2016年7月25日月曜日

ミミズ堆肥の効用?思わぬところに野菜の苗が。イトトンボの交尾。

こちらはミョウガの葉に遊ぶイトトンボのペア
交尾の最中だと思うのだが、左の雄は尾部でメスの首を押さえている。
メスは軟体動物みたいに体を曲げてオスの胸の副性器に尾部を付けている。


ところで、ここは我が家のベランダ
プランターではシシトウ、ツルムラサキ、トマトなどが育っている
シシトウなどは、もう食べれそうな大きさだ。
まずまずの大きさのシシトウが鈴なり状態になっている。

ところが、これらのプランター苗を植えた記憶は全くない
そう、ここのプランターに出てきた苗はミミズ堆肥による自然発生苗だったのだ。
我が家の畑では、あちこちに撒くミミズ堆肥から、色々な自然発生苗が出てくるのだが、運良くよほどいい場所に出ない限り、それらの苗は雑草扱いで抜かれてしまう。
今回このプランターに出て来た苗は運がよかったという訳だ。


思い起こしてみると、ここの3個のプランターのうち、2個にはビルベリーの苗を1本づつ植えていた。
何が悪かったのか分からないが、その2本が枯れ、プランターはそのまま放置していた。

その後私は全くこれらのプランターを見ていなかったのだが、家人が洗濯物を干す時に小さな苗に気付いていたようだ。

3週間前、私が見に行った時には、それらの苗は下の写真の様に、もうそれなりの大きさになっていた。
そこには雑草もいっぱい生えていたのだが、間違いなく野菜の苗らしきものがあった。
そこで、プランターの雑草と枯れたビルベリーを片付け、苗の確認をしながら、使えそうな苗に一本づつに支柱を立てていった。
3週前、プランターの中心にある枯れたビルベリーが寂しかった。
雑草の中に1本の倒れた野菜の苗。
シシトウかピーマンのどちらかの苗のようだ。
こちらのプランターでは、水不足のためか野菜の苗らしきものは弱っていたが、枯れたビルベリーの木が見えないくらいに周りに色々な苗が茂っていた。
ピーマンかシシトウか分からない大きめの苗が2本と小さな苗が数本。
他にトマト1本と、ツルムラサキが4本ほど伸びていた。
狭苦しそうだったので、ツルムラサキを2本と小さな苗を抜いた。
そして、こちらはビルベリーを植えていたプランターではなかったのだが、何も植えていないはずのプランターに、やはり数本の苗が見えた。
ここでは、小さな苗を抜いて2本だけ残した。
で、こちらが3週前に、3個のプランターで整理した苗に支柱を立てたところ。


これらの苗が食べれる状態に育つかどうかに興味があった。
というのも、これまでトマトやツルムラサキは自然発生苗を育てたことはあったが、シシトウはこれまで買った苗でしか育てたことがなかった。
もちろん、自然発生苗から収穫したなんてことはなかったのだ。

で、最初の写真のようにシシトウ、ツルムラサキは収穫出来る状態になってきたというわけだ。


ところで、我が家の菜園には、シシトウもツルムラサキも十二分に収穫出来ていたので、ベランダで野菜が育っても、使うことはないかも? と思っていた。

こちらは、買った苗を植えて育てている2本のシシトウ
かなり前から、十二分に収穫が続いていた。
ただ、最近急に数を増やし始めたカメムシの影響もあるのかもしれないが、収穫出来るシシトウの大きさが小さくなってきた
これはクサギカメムシという種類だ。
先日カメムシについてネット図鑑で調べたので覚えた。
となると、興味本位で育てたベランダの野菜が、本当に役に立ちそうだ。
これも、ミミズ堆肥の効用?だろう。

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