2021年2月12日金曜日

ミミズ堆肥も使って、昨年野菜の育ちが悪かった場所での土づくり。

 * 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。           

       https://danji.blog/

今日は私が畑仕事の際すぐ近くまで遊びに来るジョウビタキの写真を3枚。
まずは白い冠がきれいなこの写真。

畝の虫めがけて飛び降りるときはスキーのジャンプの姿勢そっくり。

横から見てもなかなか凛々しい。


さて、私のシマミミズの生態研究は数年前に終了し、最近では単純に2つある3段ミミズ小屋で上の段にミミズ君に野菜くずを与えながらミミズ堆肥を作ってもらっている
12月の終わりから1月まではミミズ君の動きが悪くなり食欲も落ちるのだがこの時期からは急速に活発になる。
こちらは3段ミミズ小屋の上の段。

上の段で最近与えた食物残差を少し外してみると、下には丸々と太った元気そうなシマミミズがいっぱい

最近はミミズの数を数えることはしていない。
私の印象では、2個あるミミズ小屋どちらにも1000匹以上のミミズ君がいる感じだ。

これからの時期、4月頃までは卵胞も多量に出来て、ミミズ君の数がさらに激増するはずだ。
もちろん、3段のミミズ小屋の下段には、ミミズ堆肥がしっかりできている。

今日はこんな微生物リッチなミミズ堆肥にも活躍してもらって、昨年野菜の育ちが悪かった野菜の場所での土づくりをおこなった。

 昨年気になったのは、折角大きな種芋を植えたのに宇宙芋が育ちが今ひとつだった場所。

台風の影響もあったのだが、その前から苗の育ちが予想より悪く、結果的には思ったほどの収穫がなかった。

少し離れた場所に育てたツクネ芋は大豊作だったので、土の状態が悪いことが予測できた。

今日はその場所の土を頑張って1m近く掘り起こしてみた。

掘り起こしたのは1m四方の狭いエリアだ。

上層の20cmほどはまずまずの土だったが、その少し下の方は硬い粘土質で空気が全く入っていない予想通りの悪い土の状態だ。

そこで、ちょっと気合を入れて土づくり。

まずは深いところに野菜カスなどの有機物を入れた。
その上の米ぬかをたっぷりかけた。

米ぬかは近くの精米所から無料で手に入る。
これも貴重な有機物だ。


さらにその上に、我が家特製のミミズ堆肥を入れ、石灰も少し加えた。
ミミズ堆肥の中にある微生物が、その下の有機物もいい肥料にしてくれるはずだ。

そして、それらの上に掘り起こした土を掛けておいた。
全行程が1時間弱で終わったので満足だ。

果たして、硬かった土が私がイメージする微生物リッチな豊かな土に変身できるだろうか?
今年保存している宇宙芋は状態が悪かったので、果たして芽が出るかどうかも分からないのだが、もし無事芽が出てきたら昨年と同じ方法で4個植え付けたいと思っている。
種芋の状態は昨年よりかなり悪いと思われるので、もし育ちが昨年より良ければ、間違いなく土が良くなったためだと思っていいはずだ。

時間があるときに、こんな感じの短時間で出来る土づくりを場所を定めてやっていこう。

3 件のコメント:

  1. こんにちは。はじめまして。楽しく拝見させて頂いております。ミミズ、とても立派ですね!1つ、お伺いしたいのですが、畑をされていて、マダニの遭遇はあると思うのですが、ミミズコンポストに無農薬の野菜餌を与えていて、マダニが発生された事はありますでしょうか?突然の質問で、大変失礼いたしました。宜しければ教えて下さい。

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  2. コメントありがとうございます。私は畑で野菜を作っているときにマダニに刺されたことはありませんしみたこともありません。ただし果樹園でワラビを採っていて刺されたことが2回あり、刺されなくてもマダニが服に付いていたことは何度もあります。刺されて嫌な思いをして以降はマダニに遭遇しそうなときは山歩き用のレインウェアを着ています。ちなみにこれまで10年以上ミミズの相手をしていますが、まだ一度もミミズ小屋にマダニが発生したことはありません。水アブはしょっちゅう発生しますが。。

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    1. お返事ありがとうございますm(_ _)m果樹園にはいるんですね、謎ですね…。鳥にもマダニは付いている事もあるそうなので、それが大きいのかな。実は自分のコンポストにマダニと思しき生物を発見しまして、一度解体してしまいました…。カメムシの幼虫だったかもしれません。それでもミミズコンポストを諦めきれず、質問させて頂いた次第です。綿密なミミズ記録、大変参考にさせて頂いております。今後の更新も楽しみにしております(*^^*)

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