特に,この時期が圧倒的に赤ちゃんが多く見られるように思う。
実際、最近のミミズ小屋ではベビーブームで多くの赤ちゃんが産まれている。
他の方のブログなどで赤ちゃんが成長し次の子孫を残せるようになるまでは3ヶ月くらい、との報告をいくつか目にした。
しかし、これまでの我が家での観察小屋での観察ではそこまで早い成長は見られなかった。3ヶ月で大きめの子供〜小さめの青年ミミズといったところだ。
今回、金子2号(以前の室コン5号、先日全滅)を用いて600匹の赤ちゃんによる壮大な成長実験をおこなってみようと思う。
こちらは金子1号(以前の室コン1号)フロースルーとこれまでのミミズ堆肥分別でかなりのみみず君は下の写真の新たな金子1号の方に移動している。
今日は残りの堆肥からみみず君を分別するが、最近の堆肥内の赤ちゃんの様子からまだかなりの赤ちゃんが上の写真の残った堆肥に居るはずである。
この赤ちゃんを救出し金子2号で成長実験を始めようというわけである。
いつものスタイルで堆肥とミミズを分別開始
そして,堆肥収穫の際、真ん中の緑の皿の中に600匹の赤ちゃんミミズを選別した。
右の青い箱には大人ミミズや果物の皮などの残渣を分別。
餌はすぐ食べれる,キュウリや豆などと、じっくり食べるであろうサツマイモ(下の写真)を用いた。赤ちゃんミミズには僅かな環境悪化も厳しい条件になると思われるのでウェットになり易い冷凍解凍後の芋類(今までの実験結果では餌として一番食べっぷりは良い)は投与しないことにした。
金子ミミズ小屋は前回の室コン5号全滅事件を受けて風通しの良いところに移動した。
その風は若干の臭いも含んで娘の部屋に入っていくようで、娘には金子ミミズ小屋の移動は不評だったが、ここはみみず君の健康のため我慢してもらうしかない。
さて,600匹の赤ちゃんミミズによる成長実験、まず3ヶ月して初回のチェックをしてみよう。
今回頑張って正確に600匹丁度の赤ちゃんを投入しているので、3ヶ月後に正確に数をチェックすることにより赤ちゃん成長過程でどれくらいの自然死亡があるのかも分かるだろう。今回は観察小屋のように狭い空間ではないので、よほど環境を悪化させる因子がない限り正確なデータが得れそうな気がする。
もし,諸家の報告のように3ヶ月で卵を産める大きさまで成長しているようであれば,これまでの我が家での成長実験は環境が悪かった(観察小屋が狭かった)ということになる。
3ヶ月で子供〜青年ミミズの大きさなら。やはり我が家のミミズの成長は諸家の報告より遅いということになり、もしかしたらシマミミズのなかでも家系の違いがあるのかもしれない。
もし、子供を産めるようになったら1ヶ月ごとにこのミミズ小屋をチェックするようにしよう。その都度,卵や赤ちゃんを外し大人ミミズのみを残すことにより。この小屋で正確な寿命実験も出来るはずだ。
もちろん、現在観察小屋3号で始めた寿命実験(50匹の赤ちゃんミミズ参加)と合わせて見ていく形になる。
金子2号では実験をしながら、そのうち600匹近い赤ちゃんみみず君がそのまま大人になったら、十分堆肥作りもできるミミズ小屋として機能するようになる、という一石二鳥を狙っている。
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