2014年12月23日火曜日

豊作だったショウガ、種ショウガ保存に初挑戦。

 * 福岡ミミズ日記は引っ越ししました。           

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こちらは畑の前の小川。
写真には見えないがバンが気持ち良く泳いでいた。
久しぶりに今日は太陽が顔を出して気持ちのよい一日だった。


さて、今年のショウガは豊作だった。
ショウガは家族みんなが大好きで我が家の消費量は多いのだが、今年は食べる分には全く不自由していない。
ショウガ蜂蜜漬けも、ショウガ茶も十二分にある
こちらはショウガ茶を作るためにざるの上で天日乾燥させている薄くスライスしたショウガ。
手前の方は干し始めたばかり、奥の方には出来上がった乾燥ショウガが見える。
乾燥するととても小さくなる。

そこで来年は自分で収穫したショウガを種ショウガとして保存して、それを植えて今年のような豊作にしてみたいと思った。
まずネットで種ショウガの保存の方法を調べてみた

すると、
“保存するより食べる方法は考えたほうがよい。”
とか
“保存は、温度湿度管理・腐れ黴萎びれる芽が出るなどリスクが多い。”
などと嬉しい話が出てこない。
“60cm程の穴を掘って埋めていたショウガが取り出した時は全て腐っていた。”
というような話も紹介されていた。
どうやら、種ショウガの保存は極めて難しいみたいだ。


そんな中で、わりとうまくいきそうな話として紹介されていたのは、1mの穴を掘って地中に埋める。というものと新聞紙で包んで発砲スチロールの箱に入れ、密封するというものだ。

自分の感性を信じてどちらか一方の方法をやってみるというのも一つの方法だろう。
しかし、感性が外れたら?

これまで、ツクネ芋の保存は新聞紙で包んで、米袋に入れ室内(台所の冷蔵庫の上)保存が一番成績がよかった。ここまで至るのに何度か失敗をした。
里芋やウコンは土の中に60cm程の穴を掘って埋めたものがいい結果だ。


さて、ショウガの保存。私の勘では土の中で1mも掘らなくても保温&防湿環境をしっかり作れば大丈夫な気がする。
ただ、次に示す方法はそのブログに自信たっぷりに紹介されていた。

『 成功する方法を一つお教えしますね。
1、生姜収穫後を泥付きのまま濡れ新聞紙で包む
2、発泡スチロールの中に保管
3、出来るだけ寒くない場所、暑すぎない場所に保管(だいたい15度前後が最適)
4、3月ごろ開けてみて、色づいていればおそらく種生姜の出来上がり。』


優しい口調でこんな風に書かれているこの方法、やはり外すわけにはいかないだろう。
泥付きのまま濡れ新聞紙ということは、掘りたてでないとダメということか?

我が家に残るのは4株。
さっそく今日収穫して、その半分をこの方法で保存してみよう。

そして、残る半分は私の感性通りに80cm掘った穴に(1mは掘りきらないので)、里芋の親芋を保存する時と全く同じ方法で保存することにしよう。

まず最初の方法。発泡スチロールを準備した。
初めての挑戦は少し緊張する。
底面に濡れた新聞紙を敷いた。
この方法のブログを書かれた方の真意は、まず乾燥させない。
そして、温度管理と種芋が呼吸出来る隙間にあると読んだ。

そして、教えのように収穫したばかりの泥の付いたままの ショウガを濡れ新聞紙で包んだ。

そして、今日の収穫の半分を下の写真の様に発泡スチロールに詰め込んだ。
酸欠にならないように、内部にある程度のスペースを作った。
このあとはしっかり密封して室内保存にした。
さて、結果は4月頃に確かめることにしよう。


一方、今日収穫した残りの半分のショウガは、私の感性を信じて土の中に保存した。
まず、80cm程穴を掘った。こんな深さの穴を掘ったのは久しぶりだ。
 この後の操作は里芋の時と同じだ。
まず、保温用にツクネ芋の枯れた蔓葉を敷き込み.その上にランドリーネットに入れたショウガを置いた。
 そして、その上にまたツクネ芋の蔓葉を置き、その上に土を掛けた。
 最後に、雨避け用のビニールを上に被せ完成だ。
こちらも4月頃掘り返した時に種芋として使える状態であることを祈りたい。

果たして初めての種ショウガの保存、どんな結果が待っているだろうか?

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