2018年11月16日金曜日

産卵中のジョロウグモ。白菜は巻きは甘いが大きく成長しているので、先日から収穫が始まっている。

昨日果樹園に寄った時、梅の木に産卵中のジョロウグモと遭遇した。
卵嚢は糸による白いクッションで守られている。
お尻の方を、目を凝らしてみると、細い糸が見て取れた。
この蜘蛛のお尻からは、細い糸が出ているのが見える。
見にくいので、さらにアップしてみると分かると思う。
このメスのお腹はまだ大きいので、まだまだクッション作りを続けるのだろう。
こちらのメスは、しっかりスマートになっている。
こちらはクッション作りもほぼ終えたのだろう。
このクッションは、子蜘蛛が孵化した後の餌になるらしい。
そして今の果樹園では、こんなお腹のしぼんだメスと
こんなメスの周囲にはオスの姿が見えない。
産卵の時期に食べられてしまうオスも多いとか。
まだお腹が大きいメスが混在している。
こんなメスの近くにはオスの姿がある。
お腹が大きいということは、交接は終わっているのだろうが。。
こんなメスの産卵は間近に違いない


さて今年の白菜最初に育てた畝では虫被害がひどすぎて11月の初めに全ての苗を撤去した。

そして2番目に育てた畝では、まだ葉の巻きは甘いのだがまずまず順調に育っている。
ここが、2番目に苗を移植した畝。
ここには20本くらいの苗が元気に育っている。
防虫ネットを上げてみるとこんな姿だ。
一つ一つの苗はとても大きくなっている。
最初に育てた畝がダメだったので、こんな姿を見ると嬉しさがこみ上げてくる。
収穫は、少し葉が巻き始めた感じの苗から少しづつ始めている。
ある程度虫被害は出ているが許容範囲だ。
もう1ヶ月もすればしっかり巻いてくるのだろうが。。
収穫した苗ではその大きさを実感できる。
特に外側の葉は虫被害が多いが、こんな葉も遠慮なく鍋などで食べている。
大きな葉は50cmくらいありそうだ。
そして、この時期の白菜は美味しい。
この虫被害の犯人はほとんどがヨトウムシの幼虫だった。
料理の途中、この幼虫が見つかることがあるが、そんな時には必ず私に声がかかる。
外側の葉を食べた後、白菜らしい巻いた葉が姿を現している。
この辺の葉でも40cmくらいある。
この畝では、苗の出来もいいし、収穫するたびに葉の巻きもよくなるだろうから、これからの収穫が益々楽しみだ。

ちなみに、3番目に育てた畝の苗は、狭い範囲で完全密閉方式にした。
ここでは、虫被害は全く出ないのでは?と思っていたが甘かった。
ここでは15本くらいの苗を育てているつもりだった。
しかし、2番目に育てた苗以上に虫被害が出ている。
で、防虫ネットは外して苗を見てみた。
犯人はやはりヨトウムシの幼虫だった。
完全に密閉して育てた苗なので、畝を作った時にすでに卵か小さな幼虫が土の中にあったに違いない。
そして、ざっと探してみただけでも数匹の幼虫がいた。
この小さな畝の苗を細かく見て回るのは難しいが、時々見回ることにしよう。
半分でもいいから収穫までたどり着きたいものだ。

これらの畝の他にも、少し遅れて、ネットをかけずに育てている苗も多少ある。

また、畝に苗を移植した後、遊び心でプランターに残してみた苗があったが、こちらは思ったように成長してくれなかった。
白菜はプランターで育てるのには向いていないようだ。

収穫にたどり着けなかったり、余ったりした苗は2月からトウ立ち菜を収穫することになりそうだ。
そして、今年も4月の終わりころに種を自家採種する予定だ。

白菜栽培では虫被害はどうしても出てくるのだが、種まきから自家採種まで半年以上楽しめる。

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