世界の多くの国の土地が砂漠化し、その原因の一つが人間が長い期間土を耕してきたことにあると言われる農業学者がいる。
そんな方は、土壌が砂漠化すると土の中に炭素をため込むことができないので大気のCo2が増えてしまうので、Co2削減のためには土の表面を雑草で覆うことを基本とした不耕起栽培がいいと啓蒙されている。
ただ砂漠化が起こってきたのはここ数十年。私は砂漠化の原因は耕したことではなく、土の生態系を壊し微生物を殺したことにあると思っている。
長年多くの除草剤や殺虫剤を使ってきたことの大きな付けがまわってきたのだ。
実際、我が家の土は耕すことで不健康になるどころかとても健康になっている感じで、毎年多くの虫もやって来て、そんな虫を求めて多くの鳥も遊びに来てくれる。
そんな菜園では健康な野菜が出来ていると思っているし、その野菜が私などの健康を守ってくれていると信じている。
さて、こちらは5日前の第1菜園の様子。
多くの夏野菜が枯れた状態で残っていた。 |
私は可能な限り雑草と共存したくないのでマルチを多用する。
夏に使う太陽熱マルチでは、真夏の期間マルチの下の微生物は熱で死んでしまうみたいだが、土から蒸散が起こりカラカラな土になるよりまだいいように思っている。
そして、この時期のマルチの下の土の状態は良好で、多くの微生物がいる感じだ。
今日はこんな第1菜園の畝にある夏野菜を片付け、マルチも片付けて、ミニ耕うん機『こまめ』で耕した。
耕した後の土の状態はフカフカ。
奥の方には一足先に数日前、デストロイヤーとミズナの畝を作った。
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