実は我が家の畑のすぐ横は、私の仕事場だ。建物は今年4月に出来た。
その2Fにバルコニーがある。
南側は広い水田だ。廻りに遮るものがないので風も強いし、日差しも強い。おまけにバルコニー全体がコンクリート製だ。
日中その表面は裸足では歩けない程熱くなる。
そんなバルコニーでプランターによる屋上菜園に初挑戦してみている。
作っているのは1)カボチャ 2)モロッコ 3)ゴーヤ 4)スイカ 5)堆肥に混じっていた種から自然発生した野菜 6)ウリである
屋上での野菜作り、実はあまりうまくいっていない。
うまくいっていない理由は色々あると思われるが、
まずはそのうまくいってない屋上野菜作りの代表作スイカについて紹介しよう。
スイカを作る場所はバルコニーの北側とした。
2本の苗を植えて1ヶ月あまり、6月15日にはこんな感じだった。この頃までの成長は順調なように思われた。ここから北側には広いスペースがあるので。この後どれだけ苗が成長してもスペース的には心配ないと思われた。もちろん、その時は遮光ネットを継ぎ足す準備もしていた。
ところが、苗の先端が遮光ネットから越える頃、急に苗の勢いが無くなった。
まず苗の先が元気が無くなり、成長が止まった。
4個ほどの実をつけていたが。2個は成長する前に腐れた。1個はミニチュアスイカとしてみみず君の餌実験に提供された。
下の写真は最後の1個だが、これはもうすぐ収穫出来そうな感じだ。
それでも、このスイカも本来のスイカの大きさでは無いみたいだ。
だって、買った苗は接ぎ木苗の大玉スイカだ。
プランターを直接コンクリートの上に置いていたのが悪かった可能性があり、7月初めから発泡スチロール製のブロックで隙間を作ったが、これも後の祭りだったのかもしれない。
スイカは育たなかったが、堆肥の中に残っていたと思われる種から自然発生したミニトマトは順調に大きくなり、実を付け、こちらはぼちぼち収穫出来ている。
2本の苗で4個程の大玉の収穫を見込んでいた。結果は小さめだが何とか食べれそうなのが1個だけ。初めての屋上菜園(スイカ作り)は完全に失敗だ。
さあ、敗因を考えてみよう
1)コンクリートとプランターの間にもっと早く隙間を作れば良かった?確かに熱いコンクリートからプランター内への熱の伝わりは根を痛めたに違いない。
2)水不足?結構水はやったつもりで居たが、天気のよい昼時には苗がシナ〜となっていた。確かにプランター内に入れているミミズ堆肥や腐葉土は保水性があまりないように思われる。
3)蔓の先から栄養吸収出来ないのも原因の一つ?これが原因なら屋上菜園でのスイカ作りは不可能ということになる。ただ、他の方が屋上プランターで立派なスイカを作っているブログを見た。条件はあまり変わらないと思うのだが。
4)肥料不足?ミミズ堆肥をかなりたくさん入れていたので安心して、追加の肥料をやっていなかった。途中から肥料不足になった可能性はある。慌てて、7月10日ごろ追肥をしたがこれも遅かったのかもしれない。
5)芽かきのやり方の失敗?実はこれまで地上の畑でも2回程スイカ作りにトライしたことがあったが、今回程の不作ではなかったもののとても豊作とはいえない出来であった。確かに芽かきのやり方を含め、スイカ作りの基本的なノウハウが不足していたのは間違いない。
新しい花は咲いてないので恐らくこれから実を付けることは無いだろう。
万が一これから実を付けることがあってもこの弱った苗のままだと実が大きく育つことは無いだろう。
ただ、完全に苗が枯れるまでは奇跡の復活を信じて水やりだけは続けておこう。
野菜作りは失敗もまた楽し。もう少し勉強して、来年もスイカ作りにトライしてみることにする。
0 件のコメント:
コメントを投稿