2016年10月13日木曜日

東北山歩き「月山」。我が家の温州みかん、悔しい猿被害。対策は臭いニオイとネバネバで。

先日の3日間の東北山歩き。
最終日は『月山』
月山の頂上、なんだか動物の顔の様。
岩と雪と草での不思議な造形だ。
この日も前の日の鳥海山程ではなかったが霧が深かった。
今回のコースはリフトを使っての最短コース。
リフトの下には枯れかけのヒヨドリソウ。
8月下旬にはアサギマダラが見られるのだそうだ。
しばらくは、木道が続くが、滑り易くちょっと苦手だ。
頂上付近は、さすがに寒かった。

下り始めてしばらくすると、少しづつ霧が晴れて来た。
枯れ草が何とも言えぬ、いい色だ。
霧が晴れると紅葉がきれいだった。
ケーブル駅に着く頃は、下の方は完全に晴れて来た。
3日間の山歩きを終えるにふさわしい、気持ちよい景色だ。
ということで、東北の山歩き3日目『月山』は、変化に富んだ景色を楽しませてくれた。


さて、我が家の果樹園のある山には、20匹くらいの猿の群れが二つ程あるらしい。
またその近傍の山野には400匹くらいの猿がいるということだ。
数年前から、農家の方々の被害の話をよく耳にする。
ビニールハウスの上で遊んだり、破ったりと、その被害は目に余るようだ。
3年前我が家の温州みかんが、実を食べられたり、枝をボキボキ折られたりと、大きな被害があった。

で、この時期気を付けて見回りをしているのだが、1週間前は全く問題なく、その様子をこのブログで紹介した。
ところが。。。
今日見に行ってみると、温州みかんの木の下にはたくさんの剥きカスが転がっていた。
中には、皮を剥こうとして途中でやめたものもある。
皮が硬かったからだろうか?
まだ、この時期の我が家の温州みかんは青々とした実なのに。。。
この皮の剥き方から、犯人は想像出来た。
どうやら、皮が柔らかくなったものから食べたようだ。
被害場所を見てみると、
低い場所の被害だけなら、アナグマなどの猿以外の被害も考えられたが、
枝の先に白く見えるのが、千切られたあとの残った実。
高い枝にも被害がたくさん出ていた。
この被害は猿以外に考えられない。
ン〜悔し〜い!
このままだと、毎日毎日被害が広がるに違いない。

ということで、すぐさま対策をとった。
その対策とは
1)クサイ臭いでの対応
2)ネバネバな両面テープでの対応だ。
猿は人間に近いので、人間にとって嫌なことは、猿にとっても嫌に違いない
1)私はこれまでの経験から、窒素肥料に石灰を加えると、アンモニアが発生して、熱と悪臭が漂うことを経験している。今回はこれを利用した。
バケツ1/4程に窒素肥料と石灰を入れた。
ミカンの木の周り全体にこれを撒くと、熱で根がやられる?
ということで、木の周り5〜6箇所に分けて小さなかたまりを置いておいた。
2)ネバネバ両面テープは、2年前木の幹に巻いてそれから2年は猿被害がなかった。
今回は、木の幹や、ミカンそのものにも両面テープを施した。
木の幹の様子。
薄い黒いテープは2年前施した両面テープ。もう効果がないようだ。
青いテープは、ビニールガムテープ。ベタベタを外側にしている。
全てのミカンに両面テープを貼る手間はなかったので、代表20個程に小さな両面テープを貼付けた。

下の写真は、アンモニア発生材料を数カ所に置き、ネバネバテープを施し終えた温州みかんの木。
このあと、ネバネバ両面テープが付いたミカンが落ちていたら悲しい。
そうならないことを期待しておこう。

万が一、私が食べるミカンが全く無くなると、悲しいので、若干皮が柔らかいと感じた数個を緑色のまま千切って帰った。
1週間も置いていたら、甘く美味しくなるに違いない。

ところで、ミカンの皮にはdーリモネンという虫除けになる物質があるので、猿に食べられかけたミカンの皮を取ってきて、虫被害に合っているミズナやダイコンの苗に廻りに蒔いておいた。




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