹程度、卵多数、赤ちゃん多い、液肥内ミミズ死亡約10匹、なぜか液肥溜めと下段の間に隙間なくなっていた。上の段でズッキーニの葉実験開始。
バケツ4号(赤)6/16堆肥収穫バケツに2/5、上等。分別時間20分。ミミズ70匹程度、卵それなり、赤ちゃん居ない。液肥内ミミズ死亡なし。液肥溜めと下段の間に隙間を作ったのがよかったのか。上の段にレタスの葉実験開始

観察小屋の方は1年目を迎えた寿命実験3つのうち2つが生存率100%だった。

観察小屋1(90匹寿命実験3):1年目97%(88匹)
観察小屋2(54匹寿命実験1)1年目54匹(100%)
観察小屋3(8繁殖実験)1年目26匹(3.2倍)終了
観察小屋4(1500卵)非常に多くの赤ちゃん→予備小屋
観察小屋5(50匹寿命事件2)1年目50匹(100%)
観察小屋6(30匹寿命実験4)6ヶ月半30匹(100%)
観察小屋7(8匹繁殖実験第2弾):4/14設定j、6/27チェックで何と28匹

こちらは福岡近郊の山、白岳の麓にある竹林。
竹林の中は梅雨の時期、ひんやりとして気持ちがよい。
なぜか竹林の中には虫が少ない。
ゴザでも敷いてのんびり昼寝すると気持ちが良さそうだ。


2013年6月29日土曜日

少ないと思ったデストロイヤー収穫第2弾(10本)、第1弾より収量多かった。

先日、5本試し堀りしたデストロイヤー、そのあとの雨でまた茎が腐れかけた苗が出てきた。
そこでそれらを中心に10本を収穫した。
掘っているときは、前回より1本当たりの収穫個数が少ない印象だった。

ちなみに前回の5本の収穫が下の写真。
全体の重さが2.1kg大きいものから10個選んだ重さが0.95kgだった。

それに対し、今回収穫した10個を並べてみた。
見た目少ないと思ったが、並べてみると数はあまり変わらないようだ。
右、左ともに今回の収穫。
5本づつ収穫したものを左右に分けて並べてみた。
そこで、大きいものから10個づつを選んで20個の重さを量ってみた。
2.7kg。ということは5本換算で1.35kg
これは、前回の5本の収穫で大きいものから10個を選んだ時の重さ0.95kgより明らかに重かった。
また10本分の収穫すべての重さは5.1kgで、5本換算では2.55kg
全体の収穫量も前回の2.1kgよりかなり増えていた。
ということで、1本当たりの収穫量は増えていたことになる。

この収穫量の増加は、僅か3日間の収穫日のズレでは起こりえないので、早く枯れかけた苗の方が弱い、小さい苗だったということだろう。
ということは、これから収穫する苗からはもっと大きな芋が収穫出来る可能性が高いということだ。

ただ今回の収穫した芋の中に虫に食われた芋が1個あった。
小さな芋だが、こんな感じで虫に食われていた、蟻の姿はなかったので犯人はヨトウムシ?
初めてのデストロイヤーの収穫、まだまだ苗は残っているのでこれからの収穫が楽しみだ。
ちなみに今回収穫したもので最大の芋は長径10cm程。
こうしてサイズを測っていると、最終的にどれくらいの芋が採れるのか楽しみだ。
その昔ヒラタクワガタを捕ってきては、メジャーを当てて大きさを測っていたのを思い出す。

これから収穫する芋は、大きくなるかもしれないが、虫食い芋が増えてくるのには要注意だ。

ところで、下の写真はプランターで育てていたニンジン。
5月10日の写真だ。
このニンジン、大きく育てることが出来なかった。
間引きが足りなかったのかな?
先日から少しづつ収穫していた。
甘いニンジンだが、とても小さかった。
しかし、いくら待っても大きく育つ感じがなかった。
そこで、プランターに残っていた半分程のニンジンをすべて収穫した。
見ての通り、きれいだがとても小さなニンジンだ。
それでも明日のカレーライスにはデストロイヤーと共にメインの食材の一つとして加わるはずだ。




2013年6月28日金曜日

通路に登場すると思った防草用の土、今年は見送り? 田んぼに群がるサギたち。

草の生えない土があると聞いた。
2つのホームセンターを訪ねてみた。
どうやら名前は違うが、同じようなものが売っていた。
店の方に聞くとこの手のもの結構売れるのだそうだ。

この草の生えない土を敷いてみたいのは、下の写真に見える通路。
ちょっとスキを見せると草がぼうぼうになる。
また、雨が降るとべちゃべちゃになる。
去年の梅雨時期はちょっと嫌になる程度に水が溜まった。

そしてここには、畑からの土も流れてくる。
そこで、ここの通路を水平にならしてみた。
防草用の土を入れるときのイメージをするためだ。
まだ3月頃の話だ。

通路の両端に5cmほどの木枠を埋め込み、それを境として、通路に草の生えない土を入れる。イメージは一応出来てきた。

そこで結構迷った。
問題の一つは、その土は結構値が張る。
もう一つは私の技術的な問題。


迷っているうちに、また梅雨に入ってしまった。
予想通り、このエリアは雨でびしょびしょ。

一応ここは通路なのだが、必要時は遠回り?

昨年と同じ状況になった。
ン〜
結局、手元に数枚あったタイルを飛び石状に配置し、緊急避難的対策とした。
タイルの並べ方も美しくないし中途半端だ。

どうもこの手の仕事、私には向いてないようだ。
ということで、防草用の土を導入するかどうかは、来年の梅雨までの持ち越し課題になった。



さて、今日は雨を喜んでいるように見えるサギたちが久しぶりの登場。
この時期の田んぼにある餌は何だろうか?虫?それとも小魚?
かなりの数のサギたちが田んぼのあちらこちらで群れている。










2013年6月27日木曜日

繁殖実験第2弾、2ヶ月半で8匹が28匹! トウガラシスプレーはアブラムシに効果ナシ??

先日(6/14)日のブログで昨年6月に8匹で始めた繁殖実験が1年間で26匹までしか増えなかったことを報告した。

これまでのミミズ小屋でのミミズの増え方から判断してこれはおかしい!と思い。繁殖活動の一番盛んな4月に中旬に8匹の大人ミミズで繁殖実験第2弾をスタートした。

その観察小屋では、みみず君が餌不足になることがないように、時に栄養価の高い梅実などを追加していた。
その餌のためかもしれないが、この観察小屋から最近液肥がよく出ていた。
あまり環境がウェットに偏りすぎると発酵などが起こりやすくなる。
この辺で1回チェックしておいた方がよいと思い、予定より2週間程早くミミズ君の状態をみてみた。

下の写真は、皿の上に堆肥を広げミミズ君を取り出し、左の容器には新しく追加する餌を準備したところ。
右上の黒い皿にに取り出した堆肥などの内容がある。確かにウェット気味だが環境悪化はない。
取り出したミミズは下の方に見えているが、極めて元気。
みみず君にとって最もいいのは、少し食べきれないくらいの餌がいつもある状態。
堆肥の中に僅かに残っている餌の状態から判断して、環境はよかったのだろう。
今回追加する餌は冷凍解凍後の梅、ジャガイモの切れ端、その他の食材とドライなココ繊維。

取り出したミミズ君をアップするとこんな感じ。
何と28匹も居たのだ!!
大人ミミズが多かったが、青年ミミズ、子供ミミズも居た。取り混ぜて28匹だ。
この数と大きさから考えられることは4月に繁殖活動に励み、5月6月に多くの卵が孵化したのだろう。
そして孵化した赤ちゃんが、餌がよかったので、急速に大きくなったのだろう。
堆肥の中には小さな赤ちゃんや卵も少数認めたが、そのまま観察小屋に戻すので敢えて数えていない。

新しい餌と、以前の堆肥すべてを観察小屋にすべて入れてしまうつもりだった。
しかし、ちょっとだけボリュームオーバーで全部は入りきれなかった。
観察小屋は新しい餌も加わって超満杯状態だ。
入りきれなかった堆肥の中には少しは卵など残っているだろう。
次回はさらに観察小屋を2つに分けるなどの工夫が必要になるかもしれない。



とにかく、昨年6月に8匹でスタートした繁殖実験第1弾1年で26匹
それに対し、今年4月に同じく8匹で4月にスタートした今回の実験2ヶ月半で28匹!
この結果には、さすがにビックリした。

繁殖実験第2弾が短期間でこれだけ増えた原因を推察するに、考えられることは
1)4月が繁殖に適し、5月、6月が最も孵化しやすい
2)観察小屋の大きさ、これまで与えた餌がよかった
くらいだ。

さてこの観察小屋、3ヶ月に1回チェック予定だったが、これから2ヶ月に1回くらいに観察間隔を狭めた方が良さそうだ。
小屋の中には、まだまだ卵もあった。次回は更に数が増えているに違いない。

どちらにせよ、繁殖実験は最初の設定時期によって結果が変わってくるようだ。
これからも時期ををずらして、いくつか同じ実験をやっていく必要がありそうだ。



さて、アブラムシ予防はなかなか難しい。
努力はしている。
黄色いバケツを置いたり、銀色テープをぶら下げたり.......。

先日、ゴボウの葉の裏にアブラムシを発見。
最初見たのはこの4匹、手で潰してトウガラシスプレーをかけていた。
まだアブラムシは少数部隊。
さっそく自分で作ったトウガラシスプレーの出番となった。
その日と翌日2回程たっぷりスプレーしていた。


最初見つけて1週間程経った。
アブラムシは完全に居なくなっているだろうか?
とんでもなかった!
葉をひっくり返してみると、アブラムシがいっぱい。
トウガラシスプレー、全く効果がなかった!

遠くから見るとゴボウの葉も立派だし、まだ苗が弱っている感じはしない。

そして、新芽の方に目をやってさらに驚いた。
ン!凄い数だ。
よく見ると、大きい輩と小さいのがいる。親と子なのだろうか?

可能な限り指で潰してみた。もちろんビニール手袋を付けて。
ン〜とても手に負えない。
そこで、もう一度しっかりトウガラシスプレーを吹き付けてみた。
吹き付けられたところのアブラムシをしばらく見ていたが、変わりなく動いている!
やっぱり、トウガラシスプレーの効果は??だ。

少しは足しになるかと思い、黄色の粘着テープも何カ所か設置してみた。
設置した瞬間、1匹のアブラムシが粘着テープの上に落ちてきた。
動けないみたいだ。
さて設置したのが昼時。
落ちてきた1匹動けないみたいだ。これは期待出来る。

 夕刻テープを見てみた。結構トラップ出来ているみたいだ。
黄色の粘着テープは少しは役に立ちそうだ。

それにしても、トウガラシスプレーの効果がなかったのは残念だった。
手強いアブラムシ。
どうやら、ビニール手袋を付けて潰しに行くのが、一番効果がありそうだ。




2013年6月26日水曜日

雑草に囲まれた土嚢袋のジャガイモ(アンデス赤)収穫。デストロイヤーの試し堀り(初収穫)。

昨夜から今日の午前中は予報通りしっかり雨だった。

大雨の前に雑草の中に放置していた土嚢袋のアンデス赤は収穫しておいた方がよいだろうと思ったので昨日昼時に収穫にいった。

下の写真は雑草に囲まれた土嚢袋のアンデス赤。
どこに土嚢袋があるのか分からないような状況だった。
雑草や笹竹、そしてキクイモの茂った中にかろうじて白い土嚢袋を見つけることが出来る。
ここにアンデス赤を植えた土嚢袋が7袋ある。
一つの土嚢袋に接近。
土嚢袋に挿した竹もあるが、土嚢袋の周囲にも新しい竹がいっぱいだ。
笹竹の侵入予防に溝を掘り、その境界部分に土嚢袋を置いたのだが、どうやら掘った溝の効果は余りなかったようだ。
笹竹の侵入予防の意味も込めて境界に設置した土嚢袋だった。
しかし、笹竹の力は想像を超えていた。
もちろん可能な限り境界を越えて出てきた笹竹の新芽は刈り取った。

この土嚢袋一つから芋を掘り出してみた。
1本の苗(土嚢袋)からこれだけの収穫.食べれるサイズの芋は10個ほどある。
合格だ。
まずまず合格だろう。
そこでまず5本分を収穫、さらに残りの2本分を収穫した。
収穫の終わった土嚢袋には用意しておいたサツマイモの苗と冬瓜の苗を植えておいた。
5本分の収穫が右側、2本分の収穫を左のバケツに入れた。
サツマイモの苗は、以前芽を出していたサツマイモから取った苗だ。
以前、土嚢袋に芽が出始めたサツマイモを入れたもの。
サツマイモの芽は次から次にに出てくる。ここから取った苗を昨日移植した。
土嚢袋の左手前には冬瓜の自然発生苗も見える。
サツマイモから直接出る芽の特徴は、下の写真の様に根がよく出ていること。
根が出ているのできっと生着しやすいはずだ。
こんな苗を4本アンデス赤を収穫後の土嚢袋に植えた。

一方、冬瓜の苗も土嚢袋に植えたが、その苗は自然発生苗の芽をいくつかポットに植えていたものだ。
少し大きくなるまで何の苗か分からなかったが、葉の形から判断すると、どうやらほとんどは冬瓜のようだった。
そういえば昨年秋からミミズ君の餌にかなりの冬瓜を与えたので堆肥の中には冬瓜の種がたくさん残っていたのだろう。
このポット苗(恐らく冬瓜)もアンデス赤を収穫したあとの土嚢袋に移植した。



さて、アンデス赤の最初の5本を器を分けて収穫したのは以前の男爵芋の収穫状況と比較するためだ。
その5本を新聞紙に広げてみたのが下の写真。
それなりといった感じ。重さは2.8kgあった。右の方は食べるには小さすぎる。
虫に食われたものや病気したものがなかったのは合格。
こちらが大きいもの10個の写真
少し小振りなのはアンデス赤の特徴?
最大の芋10個の重さは0.85kgと今まで収穫した芋の中で一番軽かった。



一方こちらは、畑の畝に植えたデストロイヤー。

デストロイヤーは茎葉とも青々としていたので収穫時期は7月中旬だろうと、先日男爵芋の収穫時には思っていた。
ところが、昨日夕刻見てみるとそのうち数本の茎が枯れていた。
枯れた茎の苗に近づいてみて見るとこんな感じ。
最近の雨の影響だろうか?数本が茎が枯れていた。
芋が病気していないかチェックするために雨がひどくなる前に5本を試し堀りした。

そこで、茎が枯れかけた5本を試し堀りしてみた。
下の写真が収穫した5本分のデストロイヤー。
掘った感じ、予想より小さな芋が多かった。
最近の雨で病気になっているのが怖かったが、そんな芋はなかったようだ。
 収穫したデストロイヤーを広げてみるとこんな感じ。
デストロイヤーの記念すべき初収穫だ!
5本からの収穫量としては数は若干少ない気がする。
病気の芋や虫食いの芋がなかったのはよかった。
全体の重さは2.1kgと軽め。

 大きいものから10個はこんな感じ。
満足出来る大きさのデストロイヤーは左上の1個だけだ。
10個の重さは0.95kg。土嚢袋のアンデス赤よりは若干重かった。


さあ、ここで最初畝で5本の男爵芋から収穫したものと比較してみよう。


下の写真の6/13収穫の男爵芋(5本分)は
重さ:4.25kg
それに対し、土嚢袋のアンデス赤は2.80kg、デストロイヤーは2.1kg。
5本からの収穫量は圧倒的に男爵イモが多かった。
下の写真が5本の苗から収穫した男爵芋。
最初の5本からの収穫比較。
男爵芋の方がデストロイヤーより明らかに数、大きさともに勝っていた。

この男爵芋の大きいものから10個選んだのが下の写真だ。
大きいものだけを比較してもやはり男爵芋が一番だった。
この男爵芋の大きい方から10個を選んだものの重さは1.3kgだった。
それに対し、土嚢袋のアンデス赤の大きいもの10個は0.85kg
デストロイヤーは0.95kgだった。

これから7月に収穫するデストロイヤーの収穫量や大きさはまだ増してくることが予想される。
しかし、5本試し堀りの比較からは、期待したデストロイヤーは男爵芋と比べ収穫量、芋の大きさ共に劣っていた。

一方、雑草の間で放置されていた土嚢袋のアンデス赤は、全体の数と量でデストロイヤーを越え、十分に食べる量が収穫出来たし、虫食い芋や病気の芋がなかったので、全く手を入れていない状態の芋の収穫としては合格だろう。あの雑草の中に直接種芋を植えていたとしたら、こんなに収穫は出来なかったはずだ。

さて、今日の朝は予想通り強い雨だった。
すでに畑の前にある小さな川と水田の高さの差はなくなっていた。
もう少し水かさが増すと道路が冠水する。
それより水かさが増すと我が仕事場と畑が冠水する。
ここまで降ると梅雨の雨もそろそろこの辺でいいんじゃないかと思ってしまう。
最近は毎年のように梅雨の終わり頃に豪雨がくる。
どうか、手加減して降ってもらいたい。












2013年6月25日火曜日

赤ちゃん集めて新しいミミズ小屋(小どんぶり)スタート。病気ズッキーニの撤収&白ズッキーニ苗植え

最近、シマミミズの卵があちこちで孵化している。
そういう時期なのだ。

寿命実験などをおこなっている観察小屋に混じって、以前卵だけを集めた観察小屋が2個あったが、当然そこにも赤ちゃんがウヨウヨいた。
ここに置いている小さな容器はすべて観察小屋。
ほとんどの観察小屋は現在進行形で実験実験をおこなっている。
この中に2個程、堆肥収穫時に救った卵を集めた容器も置いていた。
その2個を使って新しい3段小屋を作ったというわけだ。
その2つの観察小屋に赤ちゃんがどれくらい居たかって?
そんなもの数えれるわけがない。
全部で600匹以上居たということにしておく。
実際は1000匹以上かもしれない。

この大勢の赤ちゃんを使って今日は新しい小屋を作ったのだが
3段小屋を作るといったって、残念ながら小屋を置くスペースがない。
そこで今回はこれまで使ってきたプランターより小さなどんぶり型プランターを3個重ねてミミズ小屋を作った。このサイズなら何とか収納小屋に置けそうだ。
下の写真は設定終了時のものだ。
どのプランターにも下の方にはズッキーニの屑などの餌。
上の方には観察小屋の内容を広げている。赤ちゃんミミズは小さすぎて上の写真では見えない。
しかし、赤ちゃんは一つの小屋に300匹くらいは入っていると思われる。
数ヶ月後、みみず君が大きくなった頃、まず下の段の堆肥収穫してみよう。


ちょっと不満なのは、この小さなプランターも大きなプランターと同じく100円ショップで1個200円で売っているのだ。
素材は全く同じなので、原材料費は半額以下で済むはずなのだが。
左に置いている3段重ねが今回設定した小どんぶり3段重ねだ。
同じ値段のプランターでも右の通常のどんぶり3段重ねのプランターよりかなり小さい。
もちろん、今回ミミズ小屋を置くスペースを考えればこのサイズしか置けなかったが。
数ヶ月後、まず下の段の堆肥収穫を予定しているが、それまで上の段にはみみず君が太る餌をどんどん投入し、ミミズ君の移動をはかるつもりだ。


ところで、先日4本のズッキーニが病気をしたことを報告したが、さっそく今日そのうち3本を撤収した。
そこに、今日芽が出たばかりのちっちゃな白ズッキーニの苗を植えた。
これまでの経験上、同じ時期にポットに種を撒いたものでも、苗は早く植えたものが早く大きくなっている。
そこで、芽が出た本日移植となった次第だ。
下の写真が、芽が出たばかりの白ズッキーニの苗3本を移植したところ。
まだ撤収していない1本のズッキーニの手前にちっちゃな白ズッキーニの苗が3本見える。
畝には病気しないように祈るような気持ちで、ミミズ堆肥をたっぷり撒いておいた。
7月終わり頃でもこの白ズッキーニが収穫出来るようになれば嬉しいのだが。
他の方のブログで調べてみたのだが、さすがにこの時期に苗を植えたという記事は見当たらない。
6月後半の種まきで、この時期の苗の移植はやはり遅すぎるのかもしれない。
しかし、ものは試し!
もしうまくいけば来年もこの時期のズッキーニ苗植えをやってみようと思っている。


2013年6月24日月曜日

シマミミズ君の餌;豆の莢、予定を早めて1ヶ月目で結果。この時期の堆肥には赤ちゃんがいっぱいだ!

先月末にグリーンピース収穫後の豆の莢をバケツ2号に設置し、食べ方実験をしていた。
下の写真が、豆の莢。
このバケツ1杯の豆の莢にココ繊維もまぶしてバケツ2号の上段に設置した。


下の写真が設置後のもの。
豆の莢は結構水分も含んでボリュウムがあった。
これだけの量があれば、しばらくは食べきれないだろうと思っていた。

このバケツはこの小屋の堆肥収穫ごとに1段づつ下に移動する。
だから豆の莢を入れた容器は設定から3ヶ月後の堆肥収穫時のチェックを予定にしていた。
豆の莢の食べられ方のチェックはその頃でいいだろうと思っていたのだ。

今日はこのミミズ小屋の下の段の堆肥収穫。
一応、豆の莢がどれくらい食べられているか上の段を覗いてみた。
ペラペラになった豆の莢の繊維と上に置いていたダンボールが見える。

えっ!もう食べられる餌成分が全く見えない。
混ぜ返してみたが、餌成分は全く残っていない。
見えるのはペラペラの豆の皮と上に置いていたダンボールだけだ。

この段階で堆肥は結構出来ているように思う。だが、このままにしておいても餌成分がないのでこれ以上よい堆肥になるとも思えない。堆肥収穫はまだ2ヶ月も先なのだ。
そこで、豆の莢実験は結論が出たと判断して実験を終わることにした。
そして、この容器には2ヶ月先までのんびり食べれる餌としてジャガイモのクズイモを小さく刻んで入れておいた。
この容器の堆肥収穫は2ヶ月後だ。
ジャガイモを餌として足しておいたのでもう少しよい堆肥になるだろう。

さて、今日は豆の莢の食べ方報告をしたついでに、バケツ2号の堆肥収穫風景を紹介しよう。

バケツミミズ小屋では、以前液肥溜めに逃亡ミミズが逃亡していることがあった。
対策として、液肥溜めと下段の間にダンボールと挟むようにした。
それからは酸欠がなくなったのだろう。
このタイプの液肥溜めに死亡ミミズは見られなくなった。

下の写真がバケツ2号の液肥溜めの状態。今日も全く問題なさそうだ。
容器の底から外側にダンボールが見える。
縁にあるダンボールは下段との間に隙間を作りこの容器が酸欠になるのを防いでくれたと思われる。
容器の底にはミミズ君が食べたダンボールによると思われる糞が見える。
下段からこちらに移動してきたミミズ君によってかなりのダンボールが食べられたようだ。

糞をちょっと外して見てみると、その下に100匹以上のミミズ君の姿があった。
これだけのみみず君が移動してきたということは下段の餌がもう枯渇していたことを意味する。
ちょっと大きめの赤ちゃんの姿も見えた。赤ちゃんも大人ミミズと一緒に移動するんだ!

そして、これが今日堆肥を収穫する下段の状態だ。
上2段の容器の圧迫で堆肥は圧縮しているように見える。
ただ、その堆肥の上に元気なミミズ君の姿も見える。ミミズ君はそう簡単には潰れない!
色から判断して堆肥は完全に出来上がっているようだ。


ここからが、下段の堆肥とミミズの分別作業だ。

下段の堆肥の中にミミズ君は数は100匹くらいは居ただろう。
もちろん数えたりはしていない。
赤ちゃんも同じ数くらいは救い出した気がする。
下の写真はゲットした堆肥。小さめのバケツに半分強だ。
堆肥の状態は上等だ。
ちなみに、10日程前、別のミミズ小屋から同じような感じで収穫した堆肥があった。
同じようなバケツに入れ、入れた時は今日と変わりのない状態だった。
ところが、今日の状態は下の写真のようになっていた。
バケツの内縁に小さな赤いものが多数へばりついているのが分かるだろうか?
これはすべてシマミミズの赤ちゃんだ。
ここに見える1〜2cmの赤い紐のようなものはすべてシマミミズの赤ちゃんだ。
何らかの条件で、堆肥の中の居心地が悪くなって上の方に上がってきたのだろう。
もちろん、堆肥の中に卵で残っていたものが続々と孵化してきた可能性もある。
どうやら、この時期がシマミミズの孵化のピークであるのは間違いなさそうだ。
アップすると、まだ中の状態が透けて見える。
まだ、生まれてそんなに時間が経っていない赤ちゃんたちのようだ。
とても小さいが、色から判断してこれがヒメミミズでないのは間違いない。
内蔵なのか?食べた餌なのか?透けた内部に黒っぽい塊が所々に見える。

10日前収穫した堆肥からこれだけの赤ちゃんが現れてきたということは、今回の収穫した堆肥にもたくさんの赤ちゃんや卵が残っている可能性がある。
今回の分別時間は約20分だった。ただ、これ以上時間をかけて赤ちゃんを捜そうなんていう気には到底なれない。


さて、堆肥収穫後の容器は餌を入れて上段に設置した。
餌としては、冷凍解凍後の大梅、ジャガイモ、昨年収穫したサツマイモやヤーコンの余り、などを与えておいた。
堆肥収穫後、新しい餌を入れ、設置が終わったバケツ2号。

これまでの経験上、これらの餌で食べる順番は大梅>サツマイモ>ヤーコン>ジャガイモだ。
このように、餌の与え方としては、食べる時期のまちまちの餌を一つのミミズ小屋の設置するのがベストようだ。

というのは、今回豆の莢実験のようにすぐ食べられ、栄養の少ない餌だけを入れると、堆肥の状態が今ひとつになるし、栄養があっても果実だけを大量に入れたりすると発酵が起こり、それこそ大変だ。
もちろん、日々の食物残渣を処理してもらっているミミズ小屋では(我が家では金子3段重ね)その辺を気にする必要はない。

ということで、豆の莢は
1ヶ月目で完全に食べられてしまう餌だった。
これだけでは若干栄養が不足しやすい気がするが、堆肥環境もよく、餌としては問題はないと判断出来た。
やはり豆の莢を与える時は、他の食べ終わるのに少し時間のかかる餌と混ぜて与えるのが良さそうだ。