2021年5月7日金曜日

トウモロコシのアワノメイガ対策、今年は早期種蒔きと洗濯ネットで。

花壇ではバラが今年もきれいな花を見せてくれている。

『Queen of Sweden』という品種のバラ。


さて、昨年、カラスやアワノメイガのために1本も収穫出来なかったトウモロコシ

今年は私なりに秘策を練っていた。

これまでのアワノメイガ対策は雄しべが伸びてきた頃に、そこからアワノメイガの侵入を防ぐために、早めに雄しべを切り取って苗の中程に顔を出し始めている雌しべに人工授粉させるというもの。

このやり方だと授粉率が低くなることが多く、そのためと実の付きが悪くなった。

また、授粉率を上げようと遅めの授粉にするとアワノメイガ被害が大きくなってしまった。

そこで、今年はアワノメイガが活発に動き出す夏より少しでも早く苗を成長させようと、例年より1ヶ月ほど早く温室で種蒔きをして、出てきた苗をこの時期まで不織布を掛けて育てた

そんな苗は成長して一部不織布を突き破るようになってきた。



そして、今年のアワノメイガ対策の目玉洗濯ネット
この洗濯ネットは、我が家ではこれまでも土嚢袋やミミズ小屋で防虫ネットとして役立ってきた。
今回はこの洗濯ネットをまだ雄しべが出てこない時期から苗に被せてみた。
洗濯ネットにより苗のてっぺんに出てくる雄しべに入るアワノメイガの予防を期待している。
この方法では雄しべを早めに切って人工授粉させなくてもいいのではと思っている。

洗濯ネットの大きさや種類はまちまちなので、どのタイプが一番効果があるか、どの時期にネットを掛けるのがいいのかも検証してみよう。

洗濯ネットを掛け終わった後は、苗の倒壊防止で周囲にテープを張り土寄せをしておいた。

第2菜園には少し遅れて育っている第2陣の畝があるので、そこではもう少し背が伸びた段階で洗濯ネットを掛けてみようと思っている。

そして、トウモロコシがある程度出来始めた時期に必要になるカラス対策は、エンドウ豆のヒヨドリ対策やイチジクのカラス対策にこれまで効果を発揮している釣り糸張りをやるつもりだ。

果たして、今年のトウモロコシ栽培、新しい試みが功を奏してくれるだろうか?

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