デストロイヤーの花が咲いてきた。
ということはあと1ヶ月ちょっとで収穫が始まるということ。 ただし、今花が咲いているのは第1菜園のみで、残念ながらそこで育てている苗の数は少ない。 |
新天地の日当たりのいいところで大量に増殖している雑草、これまでもよく見ていた雑草だが名前は知らなかった。
調べてみたら、強靭で厄介な雑草で『ハマスゲ』という名前だった。
先日も、アーティチョークを植えた畝の側の斜面を半日かけて鍬で掘り起こした。 狭い範囲なら根茎を掘り起こすことも出来るが、広い範囲は無理だ。 |
このハマスゲの駆除法を考えていたが、第1菜園よりかなり成長が遅いデストロイヤーを育てている四の段にそのヒントを見つけた。
写真上のマルチを掛けていない3列にはほとんどその姿が見えないのが気になった。 手前のマルチに小さな植え穴を開けて種芋を植えたところにはいっぱいその姿。 |
この四の段は畝を作る前に耕うん機で軽く耕した。
まだ獣害ネットを張っていない時期だったので、種芋を植えたあとの獣害が怖く、デストロイヤーの種芋を植えた後、完全にマルチでカバー、そのマルチを出てくる芽で突き上げが始まったらマルチに穴を開けようと思っていた。
ところが、1ヶ月掛けていたマルチの下では、確かに半数ほどの種芋が腐っていたが、大きく伸びたハマスゲも枯れる寸前になっていた。
この弱ったハマスゲを大雑把に抜いて、何とか生き延びていた種芋を掘り返して同じ場所に植え直した。 そこに強靭なはずのハマスゲが新たな芽をほとんど出さなかったのだ。 ということは、1ヶ月間のマルチの下で根茎まで死滅した可能性も考えられた。 |
上の写真では、夏の時期耕運機で耕すと、小さく切れたハマスゲの根茎から多くも芽が出たことが分かる。
そしてマルチを掛けての1か月間の遮光で、芽を出したハマスゲやその根茎を弱らせた可能性があったのだ。
調べてみると、ハマスゲを薬剤以外で駆除するには遮光と乾燥がいいとのこと。
5℃以下の気温もいいとのことだが、九州で土の下が5℃以下になることはほとんどないように思える。
そこで、まずは今出来ること、ということで来年から不要になると思われる第2菜園の防草シート剥がしをしておいた。
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