芽出しなど私にとって難易度が高かったニンジン栽培、秋ニンジンはここ数年種をバラ蒔き足踏み法を実施することでうまく育てれるようになった。
長い間収穫してきたニンジンも残り僅かになってきた。 |
それでも採れるニンジンのサイズや状態は問題ない。
さて、これまで失敗を繰り返してきて学んだニンジン栽培の注意点は
1)芽出しまでは乾燥に弱いので、水切れに注意。
2)種は好気性であるので、種を深く植えない事。
ちなみに、こちらは以前やった実験で、窓辺の水が入った皿に種を置き日差しを遮るかどうかで芽出しの違いを見たもの。
こちらは上に何も掛けなかったもので、種にひげ根のようなものが見え始めている。 |
一方、こちらはキッチンペーパーを被せ日差しを遮っていた種。 こちらには、ひげ根は全く見られなかった。 |
3)種をバラ蒔きして育てるニンジンは雑草と共生するので、特に春ニンジンは6月頃の雑草被害に注意。
どうやら、ここ数年の秋ニンジンは満足に育てれるようになってきたので、今回はこれまで成績が悪かった春ニンジン栽培に再挑戦だ。
今回のやり方は、これまでの失敗を頭に入れながら、畝の準備→種を蒔かずに水撒き足踏み→穴あきマルチ掛け→穴あき部に土掛け圧迫+水やり→種まき&手で圧迫→不織布カバー という順で作業を進めた。
まずは畝の準備。
この状態では土はフカフカだ。 こんな土はニンジンが成長するときにはいいのだろうが芽出しが悪い。 |
次にいつものように、この畝に十分水を撒いて足踏みをおこなった。
秋ニンジンの場合は足ふみの前に種を蒔いてこの状態で種まき終了だ。。 |
春ニンジンの場合は芽出しがうまくいっても、その後雑草にやられてダメになることが多かった。
そこで、今回は、穴あきマルチを敷いてその穴に土を掛けた。
この後水を撒き、植穴に種を置いていった。 |
一つの植穴に5~6粒づつ種を置いていった。 |
種を置いた後は、足踏みの代わりに手で植穴の土を圧迫した。
朝晩はまだこの時期寒いので、そんな畝に不織布をべた掛けにした。
丁度畝の半分の広さ位のビニールの歯切れが残っていたので、それも不織布の上に掛けてみた。
この写真の畝の手前半分は不織布の上にビニールを掛けた。 不織布だけの場所と芽出しに差が出るだろうか? |
不織布の上にビニールを掛けたところは保温効果は上がるはず。
ただし保湿効果のほどは分からない。
逆に雨が浸み込まず、水が足りなくなるかもしれない。
果たしてどちらのエリアがうまく芽出しが出来るだろうか?
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