2023年11月2日木曜日

11月に入ったので、ツクネ芋の収穫を本格的に始めようと思ったら、畝の9割は動物被害。恐らく犯人はサルだろう。

今年のツクネ芋栽培、以前サルに根元を一部掘り返され、そのあと土を埋め戻して、その後の苗の成長を心配しながら様子も見ていたが、蔓葉は元気に育っていた。

そして、10月中旬少し収穫してみたが、サイズはまだ小さなものばかりで、早い時期にサルに根元を掘られたのがやはり影響したと思われた。

そこで、11月までは収穫無理と判断し、最初の収穫後畝の周囲に有刺鉄線を張り巡らせた。

側の畝のサツマイモは全滅したが、こちらの蔓葉は相変わらず元気だったので、ここには有刺鉄線の効果で手を出されていないと思っていた。
11月に入ったのでツクネ芋の収穫を本格的に始めようと思い、今日有刺鉄線を外し中を覗いてみた。

こんな感じで葉は元気だったので、芋も今頃大きくなっているだろうと確信していた。

ところが、有刺鉄線を外してこんな葉の下の株元を見るとほぼすべての株元が掘り返されていた。
見えてきたのはこんな哀れな食べられた後の残骸。
蔓葉は元気にしていたが、最近芋だけを掘られていたのだ。
どの株元も見事に掘り返され、芋だけ無くなっていた。
高さ3~40cmのところに1列だけ張っていた有刺鉄線は効果がなかったようだ。
仕方なく、食べ残しの芋と大きくて掘れなかったと思える僅かの芋を収穫した。
3畝、30個ほどの種芋を植え収穫できたのは僅かにこれだけ。
残っていたのは地中深くに育っていた大きな芋だった。

救いだったのは、リスクを減らすために平地の土嚢袋に育てた苗が今のところ無事なこと。
ここに見えているのは、土嚢袋に育てているツクネ芋。
確認してみたが芋を掘られた形跡は全くない。
試しに一袋から芋を取り出してみたが、土嚢袋の中に根が張り巡り、私の力では掘り起こせず、土嚢袋をひっくり返してもなかなか芋も土もなかな出てこなかった。
何とか取り出したのは10㎝強の小さめの芋、4~5個の塊。
この感じなら、サルの力で収穫するのは難しいと思われた。
土嚢袋のツクネ芋はそれなりの数を育てているので、少し小さめでも我が家で消費する分には十分だ。
蔓葉の状態からして土嚢袋の芋はまだまだ大きくなると思われたし、サル被害には極めて遭いにくい条件と思われるので、これから被害がないことを確認しながら、ぼちぼち収穫することにしよう。

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