2019年8月18日日曜日

バーミキュライトの中で保存したヤーコンがいつまで食べれるかという実験、8月も腐れずに半分が残ったが食用には不可。保存は6月までという結果だった。

 * 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。           

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こちらは、雑草取りと土寄せをしているツクネ芋の畝。
この時期の菜園は、野菜の収穫はできても暑くて雑草を抜く余力が出ない。
ツクネ芋や里芋の畝などでぼちぼち雑草取りをしているが、完全に力負け状態。
秋冬野菜のための畝作りが始まるので、そのついでに雑草取りをする形になりそうだ。


さて、今年のヤーコンは、これまでの数回の強風で倒れかけたものの、枯れることなく順調に育っているようだ。
ヤーコン芋12月〜1月が収穫適期なのだが、その芋の保存は若干難しく、掘り起こしたあと外に置きっぱなしにしておくと、2週間ほででシワシワになり始め、1ヶ月ほどでほとんどの芋が食べれなくなってしまう。

昨年、試しにバーミキュライトの中に保存してみたのだが、3月くらいまで美味しく食べることができた。
今年は、はたしていつごろまで腐れずに保存でき、いつごろまで食べれるのかというのを見てみようと、3個の容器に詰めたバーミキュライトの中に多くのヤーコンを入れておいた
2〜4月はとても甘くておいしい状態で食べることができ、この頃までの保存芋はお裾分けしても問題ないと思われた。

6月中旬にチェックした時は、まだ半分くらいを美味しく食べれることができた。
しかし、すべての芋が美味しく食べれたわけではなかったので、食用の保存はそろそろ限界かという印象だった。
月にはチェックを忘れていたので、盆過ぎのこの時期にチェックすることになった。
20個ほど調べてみたが、7割は腐れずに残っていた
3割くらいは保存状態が悪くなり、ほぼ全部の芋が腐れたり、腐れ始めた芋もあった。
こんな芋は、もちろん食用不可と判断してまず外した。

で、芋に硬さがあり中が腐れていないと思った芋を切ってみたのだが、どの芋も食べれたのは外側の一部のみ。
ひどいものは中が空洞になり黒ずんでいた。
表面が硬くても、長期保存の芋は中からこんな感じで傷んでいくのだ。
一番中心は空洞が出来黒ずんで、その外側は白っぽくカサカサ。
恐らく外側のごく一部が食用になるのだが、こんな芋を食べる気はしない。
中が空洞になっていなくても、皮を剥いた芋の表面が、黒ずんでいるものもあった。
手前の色は普通だが、奥の芋は飴色。
通常ヤーコン芋は、少し飴色になったものの方が甘くて美味しい。
しかし、この飴色の芋には甘さが左程なく、逆にパサパサ感があった。
表面がきれいそうな色に見えた芋も、切ってみると、内側3/4が乾いた感じに硬くなっていた。
外側は、一応甘さもあり食べれたが、通常のヤーコン程みずみずしくない。
硬そうな内側も、一応食べてみたが繊維の塊といった感じで美味しくなかった。

ということで、バーミキュライトの中でヤーコン芋を保存する方法は、8月の後半でも多くの芋が腐れていなかったが、芋の乾燥が進み食べれなくなったようだ。
今回の保存実験では、芋が食べれる期間は6月までということにしておこう。

バーミキュライトの中にヤーコンを入れている容器は最後の一つが残っている。
そのヤーコン芋には小さな種芋も付いていたのだろうか、小さな苗の姿が見える。
この容器の中にはまだ20個くらいの芋が残っているのではないかと思う。
食べれないヤーコンなら、これからのチェックは意味がないのかもしれない。
それでも、10月頃に腐れていない芋がどれだけ残っているかフォローしてみよう。

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