緑化したジャガイモの皮の下や芽の部分にはにはソラニンという有毒成分(アルカロイド)があり,それを食べると食中毒になるという。茹でてもその成分は無くならないというから怖い。
昨日,芋掘りをしたが土寄せの不十分なところには、日に当たってこの怖い緑化が出来ていた。
人間様に毒になるものは恐らくみみず君にも毒になる。
これまで、みみず君の餌としてジャガイモを与える場合は、料理のあとに出る皮を中心にみみず君に与えていた。ジャガイモの皮を与えるとよくそこから芽が出たりする。だがみみず君に対して問題があったのは一度だけだ。その時は大量の皮(芽の部分も含めて)を湯掻いて与えた。
その時、湯掻いたときに出来た濃縮した液を、栄養がありそうに見えたので冷やして皮と一緒にミミズに与えた。すると、液が当たった部分のミミズ君が死にかけていたことがあったのだ。
ただしこれがこのソラニンの影響であったかどうかは定かではない。
ということで、この緑化した芋をみみず君の食材としてテストするのはかわいそうな気がするが一応毒性を確かめておきたいので実験開始だ。
この2個の芋の緑化した部分だけを下の写真のように切り取り
小さくスライスしてココナッツ繊維をまぶした。
みみず君は青年ミミズ10匹に参加してもらった。
最近は観察小屋としては蓋付き、空気穴付きプラスチックの容器を使うようになっているが、今回はプラスチック容器の準備がないので下の写真のようなガラスの観察小屋を用いることにした。
いつもの様に設定直後はみみず君の姿は見えていない。今後みみず君が蓋に使っているダンボールのところに集まって来るようなら、緑化したジャガイモの皮はみみず君にとってもかなり毒性が強いのかもしれない。
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