2014年2月10日月曜日

この寒い時期のナスとトマトの種まき。育苗器がないので一工夫して。

 * 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。           

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これまでナスやトマトを種から育てたことは無い。
いつも5月の連休の頃に苗を買って育てている。

今年は、いつも見るものとちょっと違う感じのナスやトマトの種をスペインのお土産にもらった。

先日、種から育てた変わり種ブロッコリー「ロマネスコ」を収穫した。収穫まで苦労したこともあり、ちょっと感激ものだった。
種からの野菜作りは面白い!
ということで、今回はナスとトマトに挑戦してみることにした。

下の写真が今回まいた種の袋。袋の下の説明では2月はスペインでもまき時に入っている。

調べてみると、日本でもナスやトマトは今の時期種まきを始めるらしい。
ただ、今の時期はまだ寒い。
ナスやトマトの種がよく 発芽するのは15~30℃の範囲とのことだ。
そこで、皆さん色々工夫して発芽育苗をされているようなのだが、家庭菜園をされている方にとっては、電気で暖める発芽育苗器というものが市販されており、なかなか便利なようだ。

しかし、私は初心者。
まずはそんなものは使わないで私なりの工夫をしてみることにする。

土は種まき用の専用の土とミミズ堆肥を半々くらいに混ぜている。

ポットを入れるのは、ミミズ小屋にも使っているどんぶり型プランター。
左のプランターにナス、右にトマトの種をまいたポットを入れてみた。
一つのポットに3粒程の種をまいている。
種を植えたポット入れたプランターをパオパオの中に置くのだが、さらに保温のためそれらのプランターを厚手のビニール袋で覆った。

これがパオパオ内のプランター置き場所。
パオパオ内のサニーレタスは、保温処置の無いものに比べ約2倍の大きさに成長している。
パオパオ内はビニールハウスの中程暖かくはないだろう。
しかし、何もカバーをしていない露地に比べたらかなり暖かいに違いない。
これにゴミ袋用の厚手のビニール袋をかけ
このようなビニールをかけることによってビニールハウス並みの温度になればうれしいのだが。
 それを、パオパオ内に納めた。
この方法の欠点は、まず外からポットの状態が見えないこと。
そして、水やりする時は、パオパオとビニール袋を外しておこなう必要があること。
もちろん、雨が降ってもポットには水はかからない。水やりだけは忘れないようにしよう。



水やりにやや難点はあるが、このやり方で、市販の発芽育苗器と同じようにナスやトマトの芽出しが出来れば御の字だ。

しかし、この時期まだまだ寒い。
この寒さだと、パオパオ内の種が無事発芽するかどうかは若干不安が残る。

そこで、上の方法でうまくいかない場合のために、予備にもう一つの方法もとってみた。
この方法では、水に浸したキッチンペーパーの上に、ナスとトマトの種を並べている。
上がトマト、下がナスの種。

 その種が入った皿をビニールで包んで、暖かい日差しがある窓辺に置いてみた。
芽と根と両方出てきたら、その種をビニールポットに移植するつもりだ。

こちらは、もし発芽したら、自分の目で確かめることが出来る。
うまくいけば元気に発芽した種だけを、ポットに植え変え、そのポットをパオパオ内に移動させようと思っている。

さてどちらの方法がうまくいくだろうか?
どちらもうまくいかなかったら、来年は発芽育苗器を購入したくなるに違いない。

どちらにせよ、この寒い時期のナスやトマトの種植えは初めての経験だ。
もし、うまくいって立派な苗が出来るようだったら、これまで種から育てたことのない他の野菜の種まきもこの方法でやってみたくなるだろう。

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