2018年4月30日月曜日

2018年4月の菜園&シマミミズ。

4月の菜園は、冬野菜から夏野菜への衣替えの時期。
この時期はトウ立ちした野菜と大量の雑草を片付けながら、新しい畝を作っていっている。

今月の一番の出来事はというと、数年前から頑張って育てているアーティチョークの初収穫だろう。
萼が開いている右の1個は食べるところが少なかった。
スパゲッティに入れてもらったが、左の2個は最高だった。
この最大の株からは次の収穫がすぐできそうだ。
2番目の大きな株に付いている蕾も昨日収穫して、美味しいパエリアの具になっていた。
とても美味しいということが分かったアーティチョーク。
今年は花を愛でることより蕾の収穫が楽しみだ。

さて、4月の収穫では、ロメインレタスを中心としたレタス類と絹さや、スナップエンドウのエンドウ豆の収穫が凄かった。
こちらは、ロメインレタス
料理もしやすいので、とても評判が良かった。
こちらは、絹さや
この時期大量収穫だが、採り忘れの豆もたくさん出ている。
そんな豆は、次の種まき用に採取することになる。

ゴボウは小さな苗は順調に成長している。
こちらは袋栽培のゴボウ。
今年のゴボウ、今のところ極めて順調なようだ。
去年うまく成長しなかったゴボウは、今年花を咲かせるはずなので種取り用に残している
こんなゴボウが、ダストボックスの1個にある。
大きい苗は去年うまく育たなかったダストボックスのゴボウ。
小さな芽が出たばかりの苗と同居している。
去年水不足で全滅した波板栽培の小さな苗は、今年もすぐ水不足気味になるが、今の所は何とか持ちこたえている。

今年出来が悪いアスパラは、収穫をせずアスパラネットなるものを設置した。
今年は株に元気になってもらうことに専念しよう。

トマト、ナス、ピーマン、ズッキーニ、カボチャなどの夏野菜の方は少しづつ育った苗を畝に移植しているところだ。
来月からは一部収穫も始まるに違いない。

先日初収穫したニンニクは、これまで私が育てた中では最高の出来で嬉しかった。
大きい方は直径7.5cmもあった。
こちらが、そのニンニクの畝だ。
今年は種ニンニクを自前でなくホームセンターでゲットしていた。
収穫のピークは6月になるのだろうが、今年はとにかく苗の状態がいい。

サツマイモは日陰のプランターや土嚢袋に挿し穂して、移植の時を待っている。
来週くらいは、かなり根が伸びてくるのではないだろうか?



果樹園の、ミカン類と富有柿には害虫予防の薬を噴霧した。
大梅の方は、今年も豊作間違いなし。
小梅は、つい先日まではカメムシ被害がなくとてもきれいな状態だったのだが、今日見てみるとカメ虫被害が出始めていた。
例年のように、5月下旬まで待っていると、また惨めな収穫になりそうだ。
で、今年はかなり早めだが、さっそく少し収穫して帰った。
予定外の収穫だったので、小梅漬けの準備は全くできていない。


ところで、ミミズ小屋の方は、極めていい状態で堆肥収穫が出来ている。
この時期のミミズ小屋には卵胞も多く、赤ちゃんミミズもちらほら見受けられる。
嬉しかったのはシマミミズの寿命実験で、4年と4ヶ月という新記録を1匹が樹立した。
これからは一人旅になるのだが、少しでも記録を伸ばしてもらいたい。

2018年4月29日日曜日

ディルやフェンネルに花が咲き始めた。で、葉を大量に収穫したが、その保存法は天日干し乾燥が一番良さそう。

私の大好きなディルの花が畝で咲き始めた。
苗の本数が多いので花もいっぱいだ。
何度見てもディルの花はいい。

2年前から育て始めたディルは、年に1〜3本の株しか育てたことがなかったのだが、今年は自家採種した種で初めて10本以上のディルを育てた。
そして、それらの苗では、すべてこの時期に花が咲き始めたのだ。

一方、こちらはフェンネル
我が家で育てているフェンネルは葉と株元の両方が食べれるタイプ。
今年初めて、太くて白い茎元を生で食べてみたら、この上なく美味しかった
こちらは昨年の株から芽が出てきたもの。
葉はフェンネルよりディルの方が評判がいい。
このフェンネルも、今は葉が大きく成長しているが、そんな中に蕾の姿が見え始めた。

ハーブ類は花が咲いてしまうと葉の方は硬くなり、ベストの状態ではなくなるみたいだ。
ということは、ディルもフェンネルも大きく成長してきたが、その収穫時期のベストは今なのだ。
そこで、こちらはバケツに入りきらないくらいに収穫したディル。

ただ、ディルもフェンネルも、葉を大量に収穫できたのだが、一度には使い切れないハーブだ。
そこで、保存法についてネットで調べてみた
大量に保存するには冷凍保存というやり方があるのだが、これではディルやフェンネルの香りが消えてしまいそうだ。
オリーブオイルにつけるやり方も紹介されていたが、ある程度以上の量は処理できないし、以前バジルをつけて、最終的にカビが生えたこともあった。

ということで、我が家で一番オススメだと思われたのは乾燥させる方法
かといって、フリーズドライする機器を持っているわけではない。
やれるのは、私がやり慣れた天日干しだ。
左の方にある薄い色の二束がフェンネル。
それ以外は全てディルだ。
落ちないように輪ゴムで止め、4本は吊るし、他は稲穂のように干していた。
6時間ほど置いて見に行ったら、S字フックで吊るしてなかったものは全て落ちていた。
慌てて近くの100円ショップで同じフックを買ってきて、干し直しておいた。
干す時は、S字型フックで吊るすやり方がいいみたいだ。
明後日からは天気が崩れる予報なので、明日の夕方には室内に入れた方がいいかもしれない。
それでも、今日明日でかなり乾いてしまうと思われる。

干した葉がカラカラに乾くと、手で擦るだけで、葉は小さな粉状になるのだそうだ。
それを乾燥剤と一緒に保存すれば、いつでも香り高いディルやフェンネルが使えるとのことだ。

そして、しばらくはディルもフェンネルも花を楽しめると思われるが、これから花の後に出来る種は、去年と同じようにフェンネルもディルも次の種まき用に収穫する予定だ。

フェンネルは宿根野菜で、葉の収穫だけなら種の収穫をしないで今の苗の状態のままで放置してもいい。
だが、先日生で食べた茎元部分がとても美味しかったので、今年はたくさんの苗を作る予定で1ヶ月ほど前に種を蒔いていた。
なにせ、その美味しい茎元は、1つの苗に1つしかできないのだ。
なぜかポットに蒔いた種は芽を出さず、畝にバラ蒔きしていたものから多くの芽が出ていた
たくさんの苗を育てるには、芽が出たばかりのこんな小さな苗も貴重だ。
ただ、こんな苗は畝の上でカラカラの日が数日続くと枯れてしまいそうだ。
そこで、1本1本掘り起こし、ポット取りをしておいた。
ポット取りした苗はこんな感じ。
こんなポットを100個近く用意した。
水やり管理をきちんとして、根が張り、少し大きくなった苗を、後日畝に戻す予定だ。

私の思惑通り、小さな苗が順調に育って、若くて柔らかいフェンネルの株元部分を、思う存分食べれるようになると嬉しい。

2018年4月28日土曜日

ツクネ芋の種芋、室内のミミズ堆肥の中には無事に育ちそうなのは85%。これらを畝に移植。

名前は知らないが、今花壇で咲いている花。
こちらはリーフチコリー『プンタレッレ』の花。



さて、ツクネ芋の種芋半分は畝に植え、不織布で保温状態にしていた。
先日不織布を外したが、まだ芽は出ていない。

そして半分の種芋は室内のミミズ堆肥を入れた箱の中で芽出しを待っていた。
この種芋が1本が芽を出して、移植適期にまで成長していた。
こちらは3日前の写真。
今日はもう5cmほど背が伸びていた。
この1個だけを移植するというわけにはいかないので、このミミズ堆肥の中に置いていたすべてのツクネ芋の種芋の状態をチェックして、畝へ移植することにした。
芽がしっかり出た1本以外、まだしっかり芽が出たものはなかった。
それでも、少し芽や根が出始めた種芋がいっぱい。
残念ながら、発芽率の高いミミズ堆肥の中でも、腐れていた種芋が3個あった。
これらの種芋は、直接植えてももちろん腐って芽が出なかったに違いない。
結局、ミミズ堆肥の中に置いて、無事に育つと判断できたものは約85%だ。

ということで、無事に芽が出そうな種芋20個を、準備していた第1菜園の畝に植え付けた。
今芽が出ているのは1本だけだ。
しかし、最終的には20個の種芋すべて芽出しできるだろう。


一方、先日不織布を外した第2菜園のつくね芋の畝というと?
2週間ほど前までは、保温用こんな感じで不織布をかけていた。
保温状態は良かったので、1本くらい芽が出ていないかと期待したのだが。
先日不織布を外してみたのだが、残念ながらまだ芽が出てきた種芋は1つもなかった。
ただ、土の下の種芋はどんな状態なのか気になったので、2箇所を掘り起こしてみた。
1箇所目は芽は出ていなかったが、髭根がたくさん出て、種芋は健康そうだった。
こちらは時間さえおけば、確実に芽出ししそうに思えた。
もちろん、種芋はそのまま埋め戻した。
もう1箇所、掘り起こしたところでは、芽も髭根も出ていなかった
もしかして種芋が腐れている?
心配になったので、その芋を割ってみた。
何〜だ、芽も根も出ていなかったが芋は健康。
割ってしまった種芋はもうダメかもしれない。
一応、祈るような気持ちで土の中に戻しておいた。

というようなことで、今年のつくね芋の植え付けがすべて終わった。
これからは、芽が出てくるのを首を長くして待つことになる。

2018年4月27日金曜日

セロリ、芽出しまでは成功したが、大変なのはこれから?今年は白菜やターツァイの種採りに挑戦してみよう。アーティチョークの初料理。

セロリの種極めて小さい
その上、種を蒔いてから発芽するまでかなり時間がかかる
こちらは、発芽して3週間の小さなセロリの苗。
発芽するまでは1ヶ月もかかった。
さらに、ここからポットに移植する苗の大きさになるまでに、かなりの時間がかかるのだそうだ。

昨年はこの時期、セロリの芽出しに成功したと思ったら、小さな苗を乾燥させてしまい全滅させてしまった。
今年は、去年以上にうまく芽出しが出来た。
下の写真のように、かなりの小さな芽が順調に出てきているのだ。
今年は、紙ポットに種まきをした。
最初の1ヶ月はビニールトンネルの中で、発芽した後は防虫ネットの中に置いていた。
まだ出てきた芽はとても小さいのだが、防虫ネットの中では水管理がしやすい。
問題はここから先。
なんとか水やりを忘れないようにして、大きなセロリの苗になるまでしっかり育ててみたいものだ。
私の予想では、もう2〜3週経ったら、苗を小さなポットに移植
少し涼しくなる秋の初めに畝に移植しようと思っている。

セロリは暑い夏に弱いと言われてる。
その時期を、木陰の涼しいところにポットを置いて何とか乗り切りたいと思っている。

畝の方では、今の時期まだ小さいが収穫できているセロリの苗が3本ほどある。
これらはすべて苗を秋に買って育てたもの
これから、グングン上に伸びてくる時期だ。
40cm以上の高さになると“ス”が入ってくる。
今から1〜2ヶ月が収穫の適期ということだろう。

果たして今回芽出しした小さな苗たち、秋の畝に移植する時期までに、どんな苗がどれくらい残っているだろうか?
これからは、とにかく未知の世界に突入だが、セロリの苗を買わずに育てれようになる事を目標にしている私にとっては是が非でもうまく育てたいと思っている。


さてここは、先日までトウ立ち菜を収穫していた白菜の畝で、これは1週間ほど前の写真。
今では、花とともに若い鞘がたくさん見えている。
これまで白菜の種など一度も自家採種したことがなかったから、今年は初めて挑戦してみることにした。
かといって、この畝はもうすぐショウガの畝に変える予定なので、種採りする株は畝作りに邪魔にならない端の方の4本に限定だ。
手前の方は、白菜の苗を片付けて、ショウガの畝に変わる準備中だ。
奥の方に4本、種採り用の白菜の株を残している。

一方、ターツァイもこれまで種採りをしたことがなかった。
こちらの菜の花の下には、鞘が膨らんでいる。
こちらの倒れた苗でも鞘の数が凄いし、健康そうだ。
こんな鞘からは、もう少し時間を置けば立派な種が採れるに違いない。
ターツァイも、トウ立ち菜の収穫が終わったこの時期、種採り用に3本ほど苗を残すことにした。
実際に鞘から種を収穫できるのは、6月頃になるのかもしれない。


ところで、昨日初収穫したアーティチョークの蕾、使われた料理はスパゲッティ

まず、レモン汁でアク抜きをされ、
包丁を入れる時の感触は、柔らかいタケノコの時と似ているそうだ。
今日採れたてのニンニク、イタリアンパセリ。
この料理のために、今日がニンニクの初収穫だった。
さらに、ディルとセロリも加え、オリーブオイルたっぷりに炒められ、
美味しいスパゲッティになった。

アーティチョークの蕾が最高の食材であることは確認できた。
今年は、アーティチョークの蕾の収穫に追われ、花を愛でることがあまり出来ないかもしれない。

2018年4月26日木曜日

アーティチョークの初収穫。新しいチコリーの種をまいてみよう。第1菜園のプンタレッレの苗は場所を取りすぎ?

花を愛でるべきか?それとも蕾を初収穫して食べるべきか?
我が家のアーティチョークで一番たくさんの蕾をつけている株を眺めながら、先日から悩んでいた。
花はこれまでも何度も楽しんできたので、初めての収穫を先にすることにした。
料理の方は明日になるだろう。
もちろん、家人にお任せだがとても楽しみにしている。


さて、チコリーは大好きで、ここ数年で何種類も育てるようになった。
そして、今回また新顔の登場だ。
このチコリーはpalla rossa(パラロッサ)と呼ばれ、赤く結球するタイプ。
通常は秋まきで冬の寒い頃赤くなって結球するらしいが、他のチコリー類と同じく春蒔きも可能なようだ。
こちらが、パラロッサの種。
当然なのだろうが、他のチコリーの種とそっくりだ。
このパラロッサ、メインの種まきは秋にすることにして、試しにこの時期にプランターに種まきをしてみることにした。
蒔いた場所はこの日まで、プンタレッレの小さな苗が育っていたプランター。
そのプンタレッレの小さな苗は、ポット取りをしておいた。
こちらの苗も近いうち植え場所を探さないといけない。

ただ、プンタレッレなどのリーフチコリー類の苗は、第1菜園のかなりの範囲の畝を占拠している。
宿根野菜なので、なくならないのだ。
こちらは、プンタレッレ、ダカンポ、カタルーニャなどの苗を混植している畝。
どの苗からも、葉の方はいつでも収穫できる状態だ。
こちらはプンタレッレのみを植えている場所。
美味しかった花芽の収穫も終わり、今はたくさんの小さな花が蕾の状態だ。
宿年野菜でも、この場所のプンタレッレの苗は片付けないといけないかもしれない。

リーフチコリーは今年も数種類の種をまいて、第2菜園などに小さな苗を移植してきた。今日種をまいたパラロッサはどこか場所も見つけて必ず育てるとしても、ポット取りしたプンタレッレは、植え付ける場所が見つかるだろうか?