2020年3月31日火曜日

2020年3月の菜園&果樹園。

公園や通勤路では満開が近くの桜が目を楽しませてくれているが、3月の菜園では花壇の花が次々に咲いて楽しませてくれた。

こちらはチューリップ
こちらは名前を知らない小さな球根植物
こちらは花壇ではないが、果樹園に咲いているシャガ
ローズマリーの小さな花も可愛い。
水仙もいろいろな顔を見せてくれた。
ヒヤシンスも小さなものが多いが、きれいだ。
アリウムコロニーは今年は例年より元気がないみたいだがそれでもかわいい。
そして、アイリスも凛々しく咲いている。
利休梅もいい感じで咲き始めた。
花は果樹園の花だけでなく、菜園の野菜の花もきれいだ。
こちらは空豆の花。
こちらはエンドウ豆チーマディラーパの花。
エンドウ豆は今年は赤い花が加わった。
ディルは今は蕾が開き始めているところ。
こちらは第1菜園に自生したディル。
4月になったら、第2菜園で集団で育つディルが見事な花を見せてくれるはずだ。
ここは第2菜園のディルの畝。
自宅のバルコニーでは、サボテンエアプラントも花を見せてくれた。


さて、3月の菜園ではトウ立ち菜の収穫が凄かった。
特に、元々トウ立ち菜を食べるのが目的のチーマディラーパは最高だった。
チーマディラーパはほぼ毎日色々な料理法で食べた。
白菜の花芽ブロッコリーの側花蕾も、2~3日に1回は収穫した感じだ。

葉野菜としては、レタス類、リーフチコリーの収穫が多かった。
この時期のレタス類は生でも食べれるが炒め物にしてもおいしい。
昨日はこの時期大きく育ち始めたスイスチャードの収穫が始まったのを紹介したが、このビニールトンネルではそんな苗を移植したものが元気に育っている。
Beetrootもまずまずのものが収穫できるようになってきた。

葉っぱ野菜以外の収穫では、ニンジンフェンネルの茎元を結構な量収穫した。
こちらはフェンネルの茎元、こちらも生を中心に食べている。
お裾分けした苗が我が家で育てるものより立派になって帰ってきた。
これは、少し悔しかった。

また、3月は夏野菜の種まき芋の植え付けも忙しい時期だった。
里芋の親芋は植え付けを終えた。
土の親芋も上部を切って逆さ植えにした。
3畝に分けて植えたが、こちらは一番大きな種芋を植えた第1菜園の畝。

ヤーコンは我が家では処理できないほどの種芋があったので、かなりの方に種芋のお裾分けができた。
今年のヤーコンはマルチを掛けないで育ててみている。
早いものではもう芽を出している。

芽を出し始めた宇宙芋も畝への植え付けを待っている状態だ。

キッチンペーパーに水を吸わせる方法で芽出しさせたゴボウは順調に芽出しした。
そんな芽を置いたビニール袋の上ではしっかり芽が出そろった。
波板栽培のゴボウの芽も今のところ順調のようだ。

7種類の種を蒔いたズッキーニの畝はこちら。
雑草被害が出ないように畝間もマルチで覆っている。
今日確認したら、いくつかがもう芽を出していた。

カボチャも畝の方の準備は出来たので近日中に種まきだ。
カボチャは細くて長い畝だ。
今年は5種類の自家採取種を蒔くつもりだ

一方、1〜3月に種芋を植えたデストロイヤーは、苗は順調に成長している。
1月に最初に種芋を植えた畝がこちら。
トンネルを外すとこんな感じだ。
最後に植えたデストロイヤーこんな感じだ。
下から芽が突き上げたところから順次マルチを破っている。


夏野菜の種まきも順調(?)に進んでいる。
トマトの苗は近日中に加温装置が付いた箱から不織布のトンネルの方に移動予定だ。
今年は黒キャベツの種も蒔いている。
芽は順調に育っているので楽しみだ。

一方、3月の果樹園は山菜の収穫が楽しいのだが、昨年からワラビが取れなくなりちょっと悲しかった。
タラの芽は野生種も園芸種も順調に収穫できた。
ツワブキは今年も最高だった。

というようなことで、3月それなりに忙しくなった菜園では、4月も夏野菜の植え付けなどが始まり、さらに忙しくなりそうだ。

2020年3月30日月曜日

2月に種まきしたスイスチャードの収穫開始。美味しそうだがまだ軸太の本来の姿からは程遠い。

下の写真の2つの野菜が同じ種から育ったように見える?
こちらは、葉が柔らかそうなホウレン草に似た野菜。
一方こちらは、太い軸で葉も硬そうな感じの野菜。

どちらも今日収穫した野菜なのだが、この2つの野菜は間違いなく全く同じ種で育てた野菜なのだ。
違いは種を蒔いた時期だけだ。

この野菜はスイスチャード、和名は不断草だ。
暑さ寒さに強くいつでも育てられるのでこんな名が付いているらしい。
軸は、赤、白、黄色、紫、オレンジなどがあり、色々な色のスイスチャードを育てておられる方もいる。

我が家で育てているのは軸が白いタイプのもので、種袋には『VERDE A COSTA BLANCA』と書かれており、私は茎太スイスチャードと呼んでいる。
軸の部分の歯ごたえもよく、イタリアでは人気のある野菜のようだ。
最初に出した写真は、下の写真の畝から収穫したもので、今年2月の初めに種を蒔いたものだ。
2月後半からはビニールトンネルを掛けて育てていた。
すぐ側には同じ時期に種を蒔いてもビニールトンネルを掛けなかった苗があるが、そちらはまだとても小さい。
こちらは、どんな料理に使ってもおいしそうに見える。
ただ、本来の軸太な感じにはなっていない。
この時期間引き収穫していると、そのうち残った苗が軸太になるのかも?
2枚目の写真は、去年の9月の終わりに種を蒔いたもので、大部分の苗は虫の食べられたりしてうまく育たなかったのだが、何とか生き残った苗を収穫したもの。
ある程度軸太で、葉は硬そうだが、苗は本来のものよりはるかに小さい。
それでも、炒めると美味しく食べれそうだ。
こちらの苗も4月に入るともう少し大きくなるのかもしれない。

このスイスチャード、2年前から栽培を始め、今では我が家の定番葉野菜の一つになりつつある。
ただ、昨年4月には下の写真のような立派な状態で収穫出来ていたのだが、今年はまだこんな感じで収穫出来そうな苗は見当たらない。
こちらは昨年4月の収穫。
葉の長さは50cm、軸は4㎝あった。
炒め物に最高だった。
いつでも育てられるというスイスチャード(不断草)、確かに育てやすい野菜であるのは間違いなさそうだが、うまく育てるにはまだまだいくつかの偶然が重なる必要がありそうだ。
色々試行錯誤しながら、毎年去年の4月のような大きな苗を育てれるようになることを願っている。

2020年3月29日日曜日

エンドウ豆のメインの畝の苗がピンチ。こうなると他の場所で育つ数少ない苗たちに期待するしかなさそうだ。

今日は上天気で、のんびり畑仕事をしていると、ご近所のおばあちゃんから珍しい差し入れを頂いた。
これはツクシに砂糖をまぶしたもの。
砂糖をまぶす前に軽く揚げているのだろうか?
86歳になるおばあちゃんだが、頭は柔軟でその独創性には感心させられる。

さて、例年ならばこの時期に大量の収穫が出来始めているはずのエンドウ豆
ここ数年文句なしの豊作で、今年も苗の植え付けまでは順調だったので全く心配していなかった。
ところが、今年は様相が違う。
こちらは、たくさんの苗を育てている第2菜園のメインの畝
太い茎が途中から切断され葉も食い荒らされている。
私は見ていないのだが犯人はおそらくヒヨドリだろうとはご近所さんの話。
ご近所の色々な野菜も、最近大勢でやってくるヒヨドリの被害にあっているのだそうだ。
ヒヨドリ被害に逢い易いブロッコリーは最近まで防虫ネットを掛けていたのでほとんど被害に逢わなくて済んだ。
ところが、エンドウ豆の方がやられたのだ。
手前から奥の方までこの時期は花が咲き乱れているはずだった。
見える花はまばらで、成っている実も非常に少ない。

こうなると、期待はメインの畝以外のエンドウ豆の苗たち。
豆は大好きなので、我が家では第1菜園に小さな畝と、他に第2菜園には放任栽培もやっていた。
時期遅れに余った苗を移植した小さな第1菜園の畝では、花がたくさん見えている。
まだ数個しか収穫できなかったが、ここの苗は今のところ順調そうだ。
第1菜園にもヒヨドリは遊びに来るが、目的はイチジクの木のところのミカンだ。
そんなミカンも残り少なくなってきたので、与えるのは少しづつにしよう。

また、今年も放任栽培の苗が育っている。
絹さやは昨年より数を減らして6本程の苗が育っている。
今日はここからの収穫が一番多かった。
放任栽培の中では、スナップエンドウが一番期待できるかも?
今日は数個を収穫した。
グリーンピースの放任栽培は雑草に負けたものが多いようで苗の姿が見えない。
塀に向けて竹を置いてそちらに蔓を誘導しようと思ったのだが。。
完全に枯れてはいないようだが、まだほとんど花も咲いていないようだ。
グリーンピースは放任栽培では収穫にたどり着けないかもかもしれない。
ただ、今回のようにメインの畝がピンチでも、他の場所の苗が頑張ってくれたら、去年のように大豊作になることはなくても、今年もこれからしばらくはおいしくエンドウ豆を食べれるに違いない。
こちらが今日収穫したエンドウ豆。
今年はオババから赤い花が咲く絹さやの種を頂いていた。
その苗からできる実は左下のように巨大なのだが食感はどうなのだろうか?