2013年2月28日木曜日

2013年2月ミミズ君総括、2月に現れた鳥たち

初旬はまだ寒かった2月、防寒処置はしなかったがどのミミズ小屋でも、ミミズ君は元気だった。どうやら福岡辺りの地域ではミミズ小屋の防寒処置は必要なさそうだ。

もう春はそこまで来ている。
12月、1月と孵化しなかった卵が次々に孵化を始めた。
まだ生まれたての赤ちゃんがほとんどだが、ミミズ小屋の中には少し大きめの赤ちゃんも観察されている。

今月のうれしい出来事はミミズ君の餌専用の冷凍庫をゲットしたことだ。
これまで外に置きっぱなしのキクイモも、そのほとんどが新しい冷凍庫に収まりそうだ。

また、2月はなぜか鳥たちが目についた月だった。
中でも、短い期間だったが我が畑の前の水田でマナヅルを見ることが出来たのは嬉しかった。
それではこの1ヶ月、眼を楽しませてくれた鳥たちに再登場してもらおう。









それでは、ここでいつものように各ミミズ小屋の現況報告だ。

[1回完結型ミミズ小屋]
以前はほとんどがこのタイプだったが、いよいよ2個のみになった。
堆肥収穫に時間はかかるが、小屋の中のミミズ君たちの姿がすべて見れるので堆肥収穫時にそれなりの楽しみはある

横プラ/12〜13堆肥は上等。餌の残りはほとんどなし。ミミズもほとんど大人。逃亡ミミズ多数いた??原因不明。餌はキクイモなど色々。収穫はバケツ2/3

縦プラミミズは元気、数も多い。卵も赤ちゃんも多数出現。堆肥は出来ているがウェットなのと餌の残りも多いので、今回は堆肥取りをパスした。

[3段重ねミミズ小屋]
全てが下の段から上の段へ移動させている。現在下記の7個が稼働中。寒かったためかボックス3段以外は下段に残っている餌とミミズが増え、堆肥収穫時間が30分以上かかるものが多かった。どんぶり型はウェット堆肥の原因になる受け皿を少し深いものに変更したが使い勝手は良好。

金子3段:1号と2号が機能しなくなったので3段の小屋として機能させている(2/21〜)。今回堆肥収穫時、下の小屋にはミミズ君が1000匹くらい残っていた。時間を置いた八朔伊予柑の皮を食べるか上の段でチェック中。今後月1回堆肥取りの予定。
箱形堆肥5回目収穫を3月初めに予定。受け皿を変更した。腐りかけのザボンを食べるか見ている。
どんぶり1号2/25収穫、バケツ1/2上等、下段100匹くらい?卵もかなりあり。分別30分
どんぶり2号2/21〜22堆肥収穫バケツ1/2、100匹以上の大人ミミズが居た。分別30分
どんぶり3号2/15〜2/19 下段200匹くらい元気な大人、休みにかかり、仕事の都合で4日をまたいで堆肥収穫。分別にトータル50分。堆肥バケツ2/3、卵も結構あり。
どんぶり4号: 2/23下段に600匹以上、めちゃくちゃ元気。液肥の中にも約20匹、皆元気。新しい受け皿は深いため液肥のため堆肥がウェットのなることはなかった。バケツ1/2。卵はなぜか少ない。赤ちゃんも少ない。餌は中国野菜とキクイモ。
どんぶり5号2/22堆肥収穫はバケツ1/2上等300匹大人ミミズと卵結構大きくなり始めた赤ちゃんも多数。
ボックス3段2/27受け皿に0匹、最下段に30匹、卵は数千個ありそう。餌はキクイモ。大根追加、堆肥バケツ3/4杯。分別時間20分

観察小屋の方は寿命実験と繁殖実験が中心。
あまり変わったことがなかったので、また日々のブログの方で報告していこう。
冬の時期卵が孵化しにくいのが、温度によるものか季節によるものかはっきりさせようという卵孵化実験は乾燥のため失敗に終わった。しかし、実際のところ2月に入ると、室内外どちらに置いているミミズ小屋でもどんどん孵化がすすんでいる。どうやら季節の因子の方が大きいのかもしれない。

さて、菜園の方はパオパオトンネルを作ってもらった。
ホウレンソウの畝に作ってもらったパオパオトンネル(オババ作)。
また袋栽培の準備を着実に進めている。
今年は色々な袋栽培に挑戦するつもり。
ジャガイモの畝は用意出来た。3月初旬には植え付けの予定だ。
昨年暑さのため完全に失敗に終わった屋上プランター菜園も、今年はうまく行くように植え付け前に策を練っている最中だ。

果樹園の方はもうすぐザボンの収穫。そろそろ甘夏の収穫もいいかもしれない。
3月に入れば山菜採りが忙しくなるだろう。

2013年2月27日水曜日

発酵液肥1ヶ月後、ボックス3段重ねは極めていい感じ

1月の終わりに発酵液肥作りのトライをした。
ペットボトルで油かすを使って作る発酵液肥の話が、「Hanna-papaの菜園日記」
というブログに載っていた。
まずはそのやり方を踏襲し、比較のため発酵鶏糞、発酵牛糞らによる発酵液肥作りにも挑戦してみた。

上の写真は設定時。右から1)油かす2)発酵鶏糞3)発酵牛糞による発酵液肥
を作るために設定したペットボトルだ。一番左は4)ミミズ液肥
写真右端はブログの説明通り、ペットボトルに1cm強の油かすを入れ、その上に取り置いた水を入れていた。
その横から2本は、同様の方法で、発酵鶏糞、発酵牛糞を入れたものだ。
一番左のボトルはミミズ液肥が入っている。

1週間後まで時々観察していたのだが、全く発酵のサインがなかったのでそのまま放置して今日になった。最初の設定から約1ヶ月が経った。
どのペットボトルも発酵してガスが溜まっているようなふくらみはない。
どのペットボトルにも下の方に沈殿物がある。
どうやら肥料がそのまましたに沈殿したようだ。
外から観察してみると、どれも何か溶けてないものが下の方に沈殿している。
今日など天気もいいし、気温もそこそこ上がった。
それでも全く発酵していないのだろうか?ペットボトルは全く膨らんでいない。
蓋を開けてみたがガスは全くでてこなかった。
ペットボトルを振ってもう一度蓋を開けてみた。
全くガスはでなかった。

そこでペットボトルを振ってみて再度蓋を開けてみた。何の変わりもなかった。

もう少し暖かくならないと戸外での発酵液肥作りは難しいのだろうか?
とにかく今回の発酵液肥作りは失敗
3月に入ったらどうなるか、また全く同じ方法でやってみよう。



ところで、今日はボックス3段重ねの堆肥取りをした。
ボックス3段重ねは満杯まで餌を入れたことがない。
そのためか、今のところ金子3段重ねの方が堆肥収穫量が多い。
この小屋にフルに餌を入れれば堆肥収穫量は我が家の小屋の中で最大になるはずだ。

この堆肥取りが、久しぶりに極めていい感じだった。

最近の3段重ねの堆肥収穫の際、下の段に食べ残しの餌と共にみみず君がたくさん残っているものが多かった。
どうも残っているみみず君の数が多いと、堆肥とミミズの分別に時間がかかってしまう。これでは、本来3段重ねを始めた意味がなくなってしまうのだ。
ということで、最近はちょっとフラストレーションが溜まる堆肥収穫作業が多かった。
それはこの寒い時期、みみず君が食べ物を食べるのが遅いことにも関係していたのだろう。

今日のボックス3段重ねも、前回1月のチェック時は下の段に1000匹を越えそうなミミズが残っていた。恐らく今日も同じくらいの数のミミズが残っているだろうと思っていた。
ところが、実際この段に居たミミズ君はわずか30匹程。
それでも卵はいっぱいで、恐らく2000個を越える数あったように思われる。
ということは、この段にいた多くのミミズが卵を産んだ後、餌を求めて上の段に移動したのだ。
今回このボックスは堆肥収穫の後、残った餌、新しい餌と共に上段に移動した。同時に紛れ込んだ卵は2ヶ月後再び下段に移動してくる。そして3ヶ月後堆肥収穫をする時には子供ミミズくらいになっているかもしれない。

さて、今日の堆肥収穫作業は20分という比較的短時間で終わり、久しぶりに納得のいくものだった。
今後暖かくなって他のミミズ小屋も同様の状況が続くと嬉しいのだが。

ところで、収穫した堆肥からざっと卵を集めてみた。
10分で300個程の卵が集まった。
そこで、この卵のみを新たな観察小屋に入れておいた。特に何か実験を考えているわけではないが、この時期の卵の孵化実験や、3ヶ月後くらいに赤ちゃんや子供たちを集めた新たな実験をしたいときに使えるための取り置きだ。



2013年2月26日火曜日

さあ、新鮮でないみかんの皮をミミズ君に与えてみよう。ヒヨドリ

ヒヨドリはよく私の畑にきてブロッコリーなどを食べている。
畑をやる人間にとっては害鳥だ。
これまで何度か畑で出くわした。そこで写真を撮ろうとすると気付いて飛んで行く。
餌台でも取り付ければ、餌になるミカンなどいっぱいあるので、そのうち懐いてくれるかもしれない。
しかし、私にとっていくらかわいくても害鳥は害鳥。餌台を畑の中に取り付けたいという誘惑に負けてはならない。
今日は珍しく畑のすぐ側のフェンスの上でポーズをとってくれた。
ン〜やはりかわいい。





さて、ヒヨドリには好物のミカンもミミズ君にはあまり好かれていない。
みかんの皮にはd-リモネンという殺虫剤にも用いられる刺激物があり、これがミミズ君にはよくないとのことだ。

確かに、昨年狭い観察小屋の中で実験した限りでは、ほとんどのみかんの皮はミミズ君には有害だった。
しかし、同じく昨年の実験で、ちょっと時間が経ってきた温州みかんの皮とザボンの皮の表皮を剥いだものだけは食べてくれた。

我が家の果樹園には数種類のみかんの木があり、そんなに多くの収穫量ではないが、それでも毎日食べても食べきれない程のみかんがある。
当然食べた後の皮はかなり量のゴミになる。
何とかこれを、少しでもみみず君が処理してくれないかと願っているのだ。


そこで、まず落ちた腐りかけのザボン。これは食べ易そうに見えたので、これを5日程前に丸ごと与えて、みみず君が食べるかどうかを見ている。

これが落ちたザボンを置いている箱形3段重ねの上段
 ひっくり返してみてみたが、ミミズ君は今のところ食らいついていないようだ。
しかし、よく見るとシマミミズの赤ちゃんが2匹程表面に見える。
腐りかけのザボンは非常に見かけが悪い。こんな写真までブログに載せて申し訳ない。
ただこれも貴重な実験なのだ。
また、ザボンを置いていたところを見てみると、そこにはミミズ君の姿や赤ちゃんの姿があった。
どうやらこのザボンはミミズ君に嫌われてはいないようだ
ここはザボンをおいていた場所、数匹のミミズ君や赤ちゃんミミズの姿が見える。
もしかしたら、この後ザボンを置いていたところにいたミミズ君はこのザボンを食べ始めるのだろうか?

ちょっとその部分を掘ってみた。そこにはみみず君がいっぱいいる。
彼らの力を借りよう!

そこで、彼らが食べ易いようにみみず君がたくさん居た深さまでザボンを埋めてみた。

 ちょっと比較のために、食べ残ったリンゴとダイコンも同じようにそばに埋めておいた。

リンゴはすぐでもみみず君が食べにくるだろう。
ダイコンはそう簡単には食べれないだろう。

さあ、どんな結果になるだろうか?
1週間後には、この小屋の下の段の堆肥収穫がある。それに伴いザボンをおいた段は中の段に移動する。中の段を観察することは通常していないが、何かのついでのときでもザボンの様子を覗いてみることにしよう。

一方、刺激の強そうな八朔や伊予柑の皮もdーリモネンの刺激を減らすべく1ヶ月近くビニール袋の中で放置してみた。
少しカビが付いてきた。この感じで少しはdーリモネンは減っただろうか?
これくらいカビが付いてきたということはみみず君にとってはいいサイン?

こんな感じでミミズ小屋(金子3段重ねの上端)の片隅に置いてみた。
まわりにはみみず君がたくさんいる。
そのうち食べてしまうだろうか?
何となくまだミカンの皮には特有の刺激臭がある。これがdーリモネンを含んだニオイなのだろうか?
この段はまだしばらく移動しないので、餌をやるたびにミカンの皮の状態を観察出来そうだ。

1ヶ月して全く口を付けなければこれらザボンやミカンの皮はミミズ小屋から外すことにしよう。

この時期も、ミカンの皮は毎日ゴミになっている。
新鮮でないという条件で、みみず君がミカンの皮を食べてくれることを期待している。

2013年2月25日月曜日

ゴボウ作り初挑戦はダストボックスとガラ袋で!

これまで、ゴボウを育てたことなど全くなかった。
ただゴボウは好きでよく食材として使っている。

どうしても自分の作ったゴボウを食べたいので、今年はゴボウ作りに初挑戦だ!
一般のゴボウは長さが長い。
プランターで育てられる短いゴボウもあるようだが、今年は長いゴボウ作りに挑戦してみたい。

一般に家庭菜園でゴボウを作るのには、まっすぐ育てるのに波板を斜めに土に埋め込んで用いることが多いらしい。ただ、このやり方は結構スペースを必要とする。

そこで狭い場所でのゴボウ作りに何かいい方法はないかと考えていたときに、ダストボックスを使った方法がある方のブログで紹介されていた。
ン〜これは使えそうだ。さっそくダストボックスを1ヶ月も前に買ってきた。

一方、ことしはミミズ君のためのキクイモを収納する冷凍庫が出来たので、キクイモを土と一緒に入れていた土嚢袋が、キクイモを取り出した後、堆肥などを加えて野菜用の土嚢袋に変身している。これが結構な数になってきた。
これは利用出来ないだろうか?

土嚢袋はそのままでは高さが足りない。
2個を縦に連結しても穴の開け方や安定性に疑問が残る。
ガラ袋ならどうだろう?
高さがあるので強風でひっくり返るかな。
土がいっぱい必要なので、何袋か用意するのには腰が痛くなるかな?

などと色々考えていた。
ゴボウの種まきは4月の始め頃とのことで、まだそんなに慌てて準備する必要はない。
だが、初めての経験はワクワクするので、昨日ついに準備に取りかかった。
のんびりした日曜日。腰の負担にならぬよう、のんびり時間をかけての野良仕事だ。


まずガラ袋の方から始めた。
ガラ袋は通常の土嚢袋と比べ高さがあるので、倒れたら大変だ。
土深く埋める支柱をガラ袋の真ん中に挿すことにした。
まず、鉄パイプを金槌で袋を突き通して土深く打ち込み、竹支柱が入る穴を作る。
続いてその穴に竹支柱を挿し、土嚢袋に作っていた土を中に入れこむ。
支柱があると何となく操作もやり易い。
今日は一つのガラ袋に土嚢袋3袋分の土を入れた。
60を過ぎた私の腰には若干堪える仕事だった。

そして出来上がりが下の写真だ。
全部で5個の土嚢袋を用意した。
この辺が私の腰の限界だった。
この貴重なガラ袋1個で4本のゴボウを育てたいと考えている。
種植えまでかなり期間があるので、土が乾燥しすぎないように最初の1個は黒いゴミ袋をかけた。これは前もってイメージしていたのだ。
しかし、よく見るとガラぶくろには締めるための紐が付いていた。黒いゴミ袋は次の出番が見つかるまで小屋で眠ることになりそうだ。
ガラ袋の間においたサツマイモ用の土嚢袋と比べると大きさの差は歴然だ。
恐らく種まきの時期には高さが縮む可能性があるので、その時はさらに土を追加する必要が出るだろう。

一方、こちらはダストボックスを用いたやり方。
こちらはブログで見たやり方を踏襲した。
狭くて、幅が広くて、高さがあって、一番安いダストボックスを探してきた。

底とサイドに水ぬき用の穴をあけた。

昨年、ミミズ堆肥やアクアリフトなどを使ったツクネ芋の育ち方実験をおこなっていた場所に2個のダストボックスを設定した。
ゴボウは葉が茂ると結構場所を取るようだ。
場合によってはもう少し離して置いた方がよいのかもしれない。
一つのダストボックスに土嚢袋の土が2袋入ったので結構重いが、
この大きさまでなら何とか移動出来そうだ。
こちらも種まきまでに土のボリュームが減るのだろうか?
一つのダストボックスで3本のゴボウを育てようと思っている。
こちらの方は、黒いゴミ袋を乾燥予防に掛けておいた方がよいかもしれない。
ということで、何とか準備ができた。
何せ、初めてのゴボウ作り。
これから種をまく日、芽が出てくる日、育って行く日々、
そして収穫の日と楽しみがしばらく続くはずだ。





2013年2月24日日曜日

パオパオトンネル完成!カチガラス(カササギ)

今日は春が来たかのような好天気だった。
海は真っ青。
そしてさらに、春がそこにきている感じがしたのはこの景色。
福岡市の西方30km、福吉という町の菜の花。


数日前、我が家の畑でパオパオトンネル完成した。
といっても自分が作ったんじゃないんだ。
全面的にオババの力を借りてしまった。

トンネル栽培用の不織布(パオパオ)によるトンネルをこう呼んでいる。

半透明ゴミ袋でホーレンソウが順調に育っていたことは先日のブログで報告した。
その後、本格的に不織布でのトンネル栽培もしたくなったので、経験豊富なオババにちょっと相談した。
すると、すぐ全ての資材を取り揃えて下さり、「簡単だから資材を持って行って、自分でやってみたらいいよ」とのこと。
ン〜全く自信がない!
「トンネル作りは来年にしておきましょう。」と折角用意して下さった資材をそのままにして家に帰って来た。

それから数日後。朝自分の畑を見てビックリ!
ホーレンソウの畝の上に何とパオパオトンネルが完成していたのだ。

へ〜。パオパオトンネルはこんな風に作るんだ!
アーチは内側だけでなく外側にもついている
両端はこんな感じ。小さなアーチが組んでいる
両端にも小さなアーチがかかっている

これなら少々の風が吹いても大丈夫だ

これまで全くやったことがなかったもので全てが新鮮だ。
外から見ておおよそのイメージは出来た。
しかし、一度分解して組み立てを一人でやっておかないと、来年自分一人で出来そうにない。
ということで、このパオパオトンネルをすぐにでも分解してみたいのだが、もうすぐホウレンソウの収穫時期がくる。その時はいやでも分解しなくてはならない。
ここははやる気持ちを押さえて、もうしばらくこのままにしておこう。


ところで今日は佐賀県の県鳥「カチガラス(カササギ)」の紹介だ。
ここはキクイモ掘りをしている場所。
カチガラスは頭がいい。
農作業をしていると、高い木の枝や電線に止まってそれを見ている。
そして、こちらがちょっとでもその場を離れると、すぐに彼らは降りてくる。
人が耕した場所には、何か美味しいものがあることを彼らは知っているのだ。

こちらは高い木に上からこちらの仕事を覗き見ていたカチガラス

カラスのように集団で見かけることはほとんどなく、今回もそうだったがツガイでいることが多い。


北半球には広く分布するカチガラスも日本では比較的狭い範囲でしか見られないようだ。
佐賀県などの北部九州のカチガラスは朝鮮半島からの外来種らしい。
ただ、最近少しづつ生息範囲が広がっているとのことだ。





2013年2月23日土曜日

昨日紹介した鳥はハクセキレイの子供!ベランダで元気がなくなった木の移植。金太。

昨日紹介した鳥なんだろうかと思っていたら、友人からハクセキレイではないだろうか?というコメントを頂いた。
ちょっと見てみよう。
こちらが昨日紹介した鳥。
大人のハクセキレイのような尾を上下にちょこまかさせる動きは目立たなかったが、
飛んで行く姿は確かに大人のハクセキレイにそっくりだった。

そしてこちらは以前紹介したことがあるハクセキレイ
最初私にはとても同じ種の鳥には見えなかった。
上の写真がやんちゃな子供のハクセキレイ、下が大人として見てみたらどうだろう。
よ〜く見てほしい。頭から眼の後ろにかかる黒い部分。
眼にかかった黒いシマ。胸元の黒い班。見れば見るほどそっくりじゃないか!
確かに上の写真の鳥は少し表情も子供っぽく見えるし、羽毛も柔らかそうだ。まだ子供に違いない。

上の写真の鳥は好奇心旺盛だったが、子供だったと考えればなるほど!スッキリだ。

これを見抜ける私の友人は凄い!

ハクセキレイは子供と大人ではここまで変身するのだが、
我が家の愛犬?金太も散髪前後での変身は負けていない。

まずこれは前の日曜日、散髪前の写真。おでこはほとんど真っ黒だ。
散髪前
ところが散髪するとおでこに凛々しい?白い模様が見えてくる。
散髪後、白い部分がはっきりとしてすっきりした感じになる。
金太も今年で13歳になるので、人間の年齢に換算したらもう私の年を越えた?
それでも食欲の凄さと
散髪後に興奮して暴れる様は若いときと変わらない。



さて、話は変わってクリスマスツリーになりそうな木ということで5〜6年前に植木鉢に入る小さな木を買った。
クリスマスツリーとして使ったことは一度もなかったが、青緑の葉の色が鮮やかなので、気に入っていた。そこで玄関先の目立つところに置いていた。
コニファーの一種だろうか?木の名前は知らない。

その木は毎年少しづつ大きくなっていたし、とても元気そうに見えていた。
昨年のクリスマス頃から葉先が枯れ始め、少しづつそれは広がっていた。
根元には、これも名前を知らないが白いきれいな花をつける球根植物とワイルドストロベリーがある。
これらの植物は特に変わりはなかった。

ところがその木が昨年のクリスマスが過ぎた頃から急に葉先が枯れ始めた。
クリスマスに一度も出番がなかったので気を悪くしたのだろうか?

この辺りが一番重症だ。
まさか中国から飛んでくる大気汚染物質が原因じゃないよね?
今日もPM2.5の高濃度注意報が福岡市に出ていた。

何とか復活してほしいと思って見ていたが、次第に枯れ葉の範囲が広がるばかり。
このままほっておくと完全に枯れてしまいそうだ。

そこで、この木を地植えしてみることにした。

バランスを考えて昨年植えた畑の側のシンボルツリーの間に植えた。

何とか元気を取り戻してくれるといいのだが。
元気を取り戻して大きくなったら、クリスマスの時期にはこの場所で飾り付けでもしてみよう。
風が強い場所なのでしっかり支柱も立てておいた。



2013年2月22日金曜日

屋上に現れた鳥の名は?イチジクの挿し木

マナヅルは飛んで行った。鹿児島の出水市に飛んで行ったと思っていたが伊万里市の方にもツルが集まっているとのこと。そちらに行ったのかもしれない。
ちょっと寂しくなったが、今度は仕事場の屋上に小さな鳥が遊びにきた。

鳥の名はちょっと調べてみたが分からない。20cm弱の鳥だ。

なぜかペットボトルに興味を持ったようだ。どうやら好奇心旺盛のようだ。

水を飲みたかったのかな?


さて、先日果樹に関する雑誌を読んでいたらイチジクの挿し木は2〜3月がよいと書いてあった。

それとは知らず3ヶ月前(昨年11月に)に3本程挿し木をしていた。
11月の挿し木は根着いてないかもしれない。そこで、数日前、果樹園からこの時期に挿し木をしてみようと枝を取ってきた。下の写真がそれだ。
左側に3本挿しているのが昨年11月に挿し木してみたもの。
根づいているかどうかは不明だ。
右側に並べているのが今日挿し木のために取ってきた枝
実は、現在果樹園に2本のイチジク(ドルフィン)があるが、結構虫にやられてしまう。
今のところ枯れることはないのだが、今のうちに小さな苗木でも作っておこうと挿し木に挑戦しているのだ。

たくさん苗木を作る必要はない。
使える苗木が1〜2本出来れば上等なのだ。
しかし、挿し木がうまくいく自信が全くないので今回も何本も挿し木をしてみたというわけだ。

下の写真で上の方にたくさんある細い枝が今回挿し木したもの。
果たして目標の1〜2本、何とか根付いてくれるだろうか?
挿し木をした場所は畑の隅。特に土には何も手を加えていない。

さて、11月と2月の挿し木ではどちらがうまくいくだろうか?
比較するのには枝の太さが違いすぎる?
その辺は気にしないでみていこう。