2018年3月12日月曜日

山のヒヨドリ。ローズマリーとラベンダーの挿し芽の越冬にビニールカバーは不要だった。

こちらは、私の菜園にも時に遊びに来るヒヨドリ
それでも今年はブロッコリーにネットをかけていたためか来訪が少ないな〜と思っていた。
しかし、原因はもしかしたらこの果樹園にあるのかもしれない。
こちらのカメラが気になったのか、ちょっとこちらに目をやったが。
昨日自分の果樹園から帰りしな、近くのプロの農家の方のミカン畑からうるさい鳥の鳴き声出した。
そちらに目をやってみると、今年はミカンをちぎる方もなく荒れ放題になっていた。
で、ミカン畑では物凄い数のヒヨドリがやかましく鳴きながら飛び交っていた。
かなり広いミカン畑が全てヒヨドリの楽園になっていたのだ。
このヒヨドリ、私を気にしたのは最初だけ。
あとは気にせずミカンを口いっぱいに何度も頬張っていた。
そして、そのミカン畑では、いたる所にヒヨドリがいた。
恐らく、摘果の時期を過ぎた柔らかい皮に穴を開けて食べているのだろう

確か持ち主の農家さんは高齢だったように記憶している。
病気でもされたときに、あとを任せれる人がいなかったということだろうか?
ちょっと離れたところには枝がついたミカンが転がっていた。
ヒヨドリがこの重さのミカンを運べる?
もしかしたら、こちらはカラスの仕業かもしれない。


さて、昨年12月初めにプランターにローズマリーとラベンダーを挿し芽して、防寒用にビニールカバーをかけていた。
ローズマリーもラベンダーも好きなハーブなので、もう少し増やしたかったのだ。
こちらが昨年12月初めに挿し芽した時の状態。
こちらはラベンダー。
ローズマリーもラベンダーも同じように挿し芽した。
そして、下の写真のように防寒用にビニールでカバーしてみた。
小さな挿し芽には冬はビニールカバーでもしておかないとかわいそうに思えたのだ。
設置した時は、いい環境で100%の根つきになると思っていた。
ビニールは柔らかかったので、雨が降った後はしばらくプランターの上に水たまりができていた。
時に水たまりはプランターをちょっと傾けて流していた。
ただ、ビニールの下に見えた雑草で、ビニールを外しての水やり不要と思っていた。
で、今日ローズマリーの挿し芽をしたプランターのビニールを外してみるとこんな感じ。
予想通り雑草が元気だ。
挿し芽は雑草に隠れて見えない。
そこで、雑草を抜いてみた。
挿し芽がうまくいっているところと枯れたところ(右)があった。
枯れたところは、土がカラカラになっていた。
ビニールを掛けていたのが、土が乾きにくい冬とは言え、やはり1度も水やりをしなかったのは失敗だったようだ。
確かに草が生えていたところでは、挿し芽は生き残っていたが、針金でしっかり固定した上の写真の右側では挿し芽は枯れていた。
ラベンダーの挿し芽も同様で、ビニールを外すときに支柱になるように3箇所針金で固定した付近の数本だけは雨が全く入り込まずに枯れていた。
ここだけが密着が強くで、雨が全く入り込まなかったみたいだ。

ただ、土が乾いていなかったところでは挿し芽はほぼ100%生着していた。
丁度、草を抜いたとき一緒に抜けた挿し芽が1本あったので、挿し芽の下端の部分を確認した。
1cmほどの小さな根が2本見える。
挿し芽をして3ヶ月で、これくらいの根が伸びていたのだ。
他の生着したと思える挿し芽は、皆こんな感じで根付いていたのだろう。
次に、挿し芽する時に何もかけていなかったプランターを比較のため作っていたので、そちらも見てみた。
えっ!100%生着しているじゃないか!
ということは、挿し芽するときや苗を越冬させるときににビニールや不織布を掛ける必要は全くなかったのだ。

そこで、我が家にあるハーブの越冬出来る温度を調べてみた。
バジルやレモングラスは5〜10°C必要とのこと。
フェンネル、タイム、ローズマリーはー5°Cまで耐寒できるとのことだ。
確かにフェンネルは何も防寒処置をしていないのに越冬できた。
そして、ラベンダーとレモンバームはー10°Cまで耐寒だとのこと。

この冬、ラベンダーとローズマリーの親株のほうは不織布をかけて越冬させていたが、これも必要なかったということだ。
こちらはラベンダーの親株のプランター。
別に不織布は掛けて悪かったということはないのだろうが。。
来年はどうしよう?
こちらはローズマリーの親株のプランター。
苗の状態は全く問題ないようだ。
とにかく、この冬挿し芽をしたローズマリーとラベンダーは、越冬するのにビニールカバーは不要だったようだ。
それでも、私の希望通り、この2種類のハーブはお茶として利用するのに、十分な数の苗ができたと思っているので、挿し芽は成功と言えるだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿