2016年7月2日土曜日

種から育てた紫蘇。畝に植える前、一旦ポットに移植しなくても良かったみたい。で、満足な紫蘇の収穫。

まだ青い梅漬けに、紫蘇もみの終わった紫蘇を漬け込む瞬間の発色
これには、めちゃくちゃ感激する。
ただし、ここ10年同じ様な作業をおこなっているのだが、毎年色の付き方が違う。
やはり、新鮮な紫蘇を大量に使った時が、きれいな色になる様な気がする。

そこで、今年は梅干し用の紫蘇を初めて自分で育てることにした。
全く無農薬であるのが保証されているものが欲しかったこともある。

こちらが、収穫した紫蘇の葉を外したものだ。
用意出来た紫蘇の量は、例年よりかなり多いのではないかと思えた。

種から育てるのは初めての経験だったので、最初からもう一度振り返っておこう。
どのくらいの種を蒔けば十分量なのか分からなかったので、100円ショップの2袋100円の種を2袋分、下の写真のようなやや大型の箱形プランターの中に蒔いてみた。
均一に蒔くのが難しかった。
また、2袋では蒔いた種が多過ぎた?
こちらは4月終わりの写真。
5月上旬には、プランターの中で小さな苗がいっぱい密集してきた。
このままでは、苗同士がひしめき合って弱々しい苗になりそうだった。
そこで、この中の半分程の苗を一旦ポットに移植した。
小さな苗の時から、紫蘇はよく日に当たるところが紫色になるのだ。
移植した苗はこんな感じ。
3〜4本まとめてポットに移植して、あとで1〜2本に間引きした。
手間がかかる作業だが、こうして畝に再移植すると生着率は100%だった。
一つのポットに1〜2本を植えるくらいが良かったのだろう。
だが、プランターに育った苗が多過ぎた。

5月の終わりには、一旦ポットに移植した苗を再移植する方法と、プランターに残している苗を直接畝に植える方法、どちらが生着率がいいかを見るために、それぞれ別の畝に移植した。

生着率は、一旦ポットに移植した苗の方がよかったので、この時点では、来年以降の移植法はプランターの小さな苗を一旦ポットに移植して、それを畝に移植しようかと思っていた。
しかし、プランターに直接移植して、うまく生着しなかった苗のところに、プランターの余った苗を再度移植したら、最終的に同じように育った。

こちらは、プランターから直接移植した畝の様子。
1箇所に1〜2本の苗を植えたが、全く問題なくいい色の紫蘇が育った。
周りの雑草との色の対比がきれいだ。
一方こちらは、一旦ポットに移植して、さらに畝に再移植した畝。
こちらも全く同様に立派な色の紫蘇が出来た。


ところで、紫蘇の葉の色は、苗の上の方と下の方では若干違う。
よく日が当たる、上の方はきれいな紫。
少し下の方の葉には若干緑かかった紫だ。
この葉の位置で梅酢の発色に差があるか見てみようと、収穫する時には別々の袋に入れて収穫して帰った。
ところが、葉を千切る作業は、思ったより手間がかかる。
家人との共同作業だが、千切った葉を、また別々の容器に入れるなどといった精神的余裕が全く無くなった。
で、収穫した葉の位置による発色の差を見ることは諦めた。

千切った葉を入れた写真が、最初に載せたものだ。
この後は、収穫した葉をしっかり洗った。
紫蘇の量、有り余るくらいにあると思っていた。
しかし、しっかり洗って、絞るとかなりボリュームは減ってきた。
どうやら、収穫量は多すぎず丁度良かったみたい。
ということで、十分満足な紫蘇の収穫となった。

ここで、来年からの育て方の参考に、紫蘇の種からの育て方、もう一度で考えてみると
1)最終的に畝に植える苗は少し余った。
  蒔く種の量は今回と同じ広めのプランターに、100円ショップの種1袋で十分のよ   うだ。
2)プランターで5cm以上に育った苗を直接畝に植える方法(移植後弱った苗のところだ   け追加植え)の方が手間が少なくて良い。

ということ。

このあとは、数回の塩揉み。
そして、楽しみな梅の発色をみることになる。
この様子は明日報告しよう。

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