梅を干すと日光消毒やら水分が飛んで塩分濃度が若干上がるなどという理由で長期保存に耐えうるようになるとのこと。
しかし、そもそも、梅を干す最大の理由は干した後の食感だろう。
干した梅を梅酢の中に戻さないままでの食感を好む人も居るらしい。
まずは下の写真を見て欲しい。
2個とも去年の梅だが、左の写真が干さなかった梅。いわゆる梅漬けの状態。
右の写真が3日3晩梅を干して梅酢に戻したもの。
味はそんなに変わらない。しかし食感が違う。
私はやはり干した梅を梅酢に戻したものが好きだ。
さて今年の梅だが、6月10日に収穫し、最初、漬け物用の小樽と中樽に漬けた。
今年も10%の減塩で漬けている。
漬けて1週間程して、中樽の梅酢が濁り、いくつかの梅にガスが発生してパンパンに腫れ上がった。一つ一つ爪楊枝でガスを出して、重しを足し、気持ち塩を加えることにより状態は落ち着いた。
7月1日紫蘇を収穫し、その日のうちに紫蘇もみをして漬け込んだ。
そして今日梅を干すことが出来た。一時期ピンチを迎えた梅干し作りだったが、どうやら今年も問題なくおいしい梅干しが出来そうだ。
右端に小梅も見える。小梅は大梅より1日早く2日程干したら取り出す予定だ。 一度パンパンに腫れ上がった梅は皮が硬くなるとのことだが、箸で掴んだ感じではそこまで気になるものは無かった。 |
ところで、先日紹介した屋上菜園で作ったスイカ。食べれそうな1個を持って帰ったが、持った瞬間熱い!かんかん照りの日差しでコンクリートの熱がそのままスイカに伝わっている!これでは煮えているかもしれないと心配しながら、家に持ち帰って切ってみた。
悪い方の予想が的中。見た目はそこまで悪くなかったが、一口食べてみると、とても食べれる味ではなかった。仕方ないので、これはそのままミミズ小屋の餌になる。ウェットになりすぎないよう注意しての餌投与になる。
とにかく、来年の屋上でのスイカ作りは色々と工夫が要りそうだ。
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