実は収穫出来たロマネスコはこの1個だけ。 貴重な、貴重な1個なのだが昨日食した。美味しかった!! |
その間、何と言っても一番大変だったのはモンシロチョウの幼虫、アオムシの被害だった。
さて、今日はこのロマネスコの収穫に至るまでの話に付き合って頂こう。
こちらが5月下旬、スペイン旅行の土産にもらった変わり種ブロッコリーの種。
種袋に記載されている説明では3〜6月までが種の植え時適期のようだ。
これは日本のブロッコリーの種まき時期と明らかに違う。
日本のブロッコリーは2〜3月と7〜9月が種の植え時とされている。
種はあちら産でも、ここは日本。種の撒き時は日本の基準に合わせるべきかと迷ったが6月初旬にプランターに種を植えた。
種はあちら産でも、ここは日本。種の撒き時は日本の基準に合わせるべきかと迷ったが6月初旬にプランターに種を植えた。
その種からは1週間程で芽が出そろった。
この双葉を見ると、ダイコンとの区別がまったくつかない。
ブロッコリーを種植えから育てたことは無いのだが、恐らく出てくる芽は同じ感じだろう。
それから1週間程経ち、まだ苗は小さかったが、さっそくブロッコリーを大好きなモンシロチョウが苗の近くを飛んでいた。
そこで畝に移植するには通常考えられないくらい小さな苗だったが、防虫が出来ればということで畝へ移植することにした。
だが、我が家には畝に使える程大きな防虫ネットはない。
そこで、防寒用のパオパオをモンシロチョウに対する防虫ネットとして使うことにした。
下の写真が変わり種ブロッコリー「ロマネスコ」の小さな苗を畝に移植したところだ。
しかし、植えた時点で小さな苗の葉はすでにアオムシ被害にあっていた。
とても小さな苗を5本程植えた。 移植する時によく見るとどの苗も早くもアオムシに葉っぱが食べられていた。 |
また、その頃気温が上がり過ぎるのが怖かったので、モンシロチョウが入らない程度にパオパオの隙間を空けて風を入れていた。
風穴からモンシロチョウが入ったわけではあるまいが、
植えて間もなく、苗はさらにアオムシ被害で悲惨な状態になっていた。
そのためパオパオ内が雑草だらけになっているのは分かっていたが、これらの苗は半分あきらめて放置していた。
すると、植えたときはほとんど雑草はなかったが、1ヶ月ちょいの時間を経てパオパオ内はこうなった。
それでも、あきらめ半分。もしかしたら、生き残ったロマネスコの苗があるかどうかみてみたかった。
そこで、注意しながら雑草を抜いてみた。
ロマネスコは何とか生き延びていた!
上から見ると下の写真の様にまだgive up するのは早すぎる?苗が3本あった。
この3本の苗は、種植えから2ヶ月近くにしてはとても弱々しい苗だが、周りに雑草がなくなったので、これからのびのびと成長を始めるかもしれないと思った。
だが、これら生き残った苗たちにとって、次に更なる試練が待っていた。
9月頃からの冬瓜の進出でパオパオ内のこれらの苗が悲惨な状態になったのだ。
冬瓜の蔓や葉に覆い尽くされたパオパオでは、中のロマネスコに日が当たりそうにない。
そこで、冬瓜の覆いを外すためにパオパオを一緒に外さざるを得なくなった。
パオパオを外したあとも冬瓜の蔓はロマネスコの苗の近くを覆いつくしていた。
そのため、ロマネスコの苗に近づき難く、草抜きも虫取りもままならなかった。
そして、悲しいかな、ロマネスコはまたモンシロチョウの幼虫(青虫)の餌食になった。
下の写真は3本中最も被害が大きかった苗。葉のカケラも無くなった。
ほとんど葉が見えないロマネスコには蛹の姿がいっぱいあった。見えるものを落としてみた。
しかし、ロマネスコは強い。この一旦葉が全く無くなった苗も、上部に新しい葉が伸び、最近では頂上に小さな実を付けている。
風穴からモンシロチョウが入ったわけではあるまいが、
植えて間もなく、苗はさらにアオムシ被害で悲惨な状態になっていた。
この状態での苗の生き残りは不可能だろうと思った。 |
そのためパオパオ内が雑草だらけになっているのは分かっていたが、これらの苗は半分あきらめて放置していた。
すると、植えたときはほとんど雑草はなかったが、1ヶ月ちょいの時間を経てパオパオ内はこうなった。
パオパオ内は雑草伸び放題。この中でロマネスコの苗は生き延びたのだろうか? |
そこで、注意しながら雑草を抜いてみた。
ロマネスコは何とか生き延びていた!
この感じは、パオパオ内に移植したあと、新たなアオムシは発生しなかったということか? それとも、雑草がモンシロチョウからロマネスコの苗を守ったのか? |
上から見ると下の写真の様にまだgive up するのは早すぎる?苗が3本あった。
こんな感じの苗が3本あった。これらをしっかり育てることにした。7月も終わりの頃の話だ。 2本の苗はアオムシにやられたのか、雑草にやられたのかあきらめざるを得ない姿だった。 |
だが、これら生き残った苗たちにとって、次に更なる試練が待っていた。
9月頃からの冬瓜の進出でパオパオ内のこれらの苗が悲惨な状態になったのだ。
ロマネスコを育てていたパオパオは自然発生の冬瓜の苗が覆い尽くした。 このままではパオパオ内が日陰になってしまいそうだった。 |
そこで、冬瓜の覆いを外すためにパオパオを一緒に外さざるを得なくなった。
パオパオを外したあとも冬瓜の蔓はロマネスコの苗の近くを覆いつくしていた。
そのため、ロマネスコの苗に近づき難く、草抜きも虫取りもままならなかった。
そして、悲しいかな、ロマネスコはまたモンシロチョウの幼虫(青虫)の餌食になった。
下の写真は3本中最も被害が大きかった苗。葉のカケラも無くなった。
これが3本中一番ひどい被害にあった苗。 10月初め頃の写真だ。 |
もうあとはモンシロチョウになるだけで、これ以上の被害は及ぼさないのは分かっていた。 それでも、ロマネスコに付いていた蛹たちを落とした。 |
よく見ると5cm程の小さな実(花蕾)を付けている。 苗の勢いから判断して、この実は恐らく食べれるまでは大きくならないと思う。 しかし全く葉がなかった苗が、よくここまで復活したものだ。 |
もう1本の苗も、この時期までに収穫出来るところまでは復活しなかったが、上部に新しい葉がしっかり茂っている。
もしかしたら、葉に隠れて今から育つ実があるかもしれない。
もしかしたら中央に葉に隠れた実が育ち始めているかもしれない。 |
この2本とも、一時はもう枯れてしまうかと思われる程悲惨だった苗だ。
これらの苗が、食べれるまで実が育つことは無いだろうが、ここまで復活した。
ロマネスコの生命力は見上げたものだ。
そして、3本中1本だけが昨日収穫できた。一番上の写真だ。
上の2本との違いは遅ればせながら(?)防虫用にランドリーネットをかけていたことだ。
それでも、このネットをかけたロマネスコだけが収穫にたどり着けたのだから、ランドリーネットの効果はあったのだろう。
そして、収穫後にロマネスコの屈曲した茎を眺めていると、この茎がこれまでの長い道のりを如実に物語っているようで、褒めてやりたくなった。
とても美味しかったロマネスコ。こんなに苦労して収穫出来たので食べれた時の喜びはまた格別だった。
さて、昨年頂いたロマネスコの種はまだたくさん残っている。
今年は日本のブロッコリー栽培の基準に合わせ2〜3月頃の種まきと、7〜8月頃の種まきで再挑戦してみよう。
今回の反省を踏まえ、モンシロチョウが活発に活動している時は極力、防虫ネットの中で育てるつもりだ。
7月の種植えでは、芽が出る時から防虫ネットの中の方が安全だろう。
これから2月末頃植える種の方は、この寒さの中で芽出しがうまくいくかどうかがちょっと心配だ。
それでも、また美味しいロマネスコがたくさん食べれるよう頑張って育てるのだ!
これらの苗が、食べれるまで実が育つことは無いだろうが、ここまで復活した。
ロマネスコの生命力は見上げたものだ。
そして、3本中1本だけが昨日収穫できた。一番上の写真だ。
上の2本との違いは遅ればせながら(?)防虫用にランドリーネットをかけていたことだ。
しかし、時にネットを外してみると、多くの葉がアオムシに食べられていた。
見つけたアオムシは慌てて捕殺した。 |
そして、収穫後にロマネスコの屈曲した茎を眺めていると、この茎がこれまでの長い道のりを如実に物語っているようで、褒めてやりたくなった。
とても美味しかったロマネスコ。こんなに苦労して収穫出来たので食べれた時の喜びはまた格別だった。
さて、昨年頂いたロマネスコの種はまだたくさん残っている。
今年は日本のブロッコリー栽培の基準に合わせ2〜3月頃の種まきと、7〜8月頃の種まきで再挑戦してみよう。
今回の反省を踏まえ、モンシロチョウが活発に活動している時は極力、防虫ネットの中で育てるつもりだ。
7月の種植えでは、芽が出る時から防虫ネットの中の方が安全だろう。
これから2月末頃植える種の方は、この寒さの中で芽出しがうまくいくかどうかがちょっと心配だ。
それでも、また美味しいロマネスコがたくさん食べれるよう頑張って育てるのだ!
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