どのミミズ小屋でもミミズ君の減少を認め、ほぼ全滅した小屋もあった。
それに対し、観察小屋の方はこれまで調べたものにはほとんど問題がなかった。
これは観察小屋がミミズ小屋と比べ、小さいので暑さには弱いと思われるが、全てが蓋付きで乾燥しにくい構造であるのがよかったのだろうと判断していた。
ところが、今日チェックした観察小屋では蓋は付いていたがみみず君が全滅していたのだ。
この観察小屋はサイズが最も小さく、暑さの影響を受け易かったのだろう。
30匹でおこなっている寿命実験第6弾の9ヶ月半目だったのだが残念な結果となった。
この観察小屋はみみず君が30匹しかいなかったので容器が小さい。 緑の蓋が付いている通常サイズの観察小屋よりかなり小さな容器だった。 餌が食べられ、ボリュームが減っていたので暑さの影響を受け易かったのだろうか? |
これが観察小屋の内容。餌はなくなり、堆肥は出来ている。 乾燥もひどくない。他の虫の侵入もない。 |
内容に極度の乾燥はない。
ミズアブその他の虫の侵入もない。
それでもミミズ君は0匹!完全にいなくなったのだ。
考えられる原因はやはり暑さそのものだろう。
この実験は、秋に出来た卵が年末に孵化して、そこから30匹を選別して育てていた。
先月まで全く問題のなかった観察小屋だ。
ちなみに先月チェック時のミミズ君は下の写真。
全く元気な30匹だ.このみみず君が1ヶ月で全滅なんて信じられないのだが。 |
こちらが先月与えた餌。与えた餌に問題があったとは考えられない。 |
こんな感じで観察小屋一杯になっていた。 今日チェック時は容積は1/4くらいに減っていた。それ自体全く問題はない。 堆肥も上等に出来ていたのだ。きっと堆肥を作ったあとミミズ君は死んだのだろう。 |
餌を食べてしまって体積が減ったので、暑さの影響をもろに受けたのだろう。
寿命実験など、ミミズが少ない方が実験はやり易いのだが、このサイズの観察小屋は今後使わないことにしよう。
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