今日は、これらの里芋の株元の芽掻きと土掛けを出来る範囲でやってみた。
下の写真では、大きな親芋を逆さ植えにしたものが左側に、大きな親芋を順行植えにしたものが右奥に見えている。
この写真で見る限り、二つの植え方の差は全く分からない。
左手には逆さ植え7株、右手奥には順行植えの5株。 全て10cmクラスの大きな親芋を種芋として使っている。 苗の高さはどちらも150cm以上になっている。 |
だが、根元を見ると二つの植え方の差がよく分かる。
大きな親芋を逆さ植えしたものでは、広い範囲に太い茎が4〜5本出ている。
大きな親芋を順行植えしたものでは、狭い範囲に1〜数本の茎が出ている。
大きな親芋を使ったものでは出てくる芽の本数が多い傾向にある。 |
去年植えた里芋で最大の収穫量があった株は、大きな親芋を逆さ植えにして、3本の太い茎を残したものだった。
ただ、親芋を逆さ植えするのには、親芋の上1/3を切り落としたり、木灰を掛けたりと、ちょっと面倒だ。
で、第2菜園に植えた小さめの親芋は全て順行植えにした。
これらも、茎芽の出方はサイズが少し小さいだけで、大きな親芋を順行植えしたものと変わらない。
第2菜園の里芋の畝。これらは高さ1m前後。 |
一方、今年は立派な小芋を種芋用に頂いたので8本植えている。
こちらの芽の出方は太い茎が1本で、周りに小さな茎が数本出ていた。
確かにこんな株では、芽掻きして1本にするのが良さそうだ。 |
こちらは高さ1m30cm前後。 周りの小さな茎は芽掻きした状態。 |
さて、芽掻きに関しては、太い茎を1本にするのがいいと以前教わっていた。
しかし、それは小芋を種芋として植えるときの話のようだ。
去年の経験からも、逆さ植えの場合は3〜4本の大きな茎を残すのは全く問題ないようだ。
で、今回の芽掻きの目安は
大きな親芋を逆さ植えしたものでは4本前後の茎を残し、
大きな親芋は順方向に植えたもの、小さめの親芋を順方向に植えたものでは、2〜3本の茎を残し、
小芋を種芋として植えたものでは、1本の茎を残すことにした。
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