2014年2月21日金曜日

老体ミミズ2匹による繁殖実験;シマミミズは20ヶ月目でもまだまだ繁殖能力ありそうだ。

この観察小屋では、老体ミミズ2匹がいつまで繁殖行動を続けるかを見ている。
これが観察小屋の蓋を取ったところ。
なぜか少しカビが生えているが、中の環境には全く問題ない。
この観察小屋では以前92匹での寿命実験をおこなっていた。
しかし、昨夏の猛暑でミミズ君は激減。
この数ヶ月、生き残った2匹の繁殖活動を観察している。
こちらは、内容を皿に移したところ。
中央付近に2匹のミミズが見える。
どちらも環帯が膨らみ妊娠していることが分かる。
見慣れた人以外では分かりにくいだろうが、中央付近に2匹のミミズがいる。
どちらの環帯も膨らんでいる。妊娠しているのだ。
分かり易いように2匹の環帯が膨らんだところをアップしてみよう。
右上と左下に膨らんだ環帯が白っぽく見えている。
ここに卵胞が形成されているのだ。

 ということで、生後20ヶ月目の老体ミミズ2匹はまだまだ繁殖能力ありそうだ。
今回は、卵が4個見つかった。
卵は4個見つかったが、赤ちゃんはいなかった。
この写真でよく分かるが、卵の周囲に付いている堆肥はウェットだ。
環境が少しウェットだったので、今回は堆肥の入れ替え戦を行なった。
新しい観察小屋には下の写真の堆肥を外し、新たにややドライ気味のココ繊維と餌としてのサツマイモを加えておいた。
写真の写り方でウェットに見えないが、これはウェットな堆肥。
今回、観察小屋から外した。
シマミミズは雌雄同体である。この観察小屋には2匹のミミズしか居ないが、彼らが交接し、お互いが妊娠しているのだ。
見つけた卵は観察小屋に戻すので、どれくらいの期間で妊娠と産卵をくり返しているのかの推定は難しい。月に1回くらい産卵しているのだろうか?

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