2018年4月19日木曜日

茎太スイスチャードの小さな苗を畝に移植。ヤーコン、最初に植えた種芋からの芽が出てきた。

こちらは、咲き始めたばかりのラベンダー
こちらは、そろそろ咲き終わりのシャガ

さて、日本に入ってくる野菜の呼び名は米国とヨーロッパでは違うことが多い。
英語でスイスチャードと呼ばれているほうれん草に似た感じの野菜は、地元イタリアではビエトラ(BIETOLA)
日本には明治時代に入ってきたらしいが、年中不断(絶え間なく)収穫できることから付いた名前が『フダンソウ』
また、沖縄ではもっとポピュラーで『ンスナバー』と呼ばれているらしい。
何ともややこしい。

スイスチャードにも黄色や赤や白などの茎を持つ幾つかの種類があるようだ。
今年ゲットしたこの種は種袋には『VERDE A COSTA BLANCA』と書かれており、茎が白くて太いタイプのようで、私は茎太スイスチャードと呼んでいる。
茎の部分の歯ごたえもよく、イタリアでは人気のある野菜のようだ。
1月の中旬に種をポットに蒔いて、温室内に置いていた。
1ユーロの種袋に、山のように種が入っていた。
だから、数年ではとても使い切れないだろう。
こちらは、1月中旬、種を蒔いた時の温室の中の様子。
そんなポットから芽が出たものをパオパオトンネルの中に移動させ、さらに3月初めに小さな苗を畝に移植していた。
種袋の写真のゴツさには程遠いが、もう2〜3週間で収穫できそうだ。

そしてこちらは、第2弾の小さな苗たち。
初めて育てる野菜なので、少しづつ時間差で種を蒔いて育てようと思っている。
移植したらこんな感じになった。
小さな苗は植えたところもわからないような状態だ。
それでも2ヶ月もしたら収穫できる大きさになるだろう。
近いうちに次の種まきをしておこう。
ところで、出てきた小さな芽を見ていたら、昨年から育てているBeetrootそっくりで、種の形や大きさもほとんど同じようにしていた。
きっと非常に近い近縁種だと思っていたのだが、もう一度Beetrootと思っている種袋を眺めてみると、そこには『BIETOLA』の文字が。
Beetrootは根と葉両方が食べられるタイプのスイスチャードなのだろうか?
それともスイスチャードは、葉だけを美味しく食べれるように改良されたBeetroot?



さて、時間差で2箇所の畝に植えたヤーコンの、最初に植えた種芋から芽がかなり出揃ってきた
ここの種芋を植えたのは2月18日。
2ヶ月なら順当か?
出てきた芽が太くて大きいものは立派に育ちそうな気がする。
こんな感じのところは安心なのだが。
植えた種芋が小さく、3〜4個を植えたところはこんな感じ。
種芋が大きなものなら、1個だけ植えるやり方のほうがいいのかもしれない。
10本以上芽が出るところでは、後で半分くらいに芽かきする予定だ
植え穴から笹竹の芽が一緒に出てきたところも心配だ。
笹竹の力は侮れない。
見えるものは一応抜いていたが。。

一方、少し遅れて種芋を植えた畝ではマルチを掛けたままで、芽でマルチが突き上げられてきたらマルチを破ろうと思っている。
こちらの畝の方が、植えた種芋が大きいものが多かったので期待できるかも?

どちらにせよ、ヤーコンの出来は天気の影響を大きく受けるように思われる。
これまでの経験では、夏のかんかん照りの時の水不足と、台風などの強風には要注意だ。
心配でもあるが、今年もどんな芋ができるかとても楽しみにしている。

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