2013年6月14日金曜日

ジャガイモ状況。男爵芋収穫第1弾。田植え

今年のジャガイモは、デストロイヤー、男爵芋、そしてアンデス赤を植えた。
デストロイヤーは初めて植える芋だったので、比較のために同じ畝の左右に男爵芋を同じ数だけ植えた。
その目的は、育ち方や収穫量などを比較観察出来ると思ったのだ。

確かに、芽出し状況、育ち方などよく比較出来た。
同じ日に植えた2種類の芋だったが、芽出し状況は男爵芋の方がはるかに早かった。
途中から、デストロイヤーがぐんぐん育ってきて、高さはデストロイヤーの方が高くなった。
花の付き方はデストロイヤーの方が多かった。

ところが、ここにきて誤算が生じた。
男爵芋の上部が枯れて倒れてきた。男爵芋は収穫の時期を迎えたのだ。
ところが下の写真で分かるように、デストロイヤーの方はまだまだ茎葉共に青々としている。この分だと収穫時期がかなり離れてしまいそうだ。
写真は分かりにくいが、これが一つの畝。
左手の枯れかけたものが男爵芋。右側のデストロイヤーはまだ青々としている。
収穫時期が大きくずれることは想定外だった。
同時期にすべてを収穫して、それぞれの芋の収穫量を比較するという目算が、ここにきて出来なくなったのだ。
同じように上部が枯れたときにデストロイヤーを収穫するにしても、収穫までの天候などの影響に大きな違いが出てしまう。

仕方ない。
昨日、まず5本の男爵芋を収穫した。
デストロイヤーの芋は少し土から顔を出しているものがあった。
そこで、男爵芋を収穫した場所の土の一部は同じ畝のデストロイヤーの土寄せに使った。


これが5本から収穫した男爵芋。去年収穫した男爵芋と比べはるかによく出来ている。

同時収穫による比較が出来ないので、後日、同じようにデストロイヤーもまず5本を収穫して今回収穫した5本の男爵芋と、量や状態の比較をしようと思う。
収穫までの天候条件に違いが出るのはどうしようもない。

これから先、我が家で処理出来ない芋は収穫後そのままお裾分けすることになる。
そのため、全体の収穫量をチェックすることはないだろう。
時に、5本分だけ収穫した芋を持ち帰り、今日のチェックと比較することにしよう。

ということで。5本から収穫した男爵芋を今日チェックした。
重さ:4.25kg
下の写真が収穫した芋を広げたところ。
大きさは色々だが、虫食い芋や病気の芋は見当たらなかった。

デストロイヤーや、これから収穫する男爵芋とも大きさを比較したいので、大きい方から10個を選んで写真を撮ってみた。
この大きい方から10個を選んだもの重さは1.3kgだった。

これらのデータが、これから収穫する芋との比較のための資料だ。



ちなみに去年のジャガイモ(男爵芋とアンデス赤)は、植えた時期が遅かったのも一因かもしれないが、病気や虫食い被害が多く、満足という収穫状況ではなかった。

下の写真は去年のヨトウムシか蟻に食べられたと思われる芋たち。
昨日収穫した芋にはこんな芋は一つもなかった。
今年特別虫除け対策をおこなったわけではないので、今のところ理由は分からない。

一方、こちらの昨年収穫した芋の中に見られた緑化芋。これは土寄せがうまく出来なかったためこうなった。昨日収穫した5本の中にはこんな緑化芋は一つもなかった。
今年は、2回土寄せをしたが、その効果だろうか?
まだ5本の収穫だけだが、昨日収穫した芋の中にはこんな緑化芋はなかった。
これは芋を育てる技術の進歩?
さらにこちらは、昨年収穫した一つの苗の芋に発生した病気。こんな芋も昨日の収穫した芋の中にはなかった。
この病気は雨との関係もありそうだ。
去年の収穫時期は6月20日。すべての芋を一斉に収穫した。
今年もこれから先雨が多くなるとこんな芋が出てくるのかもしれない。


さて、こちらは畝の側に植えている土嚢袋とビニール袋で栽培しているデストロイヤー。
ちょっと見た感じでは、畝に植えているものより元気に見える。
まだ今が花盛りといった感じだ。元気いっぱいだ。
ビニール袋で育てているものより土嚢袋で育てている方が育ちがいいように見える。
どちらにせよ収穫は7月になりそうだ。
そのとき畝の芋との比較、土嚢袋とビニール袋での育ちの比較などをすることになる。

一方こちらは、土嚢袋とビニール袋で育てているアンデス赤。
こちらも茎葉が茂って、手前左の土嚢袋以外どこに袋があるかが分からない。
こちらはデストロイヤーより収穫は早くなりそう?
それでも収穫まであと3週間はかかりそうだ。

ところで、今日は霧が出たり、小雨が降ったりで、絶好の田植え日和。
菜園の前の田んぼでは一気に田植えがおこなわれた。
下の写真で分かるように今年の田んぼには、なぜか水が少ない。
これまで雨が少なかったことと関係があるのだろうか?










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