これまでのミミズ小屋でのミミズの増え方から判断してこれはおかしい!と思い。繁殖活動の一番盛んな4月に中旬に8匹の大人ミミズで繁殖実験第2弾をスタートした。
その観察小屋では、みみず君が餌不足になることがないように、時に栄養価の高い梅実などを追加していた。
その餌のためかもしれないが、この観察小屋から最近液肥がよく出ていた。
あまり環境がウェットに偏りすぎると発酵などが起こりやすくなる。
この辺で1回チェックしておいた方がよいと思い、予定より2週間程早くミミズ君の状態をみてみた。
下の写真は、皿の上に堆肥を広げミミズ君を取り出し、左の容器には新しく追加する餌を準備したところ。
右上の黒い皿にに取り出した堆肥などの内容がある。確かにウェット気味だが環境悪化はない。 取り出したミミズは下の方に見えているが、極めて元気。 みみず君にとって最もいいのは、少し食べきれないくらいの餌がいつもある状態。 堆肥の中に僅かに残っている餌の状態から判断して、環境はよかったのだろう。 今回追加する餌は冷凍解凍後の梅、ジャガイモの切れ端、その他の食材とドライなココ繊維。 |
取り出したミミズ君をアップするとこんな感じ。
何と28匹も居たのだ!!
大人ミミズが多かったが、青年ミミズ、子供ミミズも居た。取り混ぜて28匹だ。 この数と大きさから考えられることは4月に繁殖活動に励み、5月6月に多くの卵が孵化したのだろう。 そして孵化した赤ちゃんが、餌がよかったので、急速に大きくなったのだろう。 堆肥の中には小さな赤ちゃんや卵も少数認めたが、そのまま観察小屋に戻すので敢えて数えていない。 |
しかし、ちょっとだけボリュームオーバーで全部は入りきれなかった。
観察小屋は新しい餌も加わって超満杯状態だ。 入りきれなかった堆肥の中には少しは卵など残っているだろう。 次回はさらに観察小屋を2つに分けるなどの工夫が必要になるかもしれない。 |
とにかく、昨年6月に8匹でスタートした繁殖実験第1弾が1年で26匹。
それに対し、今年4月に同じく8匹で4月にスタートした今回の実験が2ヶ月半で28匹!
この結果には、さすがにビックリした。
繁殖実験第2弾が短期間でこれだけ増えた原因を推察するに、考えられることは
1)4月が繁殖に適し、5月、6月が最も孵化しやすい。
2)観察小屋の大きさ、これまで与えた餌がよかった。
くらいだ。
さてこの観察小屋、3ヶ月に1回チェック予定だったが、これから2ヶ月に1回くらいに観察間隔を狭めた方が良さそうだ。
小屋の中には、まだまだ卵もあった。次回は更に数が増えているに違いない。
どちらにせよ、繁殖実験は最初の設定時期によって結果が変わってくるようだ。
これからも時期ををずらして、いくつか同じ実験をやっていく必要がありそうだ。
さて、アブラムシ予防はなかなか難しい。
努力はしている。
黄色いバケツを置いたり、銀色テープをぶら下げたり.......。
先日、ゴボウの葉の裏にアブラムシを発見。
最初見たのはこの4匹、手で潰してトウガラシスプレーをかけていた。 |
さっそく自分で作ったトウガラシスプレーの出番となった。
その日と翌日2回程たっぷりスプレーしていた。
最初見つけて1週間程経った。
アブラムシは完全に居なくなっているだろうか?
とんでもなかった!
葉をひっくり返してみると、アブラムシがいっぱい。
トウガラシスプレー、全く効果がなかった!
そして、新芽の方に目をやってさらに驚いた。
ン!凄い数だ。 |
可能な限り指で潰してみた。もちろんビニール手袋を付けて。
ン〜とても手に負えない。
そこで、もう一度しっかりトウガラシスプレーを吹き付けてみた。
吹き付けられたところのアブラムシをしばらく見ていたが、変わりなく動いている!
やっぱり、トウガラシスプレーの効果は??だ。
少しは足しになるかと思い、黄色の粘着テープも何カ所か設置してみた。
設置した瞬間、1匹のアブラムシが粘着テープの上に落ちてきた。
動けないみたいだ。
さて設置したのが昼時。
落ちてきた1匹動けないみたいだ。これは期待出来る。 |
黄色の粘着テープは少しは役に立ちそうだ。 |
それにしても、トウガラシスプレーの効果がなかったのは残念だった。
手強いアブラムシ。
どうやら、ビニール手袋を付けて潰しに行くのが、一番効果がありそうだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿