来年の同じ時期も夏期休暇を取りたい。
そのためには、水やりをしないでも1週間くらい苗が枯れない水やり法が必要だ。
考えたのは腰水法(storage water infiltration system)と点滴灌水法(drip infusion system)。
昨日紹介した腰水法はどうやらうまくいきそうな感じだ。
一方、点滴灌水法(drip infusion system)はまずペットボトルに小さな穴を空けてトライした。
しかし、0.4mmという小さな穴でおこなったものでも6時間持たなかった。
その後20Lのビニール袋ではどうかということで、小さな穴を空け1週間見てみたが、こちらは十二分に持った。第一段階クリアだ。
しかし、ビニール袋は大きいので、通常の苗では茎を圧迫しないように置き方に工夫が居る。
もちろん、土嚢袋に水が浸みわたることも必須条件だ。
そこでまず、下の写真のような感じで2つの土嚢袋に股がるようにビニール袋を置いてみた。
両方の土嚢袋に水が滲み出るように小さな穴はビニール袋の下面の両端に空けている。 しかし、この状態のままでは苗の茎を圧迫しそうだ。 |
そこで、また下手な工作能力で下のように細工した。
竹と紐を用いて、こんな感じにビニール袋が苗を圧迫しないように工夫してみた。 |
5日程経った火曜日、連休で3日空けていたのでどんな具合いになっているのか屋上の様子を見てみた。
両方の苗はともに元気だ。
水は順調に半分以下に減っている。 drip infusionはうまくいっているのだろう、2本の苗は元気だ。 |
同じ時期に、隣のプランター内に置いているピーマンやサツマイモを入れた土嚢袋を見てみると、3日間水をやらなかっただけで下の写真のような有様。
こちらは両方の苗ともにカラカラ状態。慌てて水やりをした。 苗は水やり後は元気を取り戻したが、こんな水枯れは苗のためには悪いに決まっている。 |
さっそく水の状態を見てみよう。
ビニール袋の底に僅かに残っているだけになった。
20Lの水が約1週間をかけて2つの土嚢袋に滲み出た。 理想的!といっていいだろう。 |
土嚢袋の間にビニール袋が落ちないように、底に置いた竹も意味をなしているようだ。
ちょっと上の写真では分かりにくい。 最後に残った水は底に置かれた竹で左右に分かれている。 これで最後の一滴まで左右の土嚢袋に浸み込む? |
これからは、このビニール袋には1週間に1回程水を足していこう。
ただ、ビニール袋を固定してしまったので水を足すときは上から注がないといけない。
ビニール袋の周りを苗を圧迫しないよう竹と紐で固定しているので、この袋の移動は無理だ。 |
上方からジョウロの先を外して水を補給した。 |
こんな感じで、水を足した。 このプランターにはまた1週間程水やりをしないでいいはずだ。 |
水やり作業を減らすという意味からは、この灌水法、一つのプランターだけにおこなったのでは意味がない。
こんな20Lビニール袋による点滴灌水法(drip infusion system)をおこなうプランターが増えれば、きっと普段の水やり作業が減って真夏でなくても助かるに違いない。
こんな20Lビニール袋による点滴灌水法(drip infusion system)をおこなうプランターが増えれば、きっと普段の水やり作業が減って真夏でなくても助かるに違いない。
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