2012年6月24日日曜日

桃とヤマモモ

桃をいっぱい頂いた。
 この桃は果樹園農家の方が市場に出そうとしたら、傷み始めているとのことで返品されたのだそうだ。生活をかけて作った立派な桃が返品された時はさぞかし悔しかったろう。
とても甘く美味しかったので、家人と2日間で半分程頂いた。
それでもまだこれだけ残っている。十二分に熟れた桃なので、残った桃は確かに傷み始めている。

この2日間で食べたあとの皮などはさっそく餌としてミミズ小屋(金子1号)に投入している。
ミミズ小屋のふたを開けて上に載せているだけだが特に変わりはないようだ。
残った桃が傷んできたので今後、みみず君の餌になる分が増えていきそうだ。
とても糖分の多い桃なので発酵し易いかもしれない。
一応観察小屋で、発酵しないかどうかのチェックをしておこう。

昨日冷凍解凍後の果実(梅と柿)がアルコール発酵したことを報告した。
冷凍してはないが、やはり糖分の多い果実は発酵するかどうかが気になるのだ。

実験に使う桃は下の写真のように果汁が染み出てとてもウェットな状態のもの。

 これに下の写真のような、乾燥したココナッツ繊維をまぶして、甘い果汁を水代わりにちょうど良いウェット状態にした。

そして、設定した観察小屋(観察小屋7号)では、万が一桃が発酵した時は逃げ場になるようにややウェットなダンボールを上層に多めに入れておいた。
みみず君は大人ミミズ20匹に参加してもらった。

発酵するかどうかを見るのが第一の目的なので、10日間くらいして最終チェックをしよう。短期間実験なので蓋なし観察小屋でOKだ。

ところで下の写真、桃は桃でもヤマモモだ。
この木はは我が家の畑の近所にある。
そういえば私の産まれ育った家にもヤマモモの木があった。大きな木だったのでよく木登りをしていたが、雄株だったのだろう、このような実を付けることはなかった。ヤマモモがこんな実を付けることすら知らなかった。
実を取りにきている人から話を聞くと、この実は梅焼酎のように焼酎に漬けたり、塩漬けしたり、十分熟れたものや落ちたばかりのものを水に漬けて虫を追い出してからそのまま食べたり、ジャムを作ったり、色々使えるそうだ。







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