2013年9月20日金曜日

黄緑色のクロメンガタスズメの幼虫も観察小屋で飼育開始。グロなクロメンガタスズメの幼虫はピンチ!明日から小旅行。

我が家のトマトやナスに付くクロメンガタスズメに2種類あることを先日紹介した。
顔つきが全く違うのでそれぞれの幼虫がどんな成虫になるのか見たくなった。


これまで、黄緑色のクロメンガタスズメはトマトの苗だけで見かけていたのでトマトの撤収が終わった今の時期、もう見かけることはなかろうと思っていた。

ところが、この黄緑色のクロメンガタスズメがナスの葉や茎に居たのだ。
見つけたのは先週末。
こちらのクロメンガタスズメも擬態?


まだ、小さめの個体も見つけた。
 これら3匹はグロテスクな幼虫を入れた観察小屋とは別の観察小屋に入れた。
まだ、小さめの個体もあり、土を被せるには早すぎると思われたので、この観察小屋の中にはナスの葉や茎をいっぱい入れておいた。
観察小屋の中に3匹とも入っている。この幼虫にしては観察小屋は小さすぎる?
もしかしたら2匹の方がよかったかな?

これでそれぞれのの幼虫が蛹となり成虫となれば、全く違う様相のクロメンガタスズメがどんな顔つきの成虫になるのかが確かめられる。羽化するのは4月くらいになるそうだ。

ところで、一歩先にナスの茎にいたグロテスクなクロメンガタスズメの飼育を始めていた。

クロメンガタスズメは秋に土の中に潜り蛹になると聞いた。
上の写真のグロな幼虫はもう十分に大きくなって、蛹になりそうな大きさに思えた。
そこで、上の写真のようなナスの茎葉と一緒に置いた幼虫の上から土を被せておいた。
グロな幼虫を設定したのは10日程前だ。


さて、今日は何気なくこの2つの小屋の様子を見てみた。
黄緑の方は観察小屋に入れて6日目。外から元気な姿が見える。
いっぱい入れたと思っていたナスの葉はかなり食べられている。
グロの方は10日目。外からその姿が見えない。
土の中に潜っていたら見えないのが当然か?
そこで、少し餌になるナスの葉でも加えてやろうと思って蓋を開けてみた。
黄緑の方は予想通り。2匹の元気な幼虫が見えた。
ここには幼虫が1匹見えている。元気だ。別の場所にもう1匹の元気な幼虫が見えた。
上の方はまだ新しい葉っぱが残っていたが、下の方の葉は奇麗に食べられ、糞がいっぱいだ。
この幼虫の食欲は凄いのだ!
つづけてグロい方を入れた観察小屋の蓋を開けた。えっ!!
土の下に入れていたはずの幼虫が上に出てきてほとんどダウン状態。土の上でじっとしている。
ちょっと触ってみても僅かに身を動かすだけだ。明らかに表面の緊張がなくなり痩せている。
土を被せたのが悪かったのか?早めに餌が無くなってしまったのか?
考えてみれば、蛹になるときは自分で土の中に潜るはずだ。
土を下に置いてその上にナスの茎葉と幼虫を入れておけばよかった!
ここまでこの幼虫が弱ったのはなぜだろう?土の下で酸欠?
観察小屋には上にも下にも小さな穴を空けている。
酸欠にはならないはずなのだが?
土の下に置いていた餌としてのナスの葉や茎が無くなった?土の下のナスの葉や茎の状態はよく見えない。それとも、土の下に置いていたナスが美味しくなかったのだろうか?
ン〜分からない。

仕方ない。とにかく餌になりそうなナスの葉と茎をいっぱい土の上に横たわる幼虫を覆うように置いておいた。
しかし、ここまで弱れば、この幼虫、復活はまず無理に思える。
復活は難しい?とにかく復活を信じて餌になる葉っぱなどいっぱい置いておいた。
黄緑の幼虫の方にも、またたっぷり餌になりそうなナスの葉と茎、さらに実も入れておいた。
こんな感じで、新鮮ナスの葉などをたっぷり入れておいた。
しかし大きな芋虫の食欲から考えると時々餌の追加が必要だろう。
クロメンガタスズメの幼虫飼育、予想より難しそうだ。
これまで、ミミズや、カブトムシやクワガタなど色々な虫を飼育してきた経験がある。
しかし、芋虫の飼育は初めてだ。
今日餌を足しておいたものの、グロいクロメンガタスズメの幼虫の弱り方から考えて復活
は難しそうだ。

この幼虫飼育に関しては、ちょっと考えが甘かったようだ。
一番の失敗は土を被せたことだろうか?早めのチェックが出来なかったのが一番の問題だったかもしれない。

今後、黄緑の幼虫の方も、時にチェックと追加餌やりが必要になるに違いない。
確かにこの幼虫、凄い食欲なのだ。
また、この黄緑の幼虫の方は時期を見て、観察小屋の下方に蛹になるための土を入れなくてはならないだろう。


さて明日から連休を利用して小旅行。北海道の大雪山(旭岳)に山歩きに行く予定だ。
この時期の北海道、何と言っても紅葉が楽しみだ。


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