2018年4月29日日曜日

ディルやフェンネルに花が咲き始めた。で、葉を大量に収穫したが、その保存法は天日干し乾燥が一番良さそう。

私の大好きなディルの花が畝で咲き始めた。
苗の本数が多いので花もいっぱいだ。
何度見てもディルの花はいい。

2年前から育て始めたディルは、年に1〜3本の株しか育てたことがなかったのだが、今年は自家採種した種で初めて10本以上のディルを育てた。
そして、それらの苗では、すべてこの時期に花が咲き始めたのだ。

一方、こちらはフェンネル
我が家で育てているフェンネルは葉と株元の両方が食べれるタイプ。
今年初めて、太くて白い茎元を生で食べてみたら、この上なく美味しかった
こちらは昨年の株から芽が出てきたもの。
葉はフェンネルよりディルの方が評判がいい。
このフェンネルも、今は葉が大きく成長しているが、そんな中に蕾の姿が見え始めた。

ハーブ類は花が咲いてしまうと葉の方は硬くなり、ベストの状態ではなくなるみたいだ。
ということは、ディルもフェンネルも大きく成長してきたが、その収穫時期のベストは今なのだ。
そこで、こちらはバケツに入りきらないくらいに収穫したディル。

ただ、ディルもフェンネルも、葉を大量に収穫できたのだが、一度には使い切れないハーブだ。
そこで、保存法についてネットで調べてみた
大量に保存するには冷凍保存というやり方があるのだが、これではディルやフェンネルの香りが消えてしまいそうだ。
オリーブオイルにつけるやり方も紹介されていたが、ある程度以上の量は処理できないし、以前バジルをつけて、最終的にカビが生えたこともあった。

ということで、我が家で一番オススメだと思われたのは乾燥させる方法
かといって、フリーズドライする機器を持っているわけではない。
やれるのは、私がやり慣れた天日干しだ。
左の方にある薄い色の二束がフェンネル。
それ以外は全てディルだ。
落ちないように輪ゴムで止め、4本は吊るし、他は稲穂のように干していた。
6時間ほど置いて見に行ったら、S字フックで吊るしてなかったものは全て落ちていた。
慌てて近くの100円ショップで同じフックを買ってきて、干し直しておいた。
干す時は、S字型フックで吊るすやり方がいいみたいだ。
明後日からは天気が崩れる予報なので、明日の夕方には室内に入れた方がいいかもしれない。
それでも、今日明日でかなり乾いてしまうと思われる。

干した葉がカラカラに乾くと、手で擦るだけで、葉は小さな粉状になるのだそうだ。
それを乾燥剤と一緒に保存すれば、いつでも香り高いディルやフェンネルが使えるとのことだ。

そして、しばらくはディルもフェンネルも花を楽しめると思われるが、これから花の後に出来る種は、去年と同じようにフェンネルもディルも次の種まき用に収穫する予定だ。

フェンネルは宿根野菜で、葉の収穫だけなら種の収穫をしないで今の苗の状態のままで放置してもいい。
だが、先日生で食べた茎元部分がとても美味しかったので、今年はたくさんの苗を作る予定で1ヶ月ほど前に種を蒔いていた。
なにせ、その美味しい茎元は、1つの苗に1つしかできないのだ。
なぜかポットに蒔いた種は芽を出さず、畝にバラ蒔きしていたものから多くの芽が出ていた
たくさんの苗を育てるには、芽が出たばかりのこんな小さな苗も貴重だ。
ただ、こんな苗は畝の上でカラカラの日が数日続くと枯れてしまいそうだ。
そこで、1本1本掘り起こし、ポット取りをしておいた。
ポット取りした苗はこんな感じ。
こんなポットを100個近く用意した。
水やり管理をきちんとして、根が張り、少し大きくなった苗を、後日畝に戻す予定だ。

私の思惑通り、小さな苗が順調に育って、若くて柔らかいフェンネルの株元部分を、思う存分食べれるようになると嬉しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿