2016年10月25日火曜日

ダラの木の皮でお茶作り、果たして味の方は? 富有柿は最終収穫。

10日程前のTV「鉄腕ダッシュ」でダラの木の皮でお茶を作っているところが放映されていた。
これまで知らなかったのだが、調べてみると、このダラの木の皮を使ったお茶は健康茶として結構ポピュラーみたいだ。
ネット上は、いいことばかりがやたら羅列してあった。

本当かな?
さっそく味見がしたくなった。
で、2日前の日曜に、温州ミカンや柿の収穫ついでにダラの木を持って帰った
野生種のダラの木にはトゲがいっぱいあるので、一応トゲを取って切り出してきた。
下が野生種、手前が園芸種
温州みかんは、ここ数日雨の日の影響か、サルが食べにきた形跡はなかった。
そこで、残しているものを半分程収穫して帰った。
少し黄色味がかかってきて、甘みが強くなってきた。
この感じなら、取り置かなくても食べるのに全く問題がない。
両面ベタベタテープが付いていたものも少し収穫した。
一方、富有柿の方は、また数個色付き始めたものがカラスの被害にあっていた。
そこで、今回は残していた柿を青みがかったものも含め全部収穫して帰った。
今年の柿の収穫量、数年ぶりに満足なものだった。

さて、本題のダラの木の方だが、野生種と園芸種では木の硬さが全く違う
園芸種は柔かくて、野生種は硬いのだ。
断面で芯のスポンジ部分が小さいのが野生種。
何となく野生種の方がいいお茶になりそう?
当然、皮を剥いた後の木の感じも違う。
こちらが野生種。
皮の下は硬いしっかりした木だ。
こちらは園芸種。
皮の下も柔らかいので、皮を剥く時ス〜と切れる。

皮は、どちらも剥き難いという感じではないのだが、トゲがあったためか、少し皮が硬いためか、野生のダラの木の方は小さな切片になった。
2日間天日干しした右が野生種。左が園芸種。
で、今日まで皮を乾かしていたが、皮は大体乾いたようだ。
さて、どちらを先に飲んでみようか?
まずは野生種を煎じて飲むことにした。

そして今飲んでいるのがそのお茶。
TVで言っていた程苦くない。
飲んだ後、喉に軽い刺激が残る
今まで飲んだお茶の何かに似ているのだが、その何かが思い出せない。
そして、二杯目には園芸種を煎じてみた。
同じボリュームの木の皮を煎じたのだが、こちらの方が薄く、そのためか香りが少なかった。
私としては、野生種に軍配だ。

煎じて飲むので、他のお茶とブレンドというわけにはいかないが、気が向いたら木のトゲに用心しながら、また野生種で作ってみよう。




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