2019年5月5日日曜日

青さにビックリ、バタフライピー(蝶豆花)のお茶。ポットで育っているアーティチョークの苗を少しづつ畝に移植。

先日のチェンマイ旅行の時、宿の近くに綺麗な紫の花が咲いていた。
空豆の花をもっと青々させた感じの豆科の花だ。
ちょうど友人から紹介されていたアプリ『PlantSnap』で写真を撮って名前を検索すると、便利なものでその場で『Asian pigeon wings, Clitoria teranatea』と出てきた。
このアプリ本当に便利だ。
旅行中の寺で見つけたこの奇妙な木。
太い木から直接綺麗な花が咲いている。
説明がタイ語でしかついていなかったのだが、このアプリで『Cannonball tree』とすぐ判明した。
この後、砲丸のような実を直接木につけるので、頭上注意となるらしい。


そして、街歩きをしていた時、恐らく最初の写真の花で作ったと思われるお茶が売っていた。
タイ語の下にButterfly Peaと書かれていた。
売り場の女性は英語を話せなかったが、仕草で眼にいいと語っていた。
これまで飲んだことないお茶だったので、一袋を200バーツ(日本円で700円くらい)で買って帰った。

家に帰って調べてみると、このAsian pigeon wingsという花は、一般的にはバタフライピー(蝶豆花)と呼ばれている。
予想通り、豆科の花だった。
知らなかったが、蝶豆花茶は青い色が綺麗なのと健康に良いということで、最近ハーブティーとして人気が出てきているらしい。
青い色素は眼に良いとされるアントシアニン
また、ぶどうの種などに含まれる強い抗酸化物質として最近注目されているプロアントシアニジンというポリフェノールが入っているらしい。
ただ、このプロアントシアニジンという物質は色素的には赤で、渋みの成分だ。
昨日そのお茶を入れてみた。
お湯を注いだ瞬間、我が家のお茶では見たことのない薄いブルー色に染まった。
そしてちょっと時間を置くと、とても濃いブルー色になった。
ブルーベリーの4倍アントシアニンが入っているというのもうなずける。

あまりの青さに味も濃いのかと思ったのだが、渋みも全くなく、私には逆に物足りなかった。
お茶の花は、甘いお菓子のような香りだった。
色はこれだけ濃くても、飲んでみると薄すぎる。

そこで、このお茶はウコンやヤーコンの葉などを加え、いつものようにブレンドして使うことにした。
ウコンは、今年はしばらく使う分量を収穫しては窓辺に干している。
ちなみに、今収穫するウコンには芽が出始めたものもある。
他のブレンド用のお茶も置き場がいっぱいだ。
そこで、紅茶置き場の横に収まることになった。

そして、昨日も今日もウコンとヤーコンの葉とアーティチョークの葉をブレンドして飲んでみた。
入れたてのお茶と、昨日畑仕事に持って行ったお茶の余りがあったので、色や味を比較してみると、やはり1日経つと色が変わっていた。
ブレンドした直後は蝶豆花の色が優勢で、青い色がほとんどそのまま。
ただ、1日置くと、色が茶色く変色してきた。
それでも、味には色の変化ほど差を感じなかった。
ちなみに、蝶豆花茶にレモンなどを加えると、化学変化を起こして紫色に変わるらしい。

ということで、初めてゲットした蝶豆花のお茶は、青い色は気になるが、他のお茶とブレンドしてこれからも使っていくことにしよう。


さて、アーティチョークは今年は少し遅めではあるが蕾が成り始めて、収穫も間近と思われる。
ただ、メインの植え場所では二十数個の植え穴が昨年育たなかったり、この冬を越せなかったりで、空き部屋状態になっている。
そんな場所に移植するためのポット苗を今年も育てているが、今年の苗はかなり状態がいいようだ。
こんな苗を大きなものから、今日は8本移植することにした。

移植前後には十分に水を施し、移植後は防風用のビニール行灯を周りにかけている
メインの植え場所は二つの区画が直角になるようになっている。
こちらが一つの区画。
4箇所に苗を移植し、そのうち2箇所にビニール行灯をかけたところ。
こちらがもう一つの区画。
こちらは4箇所の植え穴に苗を移植したところ。
写真で確認できるのは手前の2本だけ。
そして、移植した苗にビニール行灯をかけたところ。
奥の方に大きな株が見えているが、その株には蕾が5個付いている。

こんな感じで、大きくなった苗から順に、少しづつメインの植え場所に移植していこう。

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