最初に報告した小皿分別法、あまりに原始的なやり方だった。光分別や、振動分別も加えてみたがさほど効果はなかった。一番効果があったのは手抜き分別法だ。この方法で一つの容器の赤ちゃん分別が終わった。救った赤ちゃんの数は当然手抜き分別の効果?で予想より少なかったと思われる。
次に始めた表面かすり取り法は容器の表面に餌を置き、そこに集まった赤ちゃんを餌と一緒にかすり取ろうというもの。
最初の数回は確かに餌のある表面にかなりの密度で赤ちゃんが集まっていたが、最近は赤ちゃんの集まりは悪くなってきた。
上の写真が堆肥表面に餌をまいて1日経ったところ。これでかすり取るのが10回目くらいになるだろうか?
覗いてみると下の写真のようにほとんど赤ちゃんは集まっていない。よく探すともちろん少しの赤ちゃんは居る。ただこの方法での赤ちゃん分別の利点は、時間がかからないこととその効率にあったのだから、利点が無くなった今回をもってこの方法の最終とする。
丁度、かすり取った餌や堆肥や赤ちゃんミミズは小さなどんぶり型プランターに一杯になったところだ。
ここには1000匹くらいの赤ちゃんは救出できた。この容器には赤ちゃんしか入れていないが彼らが食べる餌は十分はいっている。この赤ちゃんたちの成長のスピードを見るために2〜3ヶ月して一度内容のチェックでもしてみよう。 |
一方、ここまでの分別に要した時間は10回合わせても実質30分もかかっていないだろう。
すなわち、この表面かすり取り法は最初の小皿分別法と比べ、遥かに優れた方法だと思われた。
与えた餌に赤ちゃんが集まらなくなった現在、これ以上の赤ちゃんミミズ救出を試みることはは労多くして益少なしだ。
ということで、本日で表面かすり取り法も終了だ。
堆肥はまだ容器に2/3くらい残っている。この中に、ある程度の赤ちゃんが居ることは分かっているが、ここは眼をつぶって畑に撒くことになる。
来年の3〜5月にはまた産卵〜孵化シーズンが来る。果たして来年も赤ちゃんミミズの救出を図るかどうかは今のところ分からない。もし、他にいい方法を考えつけばそのときはまたトライしてみるだろう。
とにかく、35度を超える猛暑になってきた。こちらもバテそうだが、みみず君の環境悪化にはしばらく注意が必要だ。
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