2012年6月17日日曜日

梅干し作り1週目:中樽ピンチ!(大梅)

梅干し作りの最も心配な1週間が過ぎた。
最初は毎日,重しを外して梅の位置が少しでも変わるように樽をローリングさせていた。
3日目位からきれいな梅酢が上がってきていたので、この3日間はチェック&ローリングをしていなかった。

1週間目ということで今日チェックしてみたら、これは大変!
中樽の方が大ピンチだ!

6kg漬けた小樽の方は透き通った梅酢も十分に出て,梅にも適度なしわが寄っている。
今のところカビ発生の心配はなさそうだし、最初の1週間の経過は順調と判断して良さそうだ。
こちらの樽はもうローリングの必要もなさそうだ。


ピンチになったのは、7.5kgを漬けた中樽の方。
覗いてみるとは梅酢に濁りがあった。

この重しを外して見て見ると

押し蓋の方にも梅酢が染み出てきている。
すなわち、これはビニール袋の損傷を意味している。
市販の漬け物用のしっかりしたビニール袋だがローリング操作で傷ついたのだろうか?

濁りの程度からみてまだ大丈夫だと思ったが、恐る恐る中をのぞいてみた。

一見、カビもなくどうやら心配なさそうだと思った。

そこで下の写真のように塩を適量加え、樽の内面をアルコール消毒し一旦そのまま経過を見ようかと思った。

 そこで樽をちょっとローリングをして大変なことに気が付いた。
爪楊枝を刺している梅、よく見るとしわが寄っているどころかパンパン張っている。
これは一大事なのだ!
梅の中で発酵(恐らく酵母菌)が始まったのだ。
原因は減塩なのか?ビニールの破損による雑菌の混入か?重しが足りなかった?それともローリング不足?この3日間チェックしてなかったのは反省だ。

樽をローリングさせると同じような膨らんだ梅が浮かんできて、爪楊枝で穴をあけたところから泡(発酵ガス)がでている。膨らんだ梅をそのまま漬けると梅が硬くなって美味しくないとのことだ。可能な限り同様の梅に爪楊枝で穴をあけガス抜きを図り

 新しいビニールに取り替え

おまじないに大好きな焼酎で重しの追加をして

あとはカビが発生しないように祈るだけ。
イヤイヤ,毎日チェックをつづけることにしよう。
もし,梅酢の濁りが今よりひどくなれば、ホーロー鍋で弱火で煮沸することになる。



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