こちらは今日収穫した、Beetrootの葉。 |
Beetrootは主にカブのような形の真っ赤に膨らんだ根を食べる。
日本ではあまり馴染みがないが、ロシア料理のポルシチに入っている野菜だ。
数年前ポーランド人の友人に種をいただいて育ててみたのだが、葉は生でサラダにしても食べれるがちょっと炒めるとさらに美味しい。
根には甘さがあり、ポルシチ以外でもいろいろな料理に使える。
ジュースにしてもとても美味しい。
こちらはBeetroot、ニンジン、ズッキーニを使って低速ジューサーで作っていたジュース。 我が菜園ではBeetrootの根の部分は6〜9月頃が収穫適期になる。 だから、6〜9月頃には夏バテ予防にこんなジュースをよく飲んでいた。 |
そして最近注目されているのが動脈硬化やガン予防などの健康効果だ。
そこでここ数年、育てているのだが、まだ我が家の定番野菜という地位は確立していない。
というのは、まだ種まきから収穫まで確実にうまくいく育て方が分からないでいるのだ。
これまでの経験では収穫時期は6〜9月なのだが、それが9月に種まきしても、10月に種まきしても、2月、3月に種まきをしても、ほぼ同じ時期の収穫になってしまう。
9月に種まきするのは、害虫被害が多すぎて、来年からはやめようと思っている。
また2月の種まきは、寒すぎるためか発芽率が悪すぎた。
で、我が家では10月と3月を種まき時期にしようと思っている。
10月の種まきでは、ビニールトンネルかパオパオトンネルが必要で、3月ならマルチの穴に直まきできると思っている。
そんな10月に種を種を蒔いて80日目になるBeetroot、2種類のトンネルと比較のための直まきで3箇所に種を蒔いたのだが、先日から少しづつ葉を収穫始めている。
最初に収穫できるようになったのはビニールトンネルの中だ。
まだ若い小さめの葉なので、サラダにすると美味しい。 ビニールトンネルの中では、冬のこの時期でも時に水遣りが必要だ。 |
一方、パオパオトンネルの中は、最初ビニールトンネルの中と同じように育っていたが、何故かここにきて急に状態が悪くなった。
成長の早いものは、ビニールトンネル内とほぼ同じ大きさ。 ただ、葉が少し傷み始めたものが多い。 |
使い古しのパオパオなので大きな穴が空いている。 そんな穴の近くが特に葉の傷みが激しい。 期待してパオパオ内に一番多くの苗を育てているので、残念だ。 これからの復活はあるのだろうか? |
これでは、サラダ用には収穫できない。
寒さの害というより、ウィルスなどによる病気に思える。
穴が空いたパオパオを使ったのが悪かったのではないと思うが。。
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そして、何も掛けないところに比較のため種を蒔いたところでは、当然ながらまだ小さな苗しか育っていない。
ただここには、葉の病気は見られない。
寒さが原因なら、ここの苗も傷んでいるはずだ。 |
ところで、葉のみを収穫するのは、膨らんだ根を収穫するまでの5月頃までだ。
こちらは、昨年5月末の写真。 この頃は葉も根も収穫できる。 |
そんなBeetrootを少し加えると、野菜ジュースも色鮮やかになる。
ただ、低速ジューサーによるジュースならいいのだが、6月に入ってからのBeetroot
を使ってのジュースはゴワゴワ感が出て評判が悪い。
6月以降は葉は硬くて美味しくなくなる。 根も繊維が強くなるので、料理には量を考えて使う必要が出てくる。 この時期からは、ジュースにするなら、低速ジューサーで圧搾するのがいい。 |
ということで、3箇所に種を蒔いたBeetroot、今の時点の育ちは、ビニールトンネルの中が一番いいようだ。
葉の状態が悪くなったパオパオトンネルの中のBeetrootには、今年こそはと期待していたので、是非とも復活してもらって、根の方だけでも順調に収穫したいものだ。
もちろん、3月にも種を直まきするのだが、こちらは葉を収穫できるのが5月から。
ただ、3月の種まきでは昨年収穫までうまくいった実績があるのであまり心配していない。
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