2018年11月30日金曜日

2018年11月の菜園。収穫の秋、主役野菜は誰だ?

11月は菜園や果樹園の益虫、ジョロウグモやカマキリの産卵の季節
こちらは梅の木に産みつけた卵嚢を糸で覆っているジョロウグモ。
果樹園では、こんなジョロウグモの卵嚢があちこちで見られる。

カマキリの卵嚢も、あちこちで見つかるが、来春空豆やアーティチョークのアブラムシ対策に大量で活躍して欲しいので、この時期は幾つかの卵嚢を家の中に置いている。
春、孵化して出てくる大量の赤ちゃんにアブラムシを退治してもらうつもりだ。

11月は収穫の秋の真っ只中なのだが、目を少し菜園の外に向けると、紅葉しかり美しい自然がいっぱいだ。
こちらは、果樹園側で自慢の赤い色を主張し続けるカラスウリ。

さて、11月の野菜は皆、“我こそ主役”と張り切っている。

まず、芋類だが、
サツマイモで最大のものは2.15kg
この芋は『パープルスウィートロード』
これまでの最長な芋は30cmあった。
まだ第1菜園の土嚢袋の芋は少し残しているので、記録の更新があるかもしれない。

嬉しいことに、今年はツクネ芋では久しぶりの20cm超えが出た。
24cmもあった。
さらに、重さも1kg超えだ。
ツクネ芋も、あと2株残しているので記録更新があるかもしれない。

里芋は、豊作ではないが、食べる分には不自由していない。
今年は小さな芋が多いので、料理する家人には少し申し訳ない。

デストロイヤーは霜被害が発生したため、不本意な収穫を始めている。
1週間ほど前の朝、一気に霜被害。
中には7〜8cmの芋も採れているが、ほとんどが5cm前後の小さな芋だ。
それでも、新ジャガは美味しい。

ヤーコン
は収穫を始めたばかりだが、満足できる大きさのものが採れている。
こちらも先日急に霜被害が出ていたので、これからの芋の太りは期待できないかも。
枯れずに残っている葉は1/4くらいだろうか?
茎はまだ枯れていないので、そこに期待だ。
来月に入ったら、ヤーコンも一気に収穫の時期を迎えそうだ。


ブロッコリーは20cm前後の大きなものが、次々収穫できた。
来月からは、側花蕾の収穫が始まるはずだ。
収穫しているのは大体このサイズ。
どうやらこれから冬にかけてはブロッコリーには不自由しない感じだ。

9月に種を蒔いたフェンネルの茎元が食べれるようになったのは嬉しかった。
こんな茎元を時々収穫して帰っている。

ディルも2箇所の畝でしっかり育ち、若い茎葉を十分量収穫できている。
ここは優等生の苗を1本づつ移植した畝。


葉野菜はアブラナ科の野菜がほとんどが自家採種種を蒔いたのだが、その種に問題があったのか、交雑によるのか、先祖帰りによるのか、変わった野菜が多く採れている。
こちらは葉が全く巻いていないが白菜だ。
これは先祖帰りによるものだろうか?
それにしても、今月の葉野菜は出来過ぎ
ミズナ、ホウレンソウ、ターツァイ、白菜など、十二分過ぎる収穫状況だ。
おかげで、毎日大量の葉野菜を食べている。
これらの野菜が10月から少しづつ収穫できていたら最高だったのだが。。。
ターツァイの種だけを蒔いたところに大きなチンゲンサイみたいな野菜がある。
食べて美味しいので、全く気にはしていない。
確かにこのターツァイとチンゲンサイはきわめて近縁なのだ。
白菜、ターツァイ、チンゲンサイというのは非常に近縁のようで、こんな苗を見ると、その近縁関係を納得せざるをえない。
チンゲンサイのような野菜の根元にはターツァイらしい野菜が。

ホウレンソウも、11月に入って文句なしの収穫が続いているが、少し収穫を急がなくては、そろそろトウが立ちそうな気がする。
ホウレンソウは買った種を蒔いているので、交雑はない。

種から育てたシュンギクは、予定地で今のところ雑草に負けないで育っている。
本格的収穫は来月からだ。
シュンギクも収穫できる大きさになってきた。
こちらも必要以上の苗が育ってきた。
ゴボウはダストボックスやビニール袋栽培もそれなりの収穫で満足だったが、初めての波板栽培にはさらに感激した。
売っているゴボウにも負けないくらい立派だ。
一晩アクを抜いたゴボウはきれいになる。
ゴボウは色々な料理に使われる。

そして、今日は波板栽培の最終収穫。
やはり80cm近い立派なゴボウが採れた。
しかし、最終的に波板を外れて育ったゴボウが2本もあった。
収穫できなかったゴ2本のゴボウには2年目の種取りを期待。
今年の波板栽培、収穫本数は少なかったが満足な結果だった。
来年もとても楽しみだ。


果樹園の方では、長年育てている伊予柑がこれまで経験したことがない豊作。
一部獣害にあっているが許容範囲。
木自体も少し大きくなっているみたいだ。
昨年から収穫が出来始めたポンカンも今年はこれまでにない収穫量になりそうで、楽しみに収穫が始まった。
左側がポンカン、右が伊予柑。
どちらも甘いミカンだ。
八朔は来月から、晩白柚やレモンは来年1月の収穫を予定している。

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