2013年2月27日水曜日

発酵液肥1ヶ月後、ボックス3段重ねは極めていい感じ

1月の終わりに発酵液肥作りのトライをした。
ペットボトルで油かすを使って作る発酵液肥の話が、「Hanna-papaの菜園日記」
というブログに載っていた。
まずはそのやり方を踏襲し、比較のため発酵鶏糞、発酵牛糞らによる発酵液肥作りにも挑戦してみた。

上の写真は設定時。右から1)油かす2)発酵鶏糞3)発酵牛糞による発酵液肥
を作るために設定したペットボトルだ。一番左は4)ミミズ液肥
写真右端はブログの説明通り、ペットボトルに1cm強の油かすを入れ、その上に取り置いた水を入れていた。
その横から2本は、同様の方法で、発酵鶏糞、発酵牛糞を入れたものだ。
一番左のボトルはミミズ液肥が入っている。

1週間後まで時々観察していたのだが、全く発酵のサインがなかったのでそのまま放置して今日になった。最初の設定から約1ヶ月が経った。
どのペットボトルも発酵してガスが溜まっているようなふくらみはない。
どのペットボトルにも下の方に沈殿物がある。
どうやら肥料がそのまましたに沈殿したようだ。
外から観察してみると、どれも何か溶けてないものが下の方に沈殿している。
今日など天気もいいし、気温もそこそこ上がった。
それでも全く発酵していないのだろうか?ペットボトルは全く膨らんでいない。
蓋を開けてみたがガスは全くでてこなかった。
ペットボトルを振ってもう一度蓋を開けてみた。
全くガスはでなかった。

そこでペットボトルを振ってみて再度蓋を開けてみた。何の変わりもなかった。

もう少し暖かくならないと戸外での発酵液肥作りは難しいのだろうか?
とにかく今回の発酵液肥作りは失敗
3月に入ったらどうなるか、また全く同じ方法でやってみよう。



ところで、今日はボックス3段重ねの堆肥取りをした。
ボックス3段重ねは満杯まで餌を入れたことがない。
そのためか、今のところ金子3段重ねの方が堆肥収穫量が多い。
この小屋にフルに餌を入れれば堆肥収穫量は我が家の小屋の中で最大になるはずだ。

この堆肥取りが、久しぶりに極めていい感じだった。

最近の3段重ねの堆肥収穫の際、下の段に食べ残しの餌と共にみみず君がたくさん残っているものが多かった。
どうも残っているみみず君の数が多いと、堆肥とミミズの分別に時間がかかってしまう。これでは、本来3段重ねを始めた意味がなくなってしまうのだ。
ということで、最近はちょっとフラストレーションが溜まる堆肥収穫作業が多かった。
それはこの寒い時期、みみず君が食べ物を食べるのが遅いことにも関係していたのだろう。

今日のボックス3段重ねも、前回1月のチェック時は下の段に1000匹を越えそうなミミズが残っていた。恐らく今日も同じくらいの数のミミズが残っているだろうと思っていた。
ところが、実際この段に居たミミズ君はわずか30匹程。
それでも卵はいっぱいで、恐らく2000個を越える数あったように思われる。
ということは、この段にいた多くのミミズが卵を産んだ後、餌を求めて上の段に移動したのだ。
今回このボックスは堆肥収穫の後、残った餌、新しい餌と共に上段に移動した。同時に紛れ込んだ卵は2ヶ月後再び下段に移動してくる。そして3ヶ月後堆肥収穫をする時には子供ミミズくらいになっているかもしれない。

さて、今日の堆肥収穫作業は20分という比較的短時間で終わり、久しぶりに納得のいくものだった。
今後暖かくなって他のミミズ小屋も同様の状況が続くと嬉しいのだが。

ところで、収穫した堆肥からざっと卵を集めてみた。
10分で300個程の卵が集まった。
そこで、この卵のみを新たな観察小屋に入れておいた。特に何か実験を考えているわけではないが、この時期の卵の孵化実験や、3ヶ月後くらいに赤ちゃんや子供たちを集めた新たな実験をしたいときに使えるための取り置きだ。



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