繁殖時期なのか、ペアでいるものも多い。
フェンネルは宿年野菜なので、第1菜園ではここ数年、根から掘り起こすことはせず、葉を収穫するために残していた株が大きくなっていた。
今では一つの株元から2m近くに伸びた20本以上の苗が四方に倒れて邪魔になっていた。
先日は歩くのに邪魔になる場所の茎だけ株元から切り倒していた。 |
そこで、まずは邪魔になっていた全ての苗を株元で刈り取ることにした。
苗を株元で刈り取った後は、下の写真でもわかるように、株元自体が地面から高く盛り上がっている。
だから、前回もそうだったが、次回ここから出る苗元には土寄せ(軟白処置)ができないのだ。
苗が高い位置から出ると、その苗元に土寄せができない。 |
葉の収穫だけならこんな大きな株に育てる必要はないし、実際、葉はフェンネルよりディルの方が人気があるので、ほとんどディルを収穫している。
次回からこの株からも茎元を収穫しようと思っていたので、地面から高く盛り上がった株元を地面の高さ付近まで切り込んだ。
この状況なら次回ここから出てくる苗には、その苗元で土寄せができると思われる。 |
ここまで株元を切り込むと、このフェンネルの株の力が落ちるのは否めない。
しかし、これでこの株からも、次に出てくる苗が苗元を収穫できるように育つと嬉しい。
一方、苗元の収穫が目的で、3月と9月に種まきをする畝が第2菜園にあった。
9月の種まき後は、冬から春にかけてもまずまず満足できる収穫状況だった。
こちらは3月頃の収穫した苗元。
こんな苗元は細く切ってオリーブオイルで食べると最高だ。
そんな畝に、真夏前の収穫を目指して3月に種を直まきしていたのだが、それらがほとんど芽を出さなかった。
と言うか、芽が出た後雨が降らずに枯れたのかもしれない。
今では緑の草に覆われているのがフェンネルの畝だ。 ここに多くの苗が育っているはずだった。
ところで、左の枯れた苗は種取りが終わったルッコラ。
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雑草の中に、高さ20cmほどに成長したフェンネルの苗が見える。 これらの苗は真夏の前に何とか苗元を収穫できるくらいに育って欲しい。 |
しかし、僅かに生き残った苗だけでも生かしたい。
また、フェンネルの芽出しに失敗したので、種まき時期としては遅すぎると思ったが6月に入ってプランターに種を蒔いて出てきた芽があった。
こちらは3週間前に種まきをしたところから出た芽。 こちらも数は少ないが、一応今からの成長を期待して畝に移植することにした。 |
3月に種まきをして出てきた芽は20cmほどの高さ、全部で6本ほど。 プランターから移植した小さな苗は10本ほど。 |
プランターから移植した苗はとても小さく、どんな風に育つかは?だ。 |
ところで、同じく3月に種まきしたセリ科の野菜ニンジンは、今や雑草の中でその姿が見えない。
種まきした後は水やりも何度もしたつもりだ。 発芽はそれなりにしたのだが、その後雑草に負けた? やはり春に種まきするニンジンはマルチがあった方が良さそうだ。 |
そんな雑草の中から、数本のニンジンを見つけ出し試し掘りしてみたが、やはり雑草に力負けしている?
今日雑草の間から収穫した数本のニンジンで満足なサイズは1本だけだった。 |
ニンジンはフェンネルと同じく種まき時期は春と秋。
秋に種まきするニンジンはここ2年間上手く育てられた。
ただし、春に種まきするものは、今回もそうだったがまだ満足に育てたことがない。
種まき後の水やりが重要なニンジンでは、雨が多いこの時期に種まきしたらどんな風に育つのか、一度見てみようかと思っている。
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