2019年4月15日月曜日

ゴボウの芽出し状況。最初に根がしっかり出た種を蒔いたビニール袋では本葉も出て順調。根出し不十分な状態や深めで種まきした場所では発芽率が今一つ。

こちらは花壇のアネモネ

さて、我が家でのゴボウ栽培では、嬉しい収穫の時期を迎えるまでに3つの大きな関門がある。
一つは芽出し
次は6月頃を中心としたアブラムシ被害
そして、真夏の時期の水不足だ。

芽出しに関しては、昨年からキッチンペーパーに水を吸わせて根を出させ、それを育てる予定の場所に置くようにしている。
今年も、こんな感じでしっかり根が出たものをまずビニール袋(3月19日)に置いていった
種を設置したのは3月13日だったので6日目の芽出しだ。
最初にしっかり根が出た種を置いたビニール袋では、大部分が元気に芽を出し成長中で、早くも本葉が出てきた。
こちらは置いた種7個が全て生着したようだ。
こちらは1個が芽が出なかったが、これくらいの芽出し状況なら上等だ。

ところが、ビニール袋に種を置いた翌日、まだキッチンペーパーでの芽出し状況はバラバラの種を他の場所に置いていった群では、芽出し状況は様々だった。
こんな種の根が出ているものはダストボックスに置いていった。
そして、少し根が出始めているような種を波板栽培などの場所に置いていった。
ダストボックスの方に置いた根が出ていた種からは、ビニール袋より遅いが今本葉が出始めたところ
こちらも100%近い芽出し率だ。

ところが、大根を育てていたビニール袋に、大根を引き抜いたあと置いた種は、ほとんど芽が出なかった。
ここに置いた種はまだ根が出ていない種だった。
やはり根出しが悪い種は、その後の成長も悪かったのだろう。
ここは、最初に種を蒔いたビニール袋と同じように水やりは出来たはずだ。
種を置いた深さも特に最初に元気に育った種と変わらない。

また、波板栽培のところに置いた種も、根が出ていない種が多かったのだが、ここでも、双葉が出てきたのはわずかに4個。
置いた種が芽が出ていないものが多かったのが、芽出しが悪かった原因だろうか?
それとも水遣りが不足だったのか?
そして、今年初めて挑戦する割り竹のところに置いた種からは全く芽が出ていなかった
ここには少し根が出た種を置いていたのだが、芽が出なかった。
ここでは、種を置いた場所が深すぎたのかもしれない。
どうやら、根出しが十分な種を置いたところの芽出しは問題なかったが、根の出が遅かったり、置いた種が深すぎた場所では、種の芽出しはうまくいかなかった


一方、こんな波板栽培をしている場所に出ている2年目の苗はとても元気そうだ。
芽出しに苦労している種を横目に、こんな苗はぐんぐん大きくなっていきそうだ。
こちらの根は波板から外れている。
この苗からは、今年も花と種取りを楽しみたいと思っている。
こちらも同じく2年目の苗。
2年目の苗は7月に花が咲いて、9月には種取りができるはずだ。
ちなみに、こちらは去年7月に2年目のゴボウの苗から咲いたゴボウの花。
アザミに似たとても綺麗な花だった。

ところで、芽出しに失敗した場所に移植しようと、大きめのポットに多数置いていた種(こちらも置いたときにはまだ根は出ていなかった)からは双葉が出た芽が7本出ていたが、これらを取り出してみると、根はほとんど伸びていなかった。
振り返ってみると、ここに置いた種も若干深すぎたように思われる。
それでも、このポットで出てきた双葉のついた小さな芽は、根が伸びていないまま、芽出しに失敗したところに植えておいた。
果たしてこんな芽が生き残るかは疑わしい。

ということで、今年のゴボウの芽出し状況は概ね上等
ただ、芽が出なかった割り竹栽培のところには、どうしても苗を育ててみたいので、遅いかもしれないがキッチンペーパーを水に浸して、幾つかの種をもう一度芽出しさせてみようと思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿